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8時間労働=家事育児(5時間)+社会人(3時間)が私の理想

突然ですが、皆さんの就業時間は一日何時間位ですか?

私は、「1日7時間」と就業規則上は定められています。
でも実際の所は、営業職をしているのでオフィスに7時間も滞在していた事は殆どありません。
会社⇔自宅は自転車で20分程。
勝手に朝早く業務開始して、勝手に早く切り上げたりもします。

でも、「会社員」である以上際限なく自由にはなれません。

違和感に目をつぶっていた頃


出産前の私は1日10時間労働+年間休日15日のモーレツ社員でした。

そして2016年に長男、2018年に次男を出産しました。
2年先に生まれた長男の横に並んだ時、物凄く小さくて驚きました。

「たった2年でこんなに大きくなる」

という事を目の当たりにして、私は何とも言えない衝撃を受けました。

何か違和感を感じながらも、次男を生後半年から保育園に預けて仕事に復帰しました(長男も同じでした)。

違和感を打ち消すように、
「大切な子供を預けてまで働いているんだから、仕事を頑張らなくては!」と思うようになりました。

「モーレツ社員」は卒業したものの「普通の会社員」と家事育児を両立していました。

その頃私が繰り返し読んでいたのは、森本千賀子さんの書籍です。

因みに今も私は3時台に起床していますが、就寝は20時。
対して、この本では22時就寝→3時起きを推奨しているので相当ハードです。

私は「今」時間がほしい

そんな私がの価値観が変わったのは、コロナと長男の小学校受験でした。
コロナ禍で最初の緊急事態宣言が出た時、私も夫も「完全な在宅勤務」となり、24時間家族4人で過ごしました。

ゆっくり起きて、朝ごはん食べて、朝早くから公園で遊んで、仕事中は交代で子供の世話をする。
家族と家で過ごす事はこんなに幸せなんだ!と、しみじみ噛みしめました。

そんなコロナ禍も徐々に通常の風景となってきた頃に、長男の幼児教室通いが始まり、小学校受験を目指す日々が始まりました。

何でも効率化を求めてきた私にとって「お受験」は真逆の世界です。

「受験」と言うと机に向かって勉強ばかりさせていると思われがちですが、小学校受験は「子供との関わり、躾、丁寧な暮らし」を見られている様な気がします。

・雑巾がけをすることで、握力や筋力をつける
・買い物へ行く事で、季節の食材を覚える
・料理をする事で、キッチン用品の名前を覚える
・公園で花、虫、植物を覚える
・季節の行事を通して「季節のもの」を覚える
・沢山読み聞かせをして、疑似体験をしたり言葉を覚える
・廃材を利用して工作を楽しむ
・目で見たものを観察して、絵で表現する
・お話が一回で理解できるように耳を鍛える

これら全てを「子供と一緒に」する。

凄く面倒で大変だけど、「一緒に楽しむ」事で小学校以降の教科学習に繋がる事ばかり。

「楽しむ」為には、時間のゆとりが必要だった。
そして健康的な生活をする為にも時間が必要。

周りには「学費も老後も心配だから今のうちに稼ぎたい」という人も多いけど、少なくとも私はあっという間に大きくなる子供と「今」一緒に過ごしたい。

鍵は自己決定権


長男の受験が本格化した頃に、私は徐々に「普通の会社員」から外れていきました。
「キャパオーバーにならない量」が分かってきて、仕事量を自分の裁量でコントロールする様になりました。

私を後押ししてくれたのは、この本でした。

わたしがいちばん大切だと考えているのは「自己決定権」です。
就業時間も、働き方も、自分で決める。
(中略)
それこそが、納得のいく幸せな人生だと思うのです。

売上を、減らそう。

「営業職」という売り上げを上げれば上げる程、称賛される組織において「売上を、減らそう」というタイトル自体が異国の国へ旅した位衝撃でした。

ただこの本は、飲食業界という残業前提の業界が8時間労働という一般的な勤務時間にする事を推奨した本でした。

正直な事を言えば、私はもっと仕事の時間を減らしたい!!

それを堂々と公言してくれる本に、つい最近出会う事ができました。

ここ数年で働き方の多様化が加速してきたといっても、日本ではまだまだ週5勤務が「普通の働き方」であることは事実です。
しかしそこを一度抜け出して、新たな働き方を構築していきましょう。
すると何が起こると思いますか?
結果的に、自分が働き方の主導権を握っているという実感を持てるようになります。
これが人生のコントロール感につながり、毎日の幸福度に大きく影響してくるのです。
神戸大学が2018年に実施した、国内2万人に対するアンケート調査の結果では、所得や学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えている事が明らかになりました。

ワーママの時間と心に余裕を取り戻す 脱・週5勤務の働き方

思わず「それな!」と言いたくなるほど、自分の気持ちを言語化してくれたような本でした。

「正社員だから、会社に決められた時間に働く」

でも、その就業時間も本当に必要な時間なのか?
仕事量とか生産性を無視して「正社員は8時間労働」と社会全体が思い込んでいるだけなのでは?
そんな違和感は既にnoteに書きました。
私の記事の中では一番多くの「スキ」を頂き、沢山の方が賛同してくれて嬉しく思っています。

私は8時間労働(家事・育児+社会人)が理想

本を読んでから改めて、「理想の24時間」について考えました。
著書では「脱週5勤務」を提唱されていましたが、私が辿り着いた結論は

①家事+育児+社会人
②睡眠
③余暇

8時間づつ分配する事でした。

①の育児は子供の「世話」で、子供と「遊ぶ」事は③の余暇に入るイメージです。
余暇の中には、健康維持の為の運動、読書、自由研究(調べ事、旅行の計画等)、買い物等、自分の人生を豊かにする為の時間。

「余暇」は定年後までお預けという人は沢山いますが、これからの時代「定年後」なんてあるか分からないですよね。

実際に私の父は70を過ぎても会社員として週休1日で働いています。
義父は自営業ですが、週休1日。しかも75歳です。
仕事で沢山の70代の方に出会いましたが、現役時代を忙しくされていた方程、65歳以降も働き続けている人が多い印象があります。

「働かないとボケる」
「家にいても妻の機嫌が悪くなる」

等、理由は様々です。

定年後、子供が40代とか中年に差し掛かった頃に時間があっても楽しくない。
私は子供が「一緒に遊ぼう!」と言ってくれるうちに時間がほしい。

「理想」へ近づく為の一歩を踏み出します


だから今すぐ仕事を辞めます!は気が早すぎですが
「自分はどうしたいのか?」はハッキリしました。

「働き方を変える事」は相当な労力を要します。
でも、子供の成長は待ってくれません。

だからこそ、理想に近づく為の行動を最優先にしたいと思います。

皆さんはどんな24時間が理想ですか?
良かったらコメント欄で教えて下さい(^^)

そして私は「働く時間を減らす」事が理想ですが、あくまでもそれは人それぞれで「もっと働きたい」も「子供にかっこいい背中を見せたい」もどちらでも良いと思うのです。
要は「自己決定」しているかどうか。

ご賛同いただける方は「スキ」をして頂けたら、とても嬉しいです。

今日は久しぶりにかなり長文になってしまいました💦
最後までお読みいただき有難うございました。

素敵な一日になりますように☆彡

次男が保育園で作った♡。「まま」と書いてプレゼントしてくれました。

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