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ほんの少しの勇気が人生をデザインする

中野丈矢です。

このブログを見てくれたってことは、あなたはひょっとして、このようなことを考えてるかも知れませんね。

・自信がなくて、踏み出せない
・周りから「辞めとけ」と言われている
・人に「あなたなら出来る」と言われても自分はそう思えない。


僕自身、起業家として7年以上もの間、コンサルティングや講座、セミナーを続けて来た中で、「自信」や「セルフイメージ」、さらに「自己肯定感」という定義を考えてきました。

特に、「自信さえあれば出来るんだけど・・・」と考えてましたが、そう考えてる時ほど、行動することを恐れているだけでした。


最近では、「自己肯定感」という言葉が出回ってます。

私生活を普通に送れてる人ならば、自己肯定感を上げることよりも他にやるべきことがあると思うのです。

しかし、「会社に行くことを考えただけで心拍数が上がる」「人の視線が怖くて仕方がない」「過去の記憶が引き金となって、生活するのが苦しい」そのような場合は、自己肯定感を上げることが最優先となる場合があると思います。

このブログを見てる限りでは、私生活を普通に送っていて、なりたい自分になるために努力している人だと想像しています。

僕は「人生をデザインする」というテーマで、自分の名前で仕事をする人、クライアントワーク中心の一人事業の方のサポート、法人コンサルをしています。

そんな僕ですが、「経験ゼロ」「知識ゼロ」「人脈ゼロ」の状態から会社員から起業しました。

特に起業前の頃は、「自己肯定感なんて考えてる場合じゃなかった」のです。

「自己肯定感」について向き合ってる人からすれば、「ムムッ」とするテーマかも知れません。けれど、自己肯定感を上げることが最優先ではない人が、このテーマに向き合い続けていることを見ては「自分の可能性を放棄している」としか思えない僕がいます。

「自己肯定感」なんて考えてる場合じゃなかった


僕は会社員から起業しました。「会社員をしていた」のですが、コンサル会社に務めていたわけではありません。また、マーケティング部でもありませんし、営業部に配属していたわけでもありません。


建築士として勤務してました。

建物の現場を見て、図面を書いて、現場工事の監理をする仕事です。

そんな僕が、会社員時代にブログを書き始め、知り合いのサロンオーナーに「ビジネスを教えるので、受けませんか?」とDMでオファーしたのが今の活動の始まり。

当時は、今のような働き方は想像しておらず、「面白そうだからやってみた」というノリと勢いで挑戦しました。

オファーを受けてくれた方も、ちょうどビジネスを学んでいくフェーズだったため、僕と相手とのニーズがマッチしていたのですが、僕にとって「ビジネスを教える」というのは、初めての出来事。

自分からオファーしたものの、相手の方はすでに起業していて、それもサロンオーナーとして活動している人。それも、1回り以上も年上の方。人生経験は僕よりも豊富です。

「そんな人に僕がビジネスを教えるなんて、おこがまし過ぎる!」なんて思うこともありました。

けれど、相手は僕にプロとしてオファーを受けて下さったことを冷静になって考えていきました。

思いついたことは、
・生きてきた年数だけが問題ではない
・ビジネスの経験だけが問題ではない

ということ。

当時の僕は、いろんなセミナーに参加してました。
セミナーに参加する度に、Facebookにその様子を投稿していました。

神戸から夜行バスに乗って、東京までセミナーに参加してました。

情熱と体力だけはあったので、カプセルホテルに寝泊まりして朝起きて、何も食べずにセミナーに参加してました。

これは当時の僕の肌感覚ではあるのですが、すでにビジネスで成功してる人も、当時の僕のように何もない人とを比べてみても、「同じ人間である」ということ。

マーク・ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズのような狂気じみた情熱や、才能を持つような「ほんのごく一部」を除けば、すでにビジネスの分野で活躍してる人も僕と同じ人間であるのを感じ取ることができました。

