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「一汁三菜」の概念を手放してみる

あっという間にGWが終わり、関西と関東の時差ボケ(地元と都会の時差ボケ?)を戻さねばと思いつつ、これはこれで良いのかもとゆるっとした気持ちで居ります。

さて、帰省でも旅行でも帰って来てからリズムを戻すのが大変なのが「家事」。特に私は料理の心意気を取り戻すのに苦労します。作るのは自分の分だけだし、もう何だってええじゃないかと。

もともと自炊は好きなので、いや、好きが故に自分でどんどんハードルを上げていました。

・健康の為に和食がメイン
・週一回は魚料理を
・新しいレシピ料理を試す

などなど。その隠れたマイルールの中の一つが「一汁三菜」でした。主菜、副菜×2、ご飯に汁物。なんと社会人1年目までは、三菜=主菜を除いた副菜の数と捉えていて、ランチョンマットに乗り切らない程のおかずがズラリと並んでいました。

ただ最近、「食事は栄養補給」と明言している友人の食事情を知って衝撃を受けたのです。

ご飯と汁物までは同じながら、後は主菜が一品ドン。その主菜は、ピーマンやら玉ねぎ、人参、キノコ類、卵、肉類、乾物系、何ならゴマまで混ぜ込んだ超漢飯。ちなみに一週間の食材ラインナップは変わらず、カレーやシチュー等に味変して食べているそう。

そうか、作りおきやら小鉢やらの数にこだわらなくて良いんだ、と思い早速自分なりに作ってみることに。

写真は昨日の晩御飯。なめこと玉ねぎとワカメの味噌汁。カブと豚肉を白だしとポン酢で和えただけの主菜。そして冷凍ブロッコリーとミニトマトを気持ち程度に添えた副菜。

食べ過ぎ感があったのも軽減され、食後のお茶も欲することなく、自分に丁度良い食事感。

SNSを開けば「30分で5品つくる」「安い食材を使った◯◯メニュー」など、新メニューや映える料理がキラキラと並んでいます。

そりゃ見目麗しき料理のほうがテンションも上がるだろうけれど、料理を作ることが目的になって疲弊してしまっては元も子もない。言ってしまえばどうせ胃の中に消えて、残るものでもないので。

実はランチメニューも簡略化を進めていて固定概念を手放し中。「悲惨な弁当」と名付けたその中身についても、また共有していきます。




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