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Webtoon研究部

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Webtoonの商標関係についてもう少し深く掘って考えてみたい。なぜ各プラットフォームが『Webtoon』という単語を使わないのか、単に商標だけの問題なのか?

気になっていた韓国Webtoon『最大レベルプレイヤー100回目の回帰』ではなく『カンストプレイヤーの100回目の回帰』としてピッコマで連載開始。やったー

【参考】
https://piccoma.com/web/product/159384

LINEマンガで連載されている『入学傭兵』というWebtoonを読んでいるんだけど…主人公がめちゃくちゃ強いシスコン(元傭兵)という印象が植え付けられていく。可愛いもんね、妹さん。そりゃ命懸けでバチくそ怖いお兄さん達を戦闘不能にしちゃうよ。

TikTokやYouTubeで紹介されていた『The 100th Regression of the Max-Level Player』(訳:最大レベルプレイヤー100回目の回帰?)が面白そうなんだけど、日本語訳がまだ無い。Webtoonは翻訳まで時間かかるのかな?

個人的に感じるのは『Webtoon』は国内でも人気を集めているけど、縦型カラー漫画を「Webtoon」と呼んでいるのはごく一部な気がする。特にWebtoonに携わるビジネス職が特別使っていて、一般ユーザーはそこまで「Webtoon」の呼び方に馴染んでいない…のでは?

『Webtoon』はNaver社が商標持っているから、各社あらゆる別の呼び方を作り上げてしまって「〜toon」が次々と誕生している。この状況ややこしいから解決してほしいけど、それはNaver次第か、または「Webtoon」に代わる新しい呼び方を誰かが作り上げる必要があるかも。

テクノロジー界隈やビジネス職の人たちの認識では縦スク漫画を『Webtoon』と表現するのが一般的だけど、ユーザーから見たら『韓国漫画』という認識の方が強いのかも。というのもTikTokで検索してみると「Webtoon」より『韓国漫画』とハッシュタグ付ける人が多い…気がする。

現在のWebtoonにとって最も危機感を持つべき点は「国内で流行るか?」とか「ヒット作は出るか?」「スタジオか?個人か?」「AIがWebtoonを作る?」などではなく、スマホから別の端末に変わってしまう点かも。スマホファーストのコンテンツなので、ここが代わると何もかも変わりそう。

LINEのオープンチャットでWebtoon関連の話を聞く限り…Webtoon一つの作品を立ち上げるのは、一つの事業を立ち上げるくらいに思っていた方が良いのかもしれない。立ち上げる前までが思ってたよりハードル高くて金銭的にも肉体的にも精神的にもリスキー。

大人気Webtoonが原作の『Sweet Home』が、Netflixで続編の配信が決定した模様。原作は個人的にも好きな作品なので嬉しい!

【参考】
https://youtu.be/ikjEIXHcYGI?si=d8Jr1O8FmwuOy7JT

Webtoon…最近は批判されることも増えてきたけど、何だなんだ読んでいる人増えている感はある。電車を見渡せばスマホはWebtoonかTikTokなどなど縦型万歳状態。あと意外と中高年の人たちがWebtoon読んでいるのが意外だった。ニーズは中高年の方が高い?

Webtoon関連は国内でも参入が相次いでポジティブな話ばかり聞くけど、だからこそデメリットの話を聞きたい…とも思う。本当にこの業界にメリットしかないのか?最近知った話だと、Webtoonはスナックコンテンツだからこそファンが付きにくい難しさがあるとか…なんか、そういう話を。

楽天も本格的にWebtoonへ参入。『R-TOON』という配信サービスを今年秋以降にリリース予定。またパートナー企業に少年画報社、ストレートエッジ、ニトロプラスがいる。今後はオリジナル作品を共同制作して配信していく予定。

【参考】
https://www.phileweb.com/sp/news/hobby/202306/15/6470.html