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裏庭ハーブ園化計画!7月分の進捗報告!

どもども蒸留家のエフゲニーマエダでっす!
もう気づけば8月も5日まで歩みを進めてしまっているので、ラベンダー蒸留のレポートを一旦差し置いてコチラ裏庭ハーブ園開拓記録のほうを先に上げちゃいます!

7月は予想以上に咲いたマロウの収穫やらラベンダーの蒸留やらハーブ園の実験設備の造成やらでハード&てんやわんやな時期でした!
なので執筆分量が少なめなのでとりあえず7月分一括でまとめちゃいます!

長くなったらすんません!笑
とりあえず各種ハーブの定植や開花の期日データだけはしっかり書き記しとこうと考えてます!


とりあえず前月分の開拓進捗レポート貼っておきまっせ。

🌺7/2 まだまだ草抜きを続けるエフゲニーマエダ氏🌺

セイタカの足元は何も草木が生えてない新鮮な土面が広がるので草抜きが楽しい楽しい!

やっぱり草抜きってアドレナリン出ちゃうんですよ。
いっちばん土地の姿を改善するために手動かして働いてる実感がするんですよね。

とはいいつつ、白い花房が咲き連ねるアキレア畝ゾーンの隣に中柄なハッカ区画を持ってくるか、大株に育つラベンダー定植実験区画を持ってくるかでいまだにアキレアゾーン奥のレイアウトに悩んでいたエフゲニーマエダ。

2時間ほどホクホクとセイタカを引っこ抜き続け、かつての耕作地を取り戻していく

で結果的に導き出した答えは、緩衝区画に「各耐湿地性ハーブの植栽実験区画」「ナーサリースペース」をもってくること。
なのでハッカおよびラバンジンの定植実験区画はさらに奥に追いやられることとなり、用地確保としてエリア開拓の西進を再び始めたのでした。

引っこ抜いた大量のセイタカアワダチソウは蒸留しオレンジ色の精油をとり、間に合わなかった分は連日の強烈な日射で乾かして草木灰にして畑に混ぜる算段に!

この中間路の突き当たりにもシンボルプランツを設置する考え

裏庭ハーブ園を横断する中間路の一直線上に、イングリッシュガーデン的にいろんな野花を植えて見た目に優しいエリアを構えようと計画。
ただ無機質な作物栽培畑にするのではなく、来客の目にも配慮した楽しみポイントを設けることを7月初頭に考え始めた。

🌺7/3 シダノハヤロウの全苗定植完了🌺

思った以上に過酷な栽培条件化でもくたばることなく育ってくれたイエローヤロウグループの1種Achillea filipendulina Lam.ちゃんの全ての苗を裏庭の黄花系ヤロウ畝に定植完了したのが7/3でした!

かれこれ昨年23年度春に種まきから始めたんですが、成長がものっすごい遅かったので蒸留に足りる十分量の苗を確保できないな〜と思い、結局ポット苗も6本買い足していました。
かれこれ今年までにポット苗種まき苗それぞれがタフに生き残り、それなりの株数になっており、定植に時間かけてしまってました。

🌺7月前半 地獄のマロウ収穫に追われる日々。🌺

薄色と濃色それぞれマロウたちが咲き始めたのは6/25あたり。
ポツリポツリと咲くはじめは写真も撮る余裕があってよかったのですが、、、

🌺7/11 鉢植えのエキナセアなどを救助定植!🌺

3年くらいずーっとポリ鉢で極貧生活を送っていたエキナセアたち
ようやく安寧の居住地を手に入れた

たぶん3