日本文化を愛する小学生 みぃの独創的毎日

学校にほとんど行かず、いろんな場所と関わりを持ちながら(週一の通級登校含む)、本人らしさを大切にしたオリジナル小学生ライフを送るみぃのこと。➡️2023.4中学生になりました

日本文化を愛する小学生 みぃの独創的毎日

学校にほとんど行かず、いろんな場所と関わりを持ちながら(週一の通級登校含む)、本人らしさを大切にしたオリジナル小学生ライフを送るみぃのこと。➡️2023.4中学生になりました

最近の記事

特別支援教室に感謝いっぱい

みぃは小学一年生の一学期の途中から、ほとんど学校に行かなくなりましたが、入学前からゆくゆくはそうなる可能性を感じていたので、学校の中にある特別支援教室の利用を自治体の「就学相談」を通して申し込んでいました。特別支援教室は、みぃの三才上の兄も一年間利用していたので、どんなところかはよく解っていたし、こどもたちにとって安心な場所であることも実感していました。そのおかげで、不登校状態になってからも、特別支援教室には通い続けることができました。学校に完全に行かなくなるのではなく、週に

    • 2歳のみぃに度肝を抜かれた ~洗練された言語センス

      みぃは、小学校の通級の利用を申し込むために必要なため、5才の時に発達検査(IQテスト)を受けました。検査をとってくれたベテランの先生に「(検査結果の各項目の数値の)凸凹の高低差は歴代三本の指に入る」と言われたくらい、能力にアンバランスがある、凸凹界の横綱です。その凸の部分は「言語性の高さ」です。語彙力が年齢よりかなり高いということが検査で明らかになりました。 まだ二歳半頃のこと、わたしが「みぃちゃんのほっぺ食べちゃいたい」と言ったら、ほっぺを人差し指でポンポンして、「食べて

      • 猫のような小学生

        みぃは小学校で特別支援教室(通級)には週に二時間通っていました。(個別の時間と小集団でのSSTの時間です。) また、コロナ禍で給食費が無料となった時には毎日給食だけ通級に食べに行かせていただきました。 通級以外にも、在籍の普通学級の授業に時々参加したり、音楽鑑賞などの行事など、面白そうなものは参加していました。 わたしはよく教室まで送迎をしていたので、通級の教室でも、普通学級の教室でも、同級生たたちから「⚪⚪さん来た!」と迎えられる姿を見ました。行くだけで喜んでもらえるの

        • みぃに、これだけは保障しようと思ったこと 自由 ユーモア 美しいもの

          みぃを育てていくなかで、いつの間にか意識していた3本の柱みたいなもの。この子は、こういうことを求めているのだなとわかってきたり、こういうことを大事にしていれば真っ直ぐと育つのではないかと考えるよになったりしたことがあります。それは、出来るだけ自由にさせてあげることと、ユーモアをたっぷり与えることと、美しいものを見せてあげることです。 1.自由 2.ユーモア  3.美しいもの いつの頃かは忘れましたが、これを確保してあげるのが私の役目だと自覚して、 「わたしがみぃに保障す

          知的探求心と創造性の高さが、学校のリズムに合わないのかも

          みぃは3才になりたての頃に、出先でたまたま人類の進化の過程の絵を見た。壁に描かれたそれに惹き付けられて、ずっとその場から動かなかった。その頃はまだみぃが人一倍知的好奇心が強いことには気が付いていなかったから、なんで猿から人間になる絵がそんなに気になるんだろう?と不思議に思ったが、知的好奇心がくすぐられ熱心に見ていたんだろう。 5歳で「日本の歴史」という漫画に出会ってすごい勢いで知識を吸収して行ったときも、常にとても楽しそうだった。集中力もすごいし、知ることが楽しくて仕方ない

          知的探求心と創造性の高さが、学校のリズムに合わないのかも

          比べない。待つ。

          みぃは、木曜日だけ一時間目から学校(通級)に行きます。長い間、わたしが教室まで送り届けていましたが最近は家から一人で行くようになりました。いま、三年生ですから長い時間かかりましたが先生との信頼関係や安心感を積み上げて一人で登校するようになりました。 うちは家から学校まで徒歩数分です。いつも教室まで送るのは過保護と思われるような行為ですが、わたしにはそれが出来る環境があったのでやって来ました。送迎すると先生方とも話せるので都合も良かったです。たまには無理矢理、一人で行かせたり

          みぃと源氏物語

          (2019年に書いた日記です) みぃは源氏物語が大好きです。きっかけはわたしが源氏物語の漫画を図書館で借りて渡したことです。源氏物語の漫画と言えば「あさきゆめみし」が有名ですが、それはまだ読ませていません。借りたのは「まろん」というほっこり系の四コマ漫画です。最初からのめり込んだというより、何回か借りてるうちにハマっていったような記憶があります。興味を持ったようなので瀬戸内寂聴訳の源氏物語を借りてきたらそれも読んだりするようになりました。8才の誕生日に買った「マンガでわかる

          自由について 

          (これは2019年に書いた日記です) 前に書いたように、みぃは自由が確保されていないと苦しくて体調を壊すほどのストレスになる人です。 幼稚園に行っていた頃、ふと「お母さん、わたし自由にしてもいいんだよね?」と聞かれたことがありました。 わたしが教えたわけでもないのに「自由」という概念をいつの間にか掴んで、それを求めていることに驚きました。 きっと幼稚園という場所に、不自由さを感じていたのでしょう。 わりと自由な園ではあったけど、遊びを途中で遮られて、朝の会だよーとか、

