Borderless

『Borderless』

僕ら人類は

なぜ人を分類し

自分と異なるものに対して

時に

憎しみあい

排除しあうのか


国籍で人を

一括りにする見方は

正しいのだろうか


肌の色で

一括りにする見方は

正しいのだろうか


信仰で

一括りにする見方は

正しいのだろうか


同じ日本人にも

一人ひとり個性がある


同じ肌の色でも

一人ひとり個性がある


同じ宗教でも

一人ひとり個性がある


分類することに

何の意味があるのだろうか


なぜ

個々を認めることに

そんなに怯えているのか


戦場で

銃口をむけ合う兵士は

その相手のことを

本当に憎いのだろうか?


相手を殺さねば

相手に殺される


愛する人を持つ

愛する人が待つ

その兵士一人ひとりを

誰が戦場に送り込んだのか


騙されてないか

ナショナリズムに


国境が無くなることに

希望が持てる生き方と

国境が無くなることに

怯える生き方


差別が無くなることに

希望が持てる生き方と

差別が無くなることに

不安を持つ生き方


お互いを認め合うことに

希望を持てる生き方と

お互いを認め合うことから

逃げる生き方


どんな未来を望むのか

どんな生き方を選ぶのか


僕は

すべてのあなたと

同じ人類として

ひとつのテーブルに座って

夕食をとりながら

夢を語り合いたい

未来を語り合いたい





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