これは性差別なのか?と感じた話。
「体験のお申込みを頂いたので、確認の電話をしました」
3連休のとある日。
携帯に知らない番号から着信があった。
恐る恐る出てみると、翌日に参加予定だった「ロボット教室」の体験会の確認の電話だった。
電話口から聞こえる声は、喋り方も含めて結構年配の方っぽい。
私は勝手に抱いていたイメージとのギャップを感じていた。
でも、これって「性差別なのか?」とも思った。
ロボット教室のイメージ
長男が学校から「ロボット教室」という習い事のチラシを貰ってきた。
以前からZ-KAIのプログラミングが気になっていたものの、SEの夫が「プログラミングなんて習う必要ない」と言うので、踏みとどまっていた。
通うタイプの習い事を増やすと大変なので、多分習わないだろうな…と思いつつ、「近所だし体験だけでも行ってみよ~♪」という程度の軽い気持ちでHPを見た。
業界最大手の有名企業が提供しているプログラムで予約はネットで完結。
「流石だなー、イマドキだな!」と感心。
ロボット、プログラミングなんていかにも「イマドキ」な習い事。
小栗旬先生みたいな「若すぎず、年配すぎず」みたいな人が講師で、若い女性が受付にいる…みたいな雰囲気かな?と、勝手に想像していた(笑)
なので電話の声には物凄く驚いた。
口調も言葉遣いも明らかに私のイメージと違っていた。
声のイメージ通りだった
当日体験へ行ってみると、声から想像した通り70代位の年配の男性が出迎えてくれた。
場所も「〇〇ビル」と書かれていたけど、古めのマンションの一室で中に入る時はちょっと怖かった(笑)
「体験会」と言いつつ、定員2名なので長男と次男の2人だけの体験。
私と夫はその様子を向かいにある椅子に座って1時間眺めていた。
子供達がロボットを作り終えて、動かして遊び始めた時にやっと説明が始まった。
監修企業が作った資料の白黒コピーを渡されて、淡々とコースについて説明された(コースのレベル、料金、曜日と時間)
みたいな
「これは習った方が良さそうだ!」みたいな気持ちに誘導されるような言葉は一切なかった(笑)
部屋の中にはプログラミングとか全く関係ない、受験の参考書が沢山あった。
よくよく聞いてみたら、50年以上中学受験を専門とした個人塾を経営されていて、その隙間に週2回だけロボット教室もやっているとの事だった。
つまり、ロボット教室のフランチャイズ的な感じ?
「あぁこういうパターンもあるのね!」と、妙に納得してしまった。
その男性は、塾の事を話す時はとてもイキイキしていた。
ただ、駅前にどんどん大手塾が進出してきて個人塾では太刀打ちできないそうだ。
その様子を見て「本当はロボット教室なんかやらずに、塾一本でやりたいんだろうな」と感じた。
保育園の思い出
電話を貰った時に、夫に「想像と違う声だった」と話したら「それは性差別だ」とからかわれた。
うーん、確かに。
そこでふと思い出したのは、保育園の事。
長男がまだ1歳の頃に保育園の担任4人の中に1人だけ男性の保育士さんがいた。
てぃ先生みたいなつるん♪としたイメージではなく、色黒で腕毛が結構多めなワイルドな雰囲気の人だった。
やっぱり男性ならではの遊び方があり、うちの子も含めて子供達には大人気だった。
でも、女の子ママからは複雑な声が聞こえていた。
まぁ確かに。
見た目が凄くワイルドなので、何となく違和感があるのも分かる。
でも、これもやっぱり「性差別」なのか?
過剰反応は禁物
何となく性別や、イメージ像とかけ離れた人が出てくるとビックリする。
でも、「ギャップを感じる事」くらいは良いよね?と思う。
だって、それは感情だから(笑)
でも、それを口には出さない方が良い。
そして聞いた方も「差別だ!ジェンダー平等だ!」って何でもかんでも騒ぎ立てるのは良くないよね。
そんな事言ったら、「不適切にもほどがある!」の中に登場する番組みたいに「何も言えない!」ってなっちゃうし(笑)
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