          みぃ曰く「ひとりでも孤独じゃないです」

          三年生のみぃ。通級の少人数のSST(ソーシャルスキルトレーニング)の時間、「丁寧なことばで話そう」が目当ての授業があった。二つの選択肢からどちらかを選び、選んだ理由を発表する課題。『友達がたくさんいて忙しい』と『ひとりでさみしい』のどちらかを選ぶことになった。みぃは、ひとりの方を選び、理由は 『ひとりでも孤独じゃないです。ひとりでもさみしさを感じません。好きなことをするので。』と言ったそう。 (みぃのことをよく理解している先生が、あえてこの質問をしたんだと思う) 先日、

          みぃ曰く「ひとりでも孤独じゃないです」

          みぃの鋭い指摘『スーパーアクティブはダメ、は矛盾してる』

          みぃと長男にこんなことを聞いてみた。 「幼稚園や小学校で聞きなれてる言葉に『明るく元気よく』とか『みんな仲良く』などがあるけど、反対に『静かに自分の世界を大切にする子』とかは目当てにされたことも、聞いたことないじゃん、どう思う?」 すると、みぃが「明るいのも元気よいのも仲良くするのも良いと思うよ。でも、そういうくせにスーパーアクティブはダメ。これは矛盾してると思う。」と言った。わ!ほんまや!と思った。 スーパーアクティブってそれもひとつの才能だと思う。空気読まないで突っ

          みぃの鋭い指摘『スーパーアクティブはダメ、は矛盾してる』

          わたしの感覚ではホームスクールは大変じゃないです

          みぃが、学校に行ってないと言うと 「あらぁ、お母さん大変ねぇ」と、哀れまれたり、労われたり、心配されたりすることがよくあります。 そのたびに、「いやいや、全然そんなことないてす。」って返しているのですが、 わたしの場合心底そう思ってるし、なんなら、 学校に行かせるより楽だし、楽しいし、なんかしあわせ度まで上がってるんですよね。 でもそこまで言うと、何かに洗脳された人みたいで引かれそうだし、学校に行ってるこどもたちを否定してると思われても困るし、しあわせ自慢になっても

          わたしの感覚ではホームスクールは大変じゃないです

          【自己紹介】日本文化を愛する小学三年生みぃのイントロダクション

          はじめまして。または、改めてまして。日本文化を愛する小学三年生・みぃの母です。 みぃは幼稚園の途中から、ホームスクールをしています。 小学校は、数ヶ月頑張ってみたけど、学校という環境が合わなくて、無理して行くのをやめ、今は週に一日だけ、通級に通っています。その他には、習い事や放課後デイサービスを利用し、家以外で人と関わったり、体を動かしたりする時間を作っています。 みぃは小さい頃から、ユーモアがあって、「自分は自分」みたいなマイペースさがあって、美しいものが好きで、幼稚

          【自己紹介】日本文化を愛する小学三年生みぃのイントロダクション

          【不登校までの経緯】みぃ、悟るの早すぎ!

          みぃが小学校に行かなくなった過程を詳細に残しておこうと思います。 幼稚園をほとんど行かずに卒園したみぃなので、小学校もゆくゆくは行きたくなくなるだろうと、入学前から想定していました。スクールカウンセラーさんにも、「まぁ、小学校は合わないと思うけど、そうなったら、その時にまた考えて、あまり無理せずにやればいいですよ」と言われていました。 なので就学相談で特別支援教室(通級)の利用の希望もしておき、いざとなったら通級だけかな、とも考えていました。入学式直前の、学校とのアレルギ

          【不登校までの経緯】みぃ、悟るの早すぎ!

          見限る力

          ラジオで、中国で働いている日本人の方が、中国と日本の若者の違いを聞かれ、中国人はすぐ行動する力と見限る力がすごい。日本人は、言われたことをちゃんとやる力がすごい。というようなことを言っていました。 中国では、起業するのは凄いことではなく普通のことらしいです。 どちらの力も必要なものだと思いますが、わたしは、学校では教わらない「見限る力」に注目しています。 ホームスクールを選んだ人達は、もしかしたらこの力が、少し強いのかもしれません。 挑戦してみて、自分に合わなかったら

          【ホームスクールをはじめるまで】カウンセラーさんの名言

          これまで、近所にある、自治体が運営している教育関係の相談室に通って、こどものことを話しては助言をもらって来ました。  多いときは週に一度通っていましたが、今は二週間に一度です。 もう六年目なのでこれまで三人のカウンセラーさんに担当していただきました。 どの先生もそれぞれにタイプは違うけれど信頼出来る方々で、話に行くと、思っていることを整理出来るし、なるほど~!と毎回頭を上下するような気付きをもらえるし、何より話を婉曲することなく聞いてもらえる存在がわたしには必要で、聞い

          【ホームスクールをはじめるまで】カウンセラーさんの名言

          【探求学習】みぃ曰く「これは、ビッグバンよりも大きなことなのよ!」

          みぃは、5歳の頃から歴女です。 きっかけは、一冊の本でした。 みぃは幼稚園の頃に、たまたま本棚にあったこの歴史学習マンガ「漫画版 日本の歴史1」を読んで古代の人々の生活に魅了され、そこから歴史に興味を持ちました。 この本も何十回読んだかわかりません。 始めは、縄文と弥生にハマりました。 幼稚園を休んでいたので、いろいろな博物館に連れて行き、たくさんの土器を見ました。 (渋谷区、國學院大学博物館。年長、休園中) わたし的には、一生分の土器と土偶はもう見たぞ、という

          【探求学習】みぃ曰く「これは、ビッグバンよりも大きなことなのよ!」