失敗するのは怖いし、嫌なことがあれば心が痛む。
もちろん、嬉しいことがあれば嬉しいし、上手くいけば嬉しい。

この体験からも、「あの人だからできたのだ」という発想を持たなくなりました。

しかし、すでに活躍してる人たちとの触れ合いの中で、まざまざと見せつけられたのが行動量。

中には「いつ寝てるん?」という人もいました。

そんなこともあり、「できるかどうか」ではなく、「やるか、やらないか」なんだとつくづく痛感させられたのです。

会社員をしていると、会社が自分を守ってくれてる錯覚があります。「会社名」というラベルで仕事をしているため、良い仕事をしていたとしてもやりがいは今の働き方の方が桁違いに感じることが出来ています。

会社員をしていると、会社に行けば自分のデスクが用意されています。それだけでなく、社会保険も会社側が半分も負担してくれています。

さらに、仕事がちゃんと用意されています。

起業すればこれらすべて、自分でやらなければなりません。


起業すれば、自分のデスクなんてないし、そもそも仕事は契ご約を頂かないと入ってきません。社会保険も全額自己負担。

あれほど嫌で仕方のなかった会社員という生活が、いかに守られていたのだと起業してから痛感したのです。

だからこそ、「経験や自信がないからと言って、自分の甘さが通用するわけではない」という気持ちにさせてくれたのです。


自己肯定感は「行動」で上がる


「できるかどうか」を考える時間があれば、「やらない」より「やる」にフォーカスしました。

できるかどうかを考える時間がもったいないとすら思えるようになったから、です。

今でこそ「自己肯定感」という定義が広がってますが、やりたいことに踏み出せないのは、自己肯定感が関係してるのではなく、ほんの少しの勇気が足りないだけ。

自己肯定感を始め、自信やセルフイメージが上がれば「失敗することがなくなる」なんていう幻想を抱いてる人もいます。

挑戦には失敗がつきものですし、諦めなければ失敗なんて一生訪れることのない経験です。

失敗を過度に恐れてる人は、自己肯定感が低いのではなく、自信がないのではなく、セルフイメージが低いのではなく、欲しいのはほんの「少しの勇気」だけです。

ここを勘違いしてしまって、例えば「前世のやり残しがある」という理由をくっつけてしまうと、行動しない理由を加えていきます。

僕の起業当初、これらの定義について「一切考えなかった」というわけではなかったのですが、少なくとも「自信があればできる」などという発想はなかったと思います。

そもそも、自己肯定感やセルフイメージ、自信というのは行動によって上がっていくと僕は考えているから、です。



人がゾーンに入って、集中している時って、「なんでも出来てしまう」という錯覚を持ちます。

いえ、「できるかどうか」なんて考えてもいないはずです。それよりも、没頭している」ただそれだけ・・・と言っても過言ではありません。

没頭してる時間が増えれば、スキルや技術など身につけることができます。

僕自身、起業当初はブログをスタートさせましたが、まだまだ世の中は「オンラインでビジネスをするなんて怪しい」という時代でした。

今のようにスマホさえあればAmazonで注文すれば翌日に商品が届くことが当たり前だという認識が広まってませんでした。

けれど、僕はオンラインでのビジネスは、「今後、広がっていく」と信じて突き進みました。

「信じて突き進む」ことに自信なんて関係ありませんし、自己肯定感をあげたからと言って、信じれる状態になれるわけではないと思います。

「他の可能性を全て断つ」ことで、信じる状態になれると思うからです。例えば、「あれもしようかな、これもいいな」と迷っていると、人は信じれてない状態です。

「信じる」というのは、「Aの選択もいいが、Bの選択に自分の全てをかける」という状態。自分の全てをかけてる人がいれば、人は「自信がある人」「自己肯定感が高い人」などと言われるのです。



僕自身、ブログからスタートしたと言いましたが、ライティングのスキルに自信があったわけではありません。

大学時代の担当教授(=国籍は中国の方)に、「お前の日本語はおかしい!」と言われたこともあったくらい。

今のようにツラツラと文章を書く自分を、当時の僕は想像すら出来てませんでした。

文章を書くにはある程度の自己理解が必要ですが、思考や感情など自分の価値観を文章にすればするほど、自己理解が深まっていきました。

「自分が分からないから、文章が書けません」というのは誤解で、「文章を書かないから、自分が分からない」のです。

つまり、僕は文章を書くことで、それでいてブログで集客できるようになればなるほど、自己肯定感が上がっていた・・・と後になって気づいたのです。

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