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2023年4月の記事一覧
疲れ果てたときのパスタ帖
一日中外で刃物を扱い、高い所に登る危険な仕事をする毎日。ときには映画『レオン』のジャン・レノみたいに掃除を遂げ帰宅したとたん緊張感が緩んで座りこみ呆然と何もしたくない日もある。それでも風呂を沸かし、洗濯し、家根裏に干すルーティンを粛々と進める。そして晩御飯の準備。米を研いで鉄鍋で炊く場合はおかずをどうするか。そこで思考停止に陥いる。
そんな疲労困憊した夕暮れはお助け本にすがる。写真家・萬田康文さ
ボート&トートを染める
つい先日、80年代に国際FAXで北米メイン州から取り寄せたL.L.Beanのボート&トート、ミディアムサイズ(重さ約500グラム)を家の納屋にて発掘。
長らく放置している間に埃まみれで黒ずみ、ペンキなど汚れがあちこちに付着。薄情な扱いを謝り、油汚れを落とす強力な洗剤で洗濯。
その勢いで藍色に染めてしまおうと以前、黄ばんだ麻の白シャツを染めた染料に漬けた。ところがうろ覚えのまま、水量と水温、さら
フジのちコーヒー&ケーキ
横須賀しょうぶ園のフジが満開。というか枯れ落ち始めていると聞き、あわてて観に行った。例年以上に暖かく、花は2週間近く早めに咲いている。大きな気候変動に伴い、以後は植物の手入れも前倒ししていかなくては、と実感。
青紫が茂り垂れる藤棚は夢のように美しい。陶然と眺め惚けるたびに我が家の小さな裏庭にコンパクトな藤棚を設けて酒を呑みながら昼寝できないられないかと夢みてしまう。
快楽に溺れそうなパーゴラに
LIFXのスマート電球
アイデアに多くの賛同、支援を受けて10年前にオーストラリアで起業したLIFX(ライフエックス)社。Wi-Fi経由スマホでON/OFF、光量の強弱、色温度を自在に操れる同社のスマート電球をビックカメラの貯まったポイントで購入。
スマート電球を買うのは初めてで、ユーザーの評判を参考に約2,000円のLIFX製品を選んだ。スマート電球としては値段が手頃なのは白色から暖色系へと調整可能な色幅が限られてい
ブリスケットのコンビーフ
自分には未知だけど、アメリカではカジュアルな食材である牛の肩バラ肉「ブリスケット」に関心が湧いている。じっくり漬けこんだり、手間と時間をかけて焼き上げいくと極上の美味しさに昇華するようだ。
アメリカのマニアックな食文化と味わいを知りたくて葉山で本場の旨さを探求する研究所的バー「808LAB」へ仕事帰りに寄った。2週間前ほど友人とここで呑んだ際、オーナーの宇野さんから佳いブリスケットを独白なコネで
DP3Merrillで散歩
ISO感度は400が限界。1ショットあたりのデータ量が膨大ゆえバッテリーの消耗が速い。シグマ純正のアプリによるRAW現像はとても時間がかかる。10年前に発売された、そんな面倒で超個性的なオールドデジタルカメラ『シグマDP3 Merrill』を今も散歩の友に携えている。独特の描写に魅せられ続けているからだ。
たまたま手にしたアートディレクター・清水シンゾーさんデザインのカタログ。セイケトミオさんが
4月のダイヤモンド富士
ここ数日、葉山に暮らす知人たちが、富士山山頂に夕陽が落ちる『ダイヤモンド富士』の写真をインスタにアップしていて、今はそんなタイミングなのかと気づいた。いつも参照しているサイト『富士山とともに』を覗いたら昨日は家から近い葉山一色海岸が鑑賞に適したポイントだとわかり、仕事から戻ってひと風呂浴びて日没の5時55分を目指してビーチに向かった。
陰翳が劇的なこの小径を歩いて行くのは久しぶりだなぁ。海からは