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ぼくのサンフレッチェ・ライフ

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関東に住む一人のサンフレッチェ広島を応援する者による観戦記。スタジアムでの出会い、出来事など独自な視点による世界。
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記事一覧

天皇杯2回戦~想定以上の大勝

2024年6月12日 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 2回戦 サンフレッチェ広島 vs FCバレイン下関 福山通運ローズスタジアム

 おこしやす京都び1-5の敗戦。

 天皇杯で下部カテゴリーとの試合となると絶対に頭をよぎる過去戦績である。選手層を厚くする為にはターンオーバーはしたい。だけどそれをやるととんでもない痛手を被るのでは。そんな疑念で揺れ動くもののスキッベ監督は全選手入れ替え

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ルヴァンカップFC東京戦~準々決勝進出

2024年6月9日 ルヴァンカップ プレーオフラウンド 第2戦 サンフレッチェ広島 vs FC東京 エディオンスタジアム広島

 どんよりと曇った空の下、第2戦をホームで迎えた。第1戦を制したことで一応は有利な立場にあるもののギリギリだっただけにまるで余裕が感じられない。そしてせっかくのホームなのに空席があるのは寂しいことだった。この辺がカップ戦の限界でもあるのだろうか。

 この試合のメンバーは

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ルヴァンカップFC東京戦~苦手なチームに先勝

2024年6月5日 ルヴァンカップPO第2戦 FC東京 vs サンフレッチェ広島 味の素スタジアム

 9連戦の2戦目。まだまだ序盤でありながらも志知が左サイドに入った以外はほぼ予想通りのメンバーだった。結果を出してる選手を使い続けるのがスキッベ監督の流儀であるがワントップのピエロスなどは怪我が多いだけに酷使に対して不安を感じざるを得ないのだった。ただ、それだけルヴァンカップに重きを置いてるという

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磐田戦~ピエロス2ゴール

2024年6月1日 サンフレッチェ広島 vs ジュビロ磐田 エディオンピースウィング広島

 夏に向けての最後のデーゲーム。日中は半袖でもいいが夜になると肌寒いという着るものに迷う季節の転換期。そしてサンフレッチェはこの試合を皮切りに9連戦が始まる。その初戦。いいスタートを切っていきたい。

 この試合、累積警告により荒木が欠場。代わりに中野がCBに入る。そしてワントップにピエロス。前節からの変更

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セレッソ戦~予定調和的な引き分け

2024年5月26日 セレッソ大阪 vs サンフレッチェ広島 ヨドコウ桜スタジアム

 セレッソに所属していた加藤がトップに入った。それ以外は前試合と同じスタメン。ただ、その中に新井、松本泰志もセレッソに所属していたことから因縁めいたものを感じる。それでなくてもセレッソとは毎回接戦になる上に今回は勝ち点も1差しかない。この試合、勝った方が上を目指すことができる。順位的にもそんな様相を呈していたのだ

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ルヴァンカップ・ヴェルディ戦~城福監督との対戦

2024年5月22日 ルヴァンカップ1stラウンド 3回戦 東京ヴェルディ vs サンフレッチェ広島 味の素スタジアム

 無事2回戦を勝ち抜けると早くもJ1同士の対戦となった。その相手はかつてサンフレッチェを指揮した城福監督率いるヴェルディ。手の内がわかってるだけに侮れない。そして中2日の連戦となる中、前節リーグ戦とそれ程変わらず、塩谷がボランチに入った程度の変更だった。対してヴェルディはガラッ

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京都戦~新井のハットトリック

2024年5月19日 京都サンガFC vs サンフレッチェ広島 サンガスタジアム by KYOCERA

 屈辱的な2連敗の後になるこの試合、スタメンは大きく替わっていた。何かを変える必要はあった。2戦連続の3失点での敗戦の傷跡は大きくチームを立て直す為にも同じ轍を踏むことだけは避けなければならなかった。それだけにこの大胆なメンバーの入れ替えは納得のいくものでありつつも逆にこれで負けたらもう打つ手

