自分に自信が持てない人は、まずは筋肉痛になろう

今日は、自分に自信がない人に是非参考にしていただきたいことをご紹介します。

もちろん人それぞれケース by ケースですが、そもそも自信のない人はその理由の所在がはっきりしていない(自分の何にコンプレックスを感じているか自覚していない）というケースがあります。理由がはっきりしているならそれを頑張ればいいだけの話なので、もう少し話はシンプル。あとはやる気を出すだけ。

理由がはっきり自分でも分かっていなくて、ただ漠然と「私なんて・・・」とか「自分には価値がない」と思っている人にまず知ってほしいことがあります。

それは、どんな人にも必ず良いところがあり、その人特有の輝きがあるということ。ただ、その輝きは放っておいても勝手に放ってくれるわけではなく、「自分は努力をしている」という自覚があって初めて、そこから湧き出てくる自信によって輝き始めるものであると、私は考えています。

だから、仕事を頑張っている人や、ダイエットを頑張っている人、何かに熱中している人って、なんだか輝いていますよね。いつも笑顔でキラキラしていますよね。もしあなたが、何か頑張りたいことや熱中したいことが他にあるならそれでいいのです。ただ、やはりそれでも一番におすすめしたいのがエクササイズして筋肉痛になるということなんです。

筋肉痛になれってどういうこと？

エクササイズといっても色々あります。ジョギングとか、ヨガとか、ストレッチとか、筋トレとか。私のおすすめは間違いなく筋トレ！なぜなら筋肉痛になるから！

自分に自信のない人って、結構高確率で運動不足な人が多いです（もちろん全員じゃないです、確率的なお話です）。運動をすると脳の血流が良くなるり、酸素が十分に行き渡ります。そうすると、いわゆる幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が盛んになり、心が落ち着いてさわやかな気分になるのです。そして何より、運動が身体に良いことというのは誰でも知っていることなので、「自分の身体のために良いことをした」という達成感と充実感を味わうことにより、自己肯定感が上がるのです。

ジムに通っている人や、定期的にエクササイズをしている人って、どこかさわやかでポジティブで自分に自信がある人が多いのは、そういったホルモンの働きが関係しているのです。

では、ここで「なぜ筋肉痛になれというのか？」というところです。軽くジョギングして汗かくだけじゃだめなのか？もちろんあまりにも運動不足な人は軽いウォーキングや軽いジョギングをするところからスタートしてもいいです。運動不足だとそれでも筋肉痛になりますから！
でも、それだけだと汗はかいても筋肉痛にはならないよってレベルの方は是非筋トレを取り入れてください。

これは私が身をもって体験したことなのですが、ジョギング等の運動をした直後は確かに気分がいい。汗をかいた後に浴びるシャワーも気持ちがいいし、気分がすっきり。でも、この気分ってずっとは持続しないんです。なんなら一晩寝て朝起きたらまたずーーん、なんてこともあります。

「昨日汗かいてあんなに気持ちよかったのになー」

って思うんです。

でも、ちゃんと筋トレして適度な筋肉痛になっていると、3日程度痛みが続くんですね。そうすると何が起こるかというと、

1.　筋肉痛になっている身体の部位に自信がもてる

「ここの部位、筋肉痛になってるということは引き締まってきているってことだよね」と思うと、自然と自信が湧きます。例えば、脚が筋肉痛の時って、なんとなくスキニーパンツを履いて周囲に見せたくなる。筋トレを続けているとそんな気持ちが徐々に出てくるんです。「人は見た目じゃない」とか「見た目で判断する人なんてこっちから願い下げ」という人がいますが、自分の見た目に気を使っているか、自分の身体のために良いことをしてあげているか、というのは自分に対する自信にモロに直結します。誰だってブスより綺麗な人がいいし、誰だってだらしない体系より適度に筋肉がついた綺麗で健康的な身体の方がいいからです。

2.　持続する自己肯定感

前述した、「自分の身体のために良いことをした」という達成感と充実感。筋肉痛を感じる度に湧き上がります。筋肉痛は通常3日ほど持続しますので、自然と自己肯定感も持続します。そして週1回～3回程度の筋トレを継続することによってさらに身体が綺麗になり、自律神経が整うので身体の調子も良くなり、顔色が良くなる。内側から湧き出る輝きで、自分に対する自信が高まっていくのです。

こういった効果の副産物として、今度は食べるものに気を付けるようになったり、肌が綺麗になるので化粧の仕方にも注意するようになったり、ネイルも綺麗にするようになったり・・・とにかく筋トレして身体が引き締まることで得られる効果は計り知れません！

筋トレして「彼氏いない歴＝年齢」を卒業、即結婚した友人

私は中高が一貫の女子校でした。私も含め、当時はクラスメート全員が男性に全く免疫がなく、彼氏がいる子もほとんどいない状態。

大体は、大学に進学してからこういった初心な状態を卒業し、それぞれ彼氏を作って成長し、結婚していくのですが、中には例外もあります。

私の仲の良かったＫちゃんは、高校を卒業してから女子大に進学。周りのみんなが次々と彼氏を作って恋愛を楽しんでいるなかで、「彼氏いない歴＝年齢」を更新しつづけてあっという間に29歳になりました。いわゆるみんなが結婚に焦り始めるアラサーに突入したのです。

ある日地元に帰省して彼女とご飯に行った時、ふと思ったのです。彼女って自分に自信がないんだなと。で、一言いいました。「Ｋさ、ジム行って筋トレしてみなよ。人生変わるから。」

これね、何か意図していたわけではなく、私も軽い気持ちで言った言葉だったんです。だから本当にこの後Ｋがパーソナルトレーニングに通い始めたなんて知りませんでした。

そしてそんな言葉を言ったこともすっかり忘れて半年後に再会。すると、思わず「え！？」と声を上げてしまうぐらい変化した彼女が登場したのです！元々太りやすい体質だった彼女は、以前は運動もしておらず標準よりぽっちゃり気味がデフォルト。ファッションも体系を隠すようなゆったりした服装でした。ところが半年後に会った時は、なんとタイトスカートとハイヒールを履き、見違えるような綺麗な女性に変身してたのです！

↑ これはちょっと綺麗すぎるけどな。笑

正直に言うと、彼女はもともとがぽっちゃりなので、半年で痩せられたとしても標準よりやっぱり少し太めなんですよ。でも体系よりももっと変わったのは、まぎれもなく彼女の自分に対する自信でした。

猫背が改善されて姿勢が良くなっていたし、肌はつやが出て、表情が非常に明るくなっていました。「まだまだダイエットは継続してるけど、運動初めて良かった」という彼女の顔には満面の笑み！

その後まもなくして、彼女には合コンで知り合った彼氏ができ、1年も経たないうちにゴールイン。すっごくステキな旦那さんをゲットしました。

当時は特に深い意味も無しに言った「筋トレしてみなよ」という言葉でしたが、ここまで一人の人間を変えるとは想像もしていませんでした。

人は必ず変われる。変わる方法はそれぞれだけど、何をしていいか分からなければ、まずは筋トレから初めてみませんか？