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音声で仮想の場をつくり、拡張体験をするのが生活の一部になってきた的な話

音声配信サービスについて #Dabel ならではの体験を綴っているのはこちら

しほりん(14)の活動軸は「それぞれが心地よい場づくり」がテーマ

ラウンジを開き始めたきっかけ

セカイカメラを作ったことで有名な井口さんとのオンライン井戸端会議サービス「Dabel(ダベル)」での交流が原点となっています。

Dabelは、オンライン上に仮想空間をつくって音声で世界観に浸れるサービスだなあと思っていて、このご時世に、私自身の活動の幅が一気に広がったトリガーになっています。

井口さんとがいるラウンジに聞き専で入ったつもりが、「いっしょにダベろーよ!」って声をかけてくれて自然にセカイカメラから影響を受けて自分の人生の転機になったというヲタクの熱弁をしているうちに、思想や実現したい世界観についてアツく語る機会が増えました。この時点で10年前の私からしたらミラクルで、あのセカイカメラの世界観をつくった方とこんなに楽しい話ができているなんて...!という驚きとともに、新たに日々の彩りが増えました。フラグ回収ってやつです笑

ヲタクの転機についてはこちらのnoteを

井口さん曰く「しほりんは自己肯定感が低いからこそ、ちょっと自信がないくすぶった人の気持ちがわかる、人のいいところに気づく力がある。世の中でモノづくりを頑張っているエンジニアやデザイナーをその気にさせる才能があるよね!」という言葉からラウンジのホストやってみない?と勢いで開け始めました。

リスナーとしていたかった、テキストで盛り上げ隊のインターネットの民が、人前でホストをするなんてこと、誰が想像したでしょうか...Dabel凄まじき

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ニュアンス的に、BARくらいのほうが肩の力を抜いてダベリやすいかなと思ったので、自粛期間ということもあり、なかなか行きにくかったBARの需要を連想し、ONLINEBARを開けることにしました。

クリエイターを活き活きさせるコミュニケーションのラウンジ 『Bar SUGUKI』

Bar SUGUKIの誕生

Bar SUGUKIとはオンライン井戸端会議サービス「Dabel」で開催されているラウンジの一つで、全国のクリエイターたちのダベり場としてオーガナイザーしほりん(14)が提供しています。

井口さんいわく、「その能力を使ってもっと世の中のクリエイターを元気にできるのでは?」という需要がありそうとのことで、第一回のオ客さん(ゲスト)は井口さんとしてスタートしました。

運営方針

人類皆クリエイター
クリエイターたちのダベり場
【チャージ無し】聴くだけも大歓迎

その後はその話を聞きに来てくれたゲストがトークテーマに対して話してみたいことを起点に次回のゲストとして引き上げられていきました。

ダベルでは音声とチャットの双方のコミュニケーションが存在しており、オーガナイザーとゲストのトークテーマに対する反応をひろい、「自分も話してみたい」「語ってみたい」という部分が主張されます。

話題に対してホットなポイントを音声を起点に引き上げていくのは当時新型コロナウィルスの影響によるオンライン時代のコミュニケーションとしては新しい場作りの体験を生み出すことができたのではないでしょうか。

※2020/12/17時点で16回のラウンジ開催をしています。

リベラルアーツラボについて語る回

UXJAMというONLINELTイベントで登壇させていただいた後にDabelでアフタートークを行ったのですが、そこに視聴者だったrenくんが来てくれて、しっかりDabelの魅力にハマってくれました。

そこから、同じ会社でもあり、一緒に登壇させていただいたのゆめみウメムラさんをSUGUKIに連れてきてもらってダベらせてもらった際に、リベラルアーツラボの話になりました。

個人的にリベラルアーツに関して考えを深め言語化していたことがあったので、とても気になり、主催されている方のお話を聴きたくなりました。
その方がりおさんでした。

こんな流れで、興味を軸に人が人を芋づる式にゆるゆると引き寄せられる場へとなってきたなあと思っています。そこに共通の興味×人がいることと、音声のみで参加できるカジュアルさが、コアなコミュニケーションへの距離を縮めているのではと思っています。

xoriumの皆さんとAR×音楽について語る回

はたまた芋づる式に繋がった方々です笑
京都で「“見えないはずのモノをそこに感じる“をテーマに、アナログとデジタルが溶け合う非日常を体験する作品づくりに取り組む」活動されているxoriumの皆さんが東京にいらしたときにリアルでお酒を片手に語り合いました。オフラインでのコミュニケーションではいきなりコアな話をするということにならず、まずはカジュアルにお互いがだいたいどんな雰囲気の人物なのかという情報交換を行いました。そこで、Twitterに投稿されていた作品についてもっとコアな話をしてみたいなと思ったので、京都へ帰られたあとにDabelのラウンジにお誘いしてダベりました。