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鹿島戦~繰り返す同じ失点

2024年5月15日 サンフレッチェ広島 vs 鹿島アントラーズ エディオンピースウィング広島

 大橋、川村が復帰してやっとベストメンバーの組めた試合。強い陽射しが落ちてきてナイトゲームと向かう中、ゴール裏からは今までにない熱量の声援が放たれたのだった。チケット完売、最高の雰囲気で期待感の大きい試合の入りだった。

 マンツーマンでの守備により高い位置からプレッシャーを掛けていく。が、このプレス

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名古屋戦~無惨なる敗戦

2024年5月6日 サンフレッチェ広島 vs 名古屋グランパス エディオンピースウィング広島

 それは開始2分ことだった。GK大迫へのバックパスは佐々木へとリターンされるとこれをトラップミス。その隙をプレスに入られたまらずしたバックパスはGK大迫にパトリックに詰められることにより掻っ攫われそのままゴールに流し込まれる。失点、あまりにも早い失点だった。そしてそれはあまりにも安い失点でもあった。

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新潟戦~アディショナルタイムに追いつかれ引き分け

2024年5月3日 アルビレックス新潟 vs サンフレッチェ広島 デンカビッグスワンスタジアム

 ゴールデンウィーク。Jリーグにとっても掻き入れどきであるがおあつらえ向きに快晴の空模様だった。ただそれでも怪我人の多さに一点の憂いを感じてしまう。一人復帰すれば一人怪我をする。直近では絶対的スコアラーの大橋の離脱がアナウンスされた。唯一点を決めれる選手が不在の中、今度こそは勝ち切りたいと切迫した想い

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川崎戦~悔しき引き分け

2024年4月28日 サンフレッチェ広島 vs 川崎フロンターレ エディオンピースウィング広島

 夏への入り口。汗ばむ陽気はそんな様相を呈していた。その中でこの日もスタジアムには観客が埋め尽くされ気分が上がる。今日こそは勝ちたい。今日こそは勝つ。勝ち点3を取らなければいけない試合なのだった。

 ただし相手は苦手とする川崎。そしてボランチとしてチームを兼引きする川村の欠場。それでもマルコス・ジュ

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ルヴァンカップ奈良クラブ~弾みのつく大勝

2024年4月24日 YBCルヴァンカップ 1stラウンド 2回戦 奈良クラブ vs サンフレッチェ広島 ロートフィールド奈良

 大会ルールの変わったルヴァンカップ初戦の相手はJ3の奈良クラブだった。今期昇格したばかりであまり情報はない。だけど相手はサンフレッチェのことを研究しつくしている。下位カテゴリーのチームとの対戦は必ずそういう理不尽さが出てくるのだった。

 ミッドウィークということもあ

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札幌戦~決定力不足によるドロー

2024年4月20日 コンサドーレ札幌 vs サンフレッチェ広島 札幌ドーム

 その寒さはやはり本州とは違った。乾燥した空気が冷気を伴って降りてくる。そこに身を切り刻むような寒さを感じながらもドームに入ると一安心する。今更ながら北海道に屋内のスタジアムがあることにありがたさを感じるのだった。

 たださすがにアウェイゴール裏は人が少ない。その中でも塊り声を張り上げるサポーター。だがさすがに札幌の

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福岡戦~わだかまりのある引き分け

2024年4月13日 アビスパ福岡 vs サンフレッチェ広島 ベスト電気スタジアム

 快晴の福岡。全国的に春の陽気に包まれてシャツ1枚でも過ごせるような気温は絶好の観戦日和とも言える。が、福岡のスタジアムには空席が目立ちどことなく寂しい気もしてくるもののそれを揶揄する気にもならないのはかつて広島もそうだったからだ。どんなに成績を上げようと客が来ないのは危機感を生み、それが勝利への執念となってくる

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