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LIFXのスマート電球
アイデアに多くの賛同、支援を受けて10年前にオーストラリアで起業したLIFX(ライフエックス)社。Wi-Fi経由スマホでON/OFF、光量の強弱、色温度を自在に操れる同社のスマート電球をビックカメラの貯まったポイントで購入。
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スマート電球を買うのは初めてで、ユーザーの評判を参考に約2,000円のLIFX製品を選んだ。スマート電球としては値段が手頃なのは白色から暖色系へと調整可能な色幅が限られているから。もとより夕陽に近いオレンジ色の灯りを好む自分には充分な最小限機能に惹かれた。
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リビングの照明器具は簡素に徹し、電線も露わに。白色の電線と絶縁用の白い碍子を組み合わせて施工してくれたのは鎌倉材木座の中山さん。二階堂にあった最高に美しいレストランバー「0467」など鎌倉の瀟洒な飲食空間の電気工事を請け負ってきたセンス抜群な工人だ。
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LED電球の暖色はあまり好きになれなかったが、微細に色温度と彩度をコントロールできるこの製品ならマニアックな嗜好と折り合いがつけられるかもしれない。これは日没時の陽光をイメージしたという灯り。
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赤強めなキャンドルライト色も妖しげでおもしろい。炎状にゆらめくシーンモードも選べる。
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外から観ると、こんな感じの色味。バーっぽい演出をできるかな。
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色温度、彩度、明るさはLIFX純正アプリのほか、iPhoneユーザーはiOSアプリ『ホーム』で直感的にコントロール可能なのが未来的で心躍る。起床時間や帰宅時間などに合わせて好みの灯りをタイマーで照らすこともできる。
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長崎佐世保の工人、故・野田利治さんに編み組みしてもらったカゴに徳島アワガミファクトリーの和紙『ランプ用原紙』を内張りして自作したランプシェードをかぶせてみた。
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簡素さが佳いこのトップライトには過剰なデコレーションかなと思ったけれどキャンドルライトのいやらしさが和紙に透けるとかなり和らいで、大好物な色合いに。
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床近くで造形作家 川村忠晴さん作のほおづきランプを点けると、温かみある色が響き合ってリビングがすこぶる心地よくなった。
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輝度を3%くらいに抑えると、実用と雰囲気を兼ね備えた常夜灯に。LED電球の進化には驚くばかり。LIFXの叡智をリスペクト。
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