BAR SUGUKIはコンセプト的に「バーという空間」なので、ゆるゆるとしたバーテンダー役を私が、xoriumの皆さんにはオ客さんとしてリアルの体験の擬似的なかたちで過ごしていただきました。
結果として、私たちの雑談を聴いていただくオ客さんたちが次々に集まり、14名程がカウンターに一緒に座っているような感覚で入れ代わり立ち代わりxoriumさんとの会話を楽しんでいただきました。「Twitterフォローしました!」「応援してます!」という感じのコメントがいくつかあったり、活動拠点が近かった方とは次の企画に繋がりそうな話の種をまけたりと、xoriumさんの活動の土台が厚くなったなあと感じ、コミュニティのグラデーションの解像度が上がって見えた気がしました。

以前SUGUKIでだべって仲良くなった神戸で食を軸にコミュニティのエンゲージを高める取り組みをしているまぶみんも来てくれて、繋がって何か企画になりそうな感じです笑
東京にいる私が西の方々をつなぐってなんか面白いですよね。溶かして混ぜまくっちゃいがち笑

#しほりんまぶみん の活動の一貫でもあり、これはほんとに楽しいのでまたDabelでやってることをゆるゆる話しますね。

#しほりんまぶみん とは

078KOBEという都市型フェスティバルのスタッフ活動+Dabelの雑談から繋がったユニットで、われわれの好奇心の赴くままに「テック」「音楽」「アート」「食」などあらゆるものを巻き込み掛け算し溶かして企画にしていく感じで楽しくやっています。ガチ #ゆとり世代

リモート時代の保健室「しほりん先生メンタルクリニック」

メンタルが大変な方がいたときに受付開始
メンタルがあったかくなるかもしれない
【無料】ダベりながら問診

Twitter上で、sakuちゃんとやり取りしていたときに「しほりんにはほんと救われる、しほりん先生メンタルクリニックや!」と言ってもらったことがきっかけで、ああ、こういう需要あるんだなって思ってDabelで開院してみることにしました。最初は少数の方とゆるゆる話していたのですが、徐々に人が増えていって、気づいたら診療室には8名ほどの患者さんがいました。

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私の「今日のメンタルどうですか?」という診察から始まり、お話を聴いていくうちにみんながみんなを励まし合うというスタイルになっていきました。「しほりん先生、処方箋をお願いします。」とみんなが言うので、最後にカジュアルな処方箋をお渡しして診察が終了するというスタイルになりました。メンタルクリニックなのに、笑いが巻き起こるほんわかとした空間になっていました。

#ネオおばあちゃんち

このご時世における #これからの家と庭 を考える #HEREProject に参加したことがきっかけで、オフラインからの場・コミュニティ形成のUXデザインをさせていただきました。

私たちのチームは、国立市の谷保という地域のとある方の家を地域に開いていきたいというご夫婦のご希望を叶えていくべく、「地域の特性」「ニーズ」「コミュニティの土台づくり」「オンラインの活用範囲」などについてプレイベントや日々のちょうど良い運用イメージなどを固めてきました。

見通しが立ったところでプロジェクト自体は一旦終了となりましたが、今後もご夫婦がご自身たちと、コミュニティの土台となってくれる方々と一緒に活動を継続していくということになりました。今では地域の方々と少しずつコンテンツを増やしたり変化させたりしながら楽しく運用してくれている様子がSNSアカウントの発信から見て取れる状態になっています。

実際に地域に少しずつ開いて馴染んでいくための仮説検証をする際、該当ユーザーに、#ネオおばあちゃんちでの体験を予期してもらう必要があります。予期できないと期待もできないので検証に巻き込ませてもらうことも難しいですよね。

そこで、「#ネオおばあちゃんちとは一体何なのか?」「そもそも何のために何をやろうとしているのか?」という、テキストや言葉だけでは伝わりにくい文脈や細かいニュアンス、雰囲気を関心を持ってくださった方に土台づくりや方針ぎめの過程を #Dabel という音声井戸端会議アプリに垂れ流すことで、じわじわと伝えてみようと取り組んでみました。

結果として、谷保という地域の魅力を知ってもらうきっかけになったり、活動自体に関心を持っていただきイベントに参加してみたいと声をかけていただけたりするようになりました。このように、オープンな情報とクローズドな情報の中間地点の「放課後」「楽屋」の雰囲気が伝わると、疑似体験をすることが可能であり、それが音声だけでタイミングが合ったときに体験できるカジュアルさがコミュニティの入口として最適だったのではないかと考えています。

Dabel の世界観についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ

開発者井口さんが描く2030年後のセカイを見据えたロードマップ的なやつ

ユーザーのどなたかが書いたWikipedia

中で起こってるのはこんな感じ

ユーザーのみなさんとつくってるnoteはこちら


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