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時間の旅の景色。
なーんにも無い世界に居た。
夢の中では無く、現実である。
現実であるが夢の中のようでもある。
その世界は言葉が無いらしい。
言語というものも超えて、体験しているあらゆるものを超えて、それを体験している。
表現のしようがない。
ああ、これは、芸術だ、と思う。
音楽や絵画、
踊りや祈り。
全てを含む宇宙であるからこそ、心に魂に共鳴する。
共鳴には言語が無い。
言語は無いが感動がある。
理屈も理由も無くて、ただそこに存在し、生きている感覚。
私は私でありながら、全てでもある。
果てのない安心感と満たされている感覚。
永遠の時というものに触れているような時間。
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数ヶ月前、坂本龍一さんの、数年前のドキュメントを観た。
彼が感動し突き詰めようとしたものについて、科学者と対話していた。
その中で、
ジョン・ケージの「4分33秒」について語られていた。
音のない音楽。
静寂の中にあるもの。
無と有。
坂本さんの音楽に対する想い、話しに、永遠があった。
音楽の可能性を考えた。
本来ある素材の音。
ピアノをピアノを形成している素材の音にまで耳を傾けていく。
純粋さと濁り。
濁りの中にある清らかさを思った。
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世の中は混乱しているが、宇宙は混乱していない。
時は正確に刻まれているのだろうか。
混沌と秩序。
人間に与えられた命という時間。
わたしは、
海の、
波が崩れていく、一瞬が好きだ。
その、一瞬に、魅了され続けている。
そこには永遠があって、
波は、極まって、極まって、
時のない世界を、その場で、一瞬見せてくれる。
そして、ザブンと崩れていく。
それが永遠に繰り返される。
「そう思うんだ」と、
1年前から通ってる治療院の先生に伝えたら、スマホで、卵子が精子と受精して胚になり、そこから成長していく過程を見せてくれた。
その成長過程は、波が落ちる、一瞬前の螺旋と同じだった。
分からないけど分かった。
花も星も、
全てが、
この世界、宇宙の起源というか、全ての元に近いものだと感じた。
人間関係がうまくいかないとき、
誰かをジャッジしてしまうとき、
自分を卑下してしまうとき、
思い出したい。
私たちは同じ場所から来て、身体を持つ時に、胎内で成長していく過程で、波の永遠を知っているんだよ。
螺旋の動きをしているんだ。
みんな同じなんだよ。
と、
思ったら、
全ての憎しみや苦しみすら消えてしまうように感じた。
そんな体験を積み重ねている。
私は私にただ戻るだけでいい。
忘れていた自分が、
私の扉をノックしている。
私は扉を開けて、私を迎え入れるだけで良いのだと思う。
時は過ぎていく。
必要だと思っていたものも、いつしか不要になり、
それでも、目の前には道があり、
歩くのは私であり、
そこに、プランは無くてもいいのかもしれない。
方向性は必要だが。
勇気を持って歩きたい。
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バイバイ2023。
こんにちは、2024。
いつだって希望はある。
水瓶座の世界の扉が開く。
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