最後の一回かもしれない
タイトル画の様な、素敵なママではありません。悪しからず(笑)
でも、我が家もかつてはこんな風に毎晩読み聞かせをしていました。
長男が生まれて、1歳を過ぎた頃から毎晩欠かさず読み聞かせ。
時には2時間位読んだ夜もありました。
長男がもうすぐ2歳というタイミングで次男が生まれ、
「次男に授乳しながら、長男に読み聞かせ」
というサーカスみたいな状態を何か月も続けた事もありました。
それが、長男が年長の終わり頃になってから
我が家の「読み聞かせ生活」は徐々に変化をしました。
・長男が保育園でお昼寝をしなくなり就寝時間を早めた
・家族でUNOをやる事にハマった
・長男が自分で漫画を読むようになった
そんな事もあり、最近は「毎晩欠かさず読み聞かせ」という生活ではなくなりつつありました。
とは言え次男には読んであげたいので、最近は
「20時半頃までに消灯できればOK」位の緩い生活をしています。
(他のご家庭に比べたらめちゃくちゃ早いと思いますが💦)
そんな中、昨日は19時半頃に「絵本タイム」をスタートできました。
次男が読んで欲しいと持ってきた絵本はこちら。
殆ど1~2歳向けなんですけど(笑)
ももんちゃんシリーズは、長男が1~2歳の頃に大好きでした。
児童書や漫画も含めると、自宅にある子供の書籍は約400冊程あります。
昨日は、私も大好きだった「どんどこももんちゃん」を読みながら
「あぁ、これが最後の1回かもしれない」
と思いました。
自宅にある沢山の本+図書館で借りた本。
常に400冊以上の選択肢がある中で、子供が読みたいと思うタイミングがいつ巡ってくるか分からない。
まだ持っている絵本が50冊以下位だった頃は、同じ絵本を繰り返し読みましたが、数が増えるにつれて「滅多に読まない本」も出てきました。
その中で、「ももんちゃん」は本当に飽きる位読んだ絵本。
1冊目を読み終えると、長男もやってきました。
「こんな赤ちゃん絵本見ないよ」って言って、隣で漫画でも読み始めるかな?
と思いきや、一緒になって嬉しそうに絵本を見ている。
右に長男、左に次男。
2人に囲まれて、懐かしい絵本を読む。
絵本の中の「あーごくらく、ごくらく」というセリフが、私は大好きでした。
「今日も無事に一日を終えたな」と、リラックスできるのです。
昨日も思いっきり言いました。
「あ~ごくらく、ごくらく」
本当に、極楽です。
こうして2人と「ももんちゃん」を読めるなんて、最後かもしれない。
幸せ。
次の絵本は長男が読んでくれました。
長男が「なでなでしてくれる?」と言うと
次男も律儀に絵本の中の絵に向かって「なでなで」
昔は私が読んで、左右から手が出てきていたけど。
昨日は私が端に移動し、2人の様子を見ていました。
「成長したなぁ」
二度とこの絵本を読む2人を見る事はないのかもしれない。
できる事が増えて、行動範囲も広がって、受験だとか、教育だとか、どんどん考える事が複雑になるけど。
私の子育ての原点はやっぱり読み聞かせで、一番幸せな時間。
昨日はとっても幸せな夜でした。
読み聞かせに限らず、子育ての全てにいつか必ず「最後」がやってくる。
断乳をした時は「今日で終わりだよ~!!」なんて大騒ぎをしたけれど
多くの事は「いつの間にかやらなくなった」「いつの間にか離れていった」
きっとそういう感じだろう。
長男が親の付き添いなく登下校をするようになり、益々そう思う。
「今日が最後の一回かもしれない」
全ての事にそんな気持ちで向き合えたら、その時間を大切にできる気がした。
最後までお読みいただき、有難うございました。
今日も素敵な一日になりますように☆彡
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