見出し画像

ラジオで、中国で働いている日本人の方が、中国と日本の若者の違いを聞かれ、中国人はすぐ行動する力と見限る力がすごい。日本人は、言われたことをちゃんとやる力がすごい。というようなことを言っていました。

中国では、起業するのは凄いことではなく普通のことらしいです。

どちらの力も必要なものだと思いますが、わたしは、学校では教わらない「見限る力」に注目しています。

ホームスクールを選んだ人達は、もしかしたらこの力が、少し強いのかもしれません。

挑戦してみて、自分に合わなかったら、ズルズル続けないで、他のことを始めてみる。

これは見込みがないなと見限る。これは必要ないなと切り捨てる。

次行ってみよー!

次の一手に出る。

これって悪いことじゃない。

むしろ、多くの人がこの力を持ち合わせていたら、「せっかく練習してきたのだから」と熱中症の危険があるのに中止にならない運転会とか、みんなやりたくないと思っているのに変わらないPTAとか、決まりだからと続いている理不尽な校則なども、変わっていくのではないかな。

だから、何かをやめること、行かない、やらない、そういった判断をこどもがした時は、尊重するようにしたいです。

そして、もうひとつ、「すぐ行動する力」

これこそ、ホームスクールの得意分野。

いま、起業でも商品でも作品でも、何かを始めるスピードと、それを世に出すスピードは一昔前とは比べものにならない程に加速しています。

見きり発車でも、世に出してしまう。発売してしまう。そのあとからブラッシュアップをしていく。そんな時代。

ホームスクールをしていると、やりたいと思ったことをすぐにやることが出来ます。予定変更、ガンガン出来ます。

みぃは、ひらめきの人なので、常にいろいろなアイデアが沸き上がります。何か作業をしていると、また別のことがひらめくこともしばしば。

そんなときに、すぐに取りかかることが出来るのも、ホームスクールのメリットです。

おかけでiPadには作りかけの作品が日毎に増えています。未完成のものばかりなので、完成させたらいいのに、と思ったりもするのですが。

やってみたら気が乗らなくて途中で止めた、というのも、ひとつの見限る力。次のことを始める。ナイス見限り!かもしれません。

そして、この話を長男にしたところ、

「やめるのは勇気がいるもんね」

と一言。わたし、感激。そうそう、そうなんだよ!やめるのってすごく勇気がいるよね。パワーもいるよね。ホームスクーラーって、勇者なんだよね。エヘヘ。




※写真は、先月、ホームスクーラーのお仲間さんと行った「国宝 東寺~空海と立体曼陀羅」展で撮った、帝釈天です。

#不登校

#ホームスクール








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?