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『忍術大阪城』(1961)【忍者映画】

『忍術真田城』に続く後編。
“大坂城”ではなく“大阪城”

ご存じ、チート忍術使い・猿飛佐助里見浩太朗
『少年猿飛佐助』では真田幸村だったのに、家来に降格。(笑)
霧隠才蔵には山城新伍

襲い来る家康配下の妖術使い
普通に戸を開けて出入りする事も良うせんヤツら同士で(笑)、
「―――いえぃっ!」
印結び&気合いで戦うぞ!!☆

敵味方双方、如何にして術を封じるかを鍵としての攻防が
展開する。

従って、術頼み一辺倒では無く、
いつものチャンバラもしっかり魅せてくれる。♪

城内に現れた大蛇半魚人
キャーキャー喚いて大混乱する大坂城!!(笑)
あの半魚人ってどこの妖怪モノからの流用なのかな…?
(←『里見八犬傳』からでした。)

合戦では忍術を自ら封印して、正々堂々と刃を交える、
佐助と才蔵。男前だな!

冬の陣で勝利を収めた十勇士の凱旋で、
本作は雄々しくその幕を閉じるのであった…。♪

…そう、“ここで”終わりなのも悲しいお約束。☆

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