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資格を取っても収入が増えないのは、あなたのせいじゃなかった。

中野丈矢です。

ネットから飛び込んでくる「コーチになって稼ごう」「カウンセラーの資格を取ろう」という言葉。

その中からビジネスとして成り立ってるのは1〜2割だと言われてます。

その人たちは何をしてるのか?

「君もコーチの資格取れば稼げるんだよ」


これは僕がちょうど起業初期だった頃でしょうか。「コーチング」という言葉が独り歩きをし出した頃に、僕の周りでも「コーチになる」と宣言する友人がいました。

それも一人や二人ではありません。何十人単位で、「コーチになる」と言い出したのです。そのうちの一人に話を聞く機会があって、詳しい内容を教えてもらいました。すると、こんなことを言っていたのです。

「コーチになると稼げるんだよ」と。

続けて「あなたもコーチングを受けてみない?」と言われたのです。

その場では断ったのですが、「稼げるからコーチをやっている」という言葉に強い違和感をその時に覚えたのです。

それもそのはず。

「認定講師」という資格を与えるビジネスが、ちょうどその時になって表れたのです。

その前から「認定」という言葉を目にしてたんですが、「この人が言うなら間違いないんだな」と思わざるを得ないようなネームバリューを使って「私が認定しました」というなら僕も納得できます。

それなりのハードルをくぐった一握りの人に与えられた称号だと思うからです。

野球で例えるなら、甲子園、プロ野球で言うなら沢村賞、ホームラン王、7年連続首位打者・・・

そんな類の人が「認定」したならば、「間違いないんだな」と思えます。

しかし、あちらこちらと「認定講師」という言葉を使われるようになって、それを目にするたびに僕は「認定という言葉もありきたりになったな」と僕は感じてしまったのです。


誰かに認められないと活動できないのか?


その後の友人たちはどうなったのか?というと、誰かに認定はしてもらえたものの、その人たちの生活自体は大して変わらなかった・・・そうです。

その理由は、資格を与えることが目的で、コーチとして独り立ちするのが目的ではなかった・・・ということなんです。

それに加え、「教える側の講師」が登壇することでその講師たちを売り出すのが講座の目的だったらしく、「講座で分からないことや、コーチに直接、質問をしたいときはコーチングで解決できます」と講座以外にもコーチングを売っていたそうです。

講座で解決できないことや聞きたいこと相談してみたいことがあれば、別料金でコーチに相談できる・・・・

ビジネスモデルとしては王道です。

モデルとしては理想だと思います。

ただし単なるモデルとしては・・・・優秀だと思います。

そもそもとして、誰かに認定してもらえないとコーチとして活動できないのか?

僕はそう思いません。

自分を認めた分だけ、世界は認めてくれるし、もしも自信が揺らいでしまうときは、「認め方を変えよ」のサイン。

世界は自分を認めた分だけ、変わるように応えてくれるのです。

けれども、「誰かに認めてもらえたら選ばれる」というのは幻想で、「自分を貫けば選ばれる」というのが真理なんです。


資格の数≠収入


この経験で僕が学んだことは、「資格を与えるビジネス」と「仕事を与えるビジネス」の2種類あることに気づいたのです。

コーチとして活躍するには場数が必要で、野球でも打席に立たないとホームランは打てません。場数を増やすには選ばれることでしか増やすことはできず、資格を増やしても場数は増えません。

選ばれるための理由を言葉として発信する必要があるからです。「この人にコーチングをお願いしたい」と感じてもらうことで、お客さんに選んでもらえるのです。

そのためにはどうすれば良いのか?

情報発信力やセールス力、マーケティング力などビジネス(仕事をつくるための知識)について学んで、実践していく必要があるのです。

冒頭にお伝えしたビジネスが成立している1〜2割の人たちは、仕事をつくる知識と実践をしている人たちです。

例えば、
・選ばれるコンセプト
・選ばれる情報発信
など日々、続けている人たちです。

そんなことからも、「資格の数≠収入」ということが言えるのです。


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