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『ザ・忍者ミッション/KGB攻略作戦』(1984)【忍者映画】

(↓以下、VHSパッケより)

いまナウいヤングの間で大人気のニンジャ映画。その数あるニンジャ映画の中でも最高の製作費17億円と最高のスタッフを投じて製作されたのがこの「ザ・忍者ミッション」だ。

東西両陣営の均衡を崩す核エネルギー研究の重要書類を巡って、KGB超兵器軍団とCIA忍者コマンドーの戦いをスリリングに描いた傑作中の傑作。

これまでの忍者映画と一線を画したド迫力に、「ターミネーター」も「ランボー」も脱帽!

『ニンジャ:インポッシブル』(2010)の系譜に連なる作品。
イギリス資本のスウェーデン映画?

戦いの舞台がロシアという、忍者作品としてはちょっと
珍しい部類。
雪原の上だから、黒い忍装束が良く目立つ。♪(笑)

忍者なのにマシンガン撃ったり手榴弾投げたりだけど、
それに丸切り依存してるワケでなく、
要所ではちゃんと体術忍者刀で対応してる。

『戦場のニンジャ軍団』(1987)よりは全然良い。
アレはヒドかった!(笑) 忍装束も上半身だけだったし…。


注目したいのが、流血描写に対するこだわり。

銃撃されたら血が飛び散り、絞め殺されたらクチから吐血
毒ガスにやられたら、ゲロを吐き散らして悶死。
首チョンパ頭部ボッカン!

この辺りの描写に手を抜かない所が好感度高し。♪
無しでも成り立つが、有るとやはり違う。☆

ラストで主人公とヒロインが見せた行動もグッときたし、
忍者映画としてはともかく(笑)、
スパイアクションとして観れば及第点(?)ではないだろうか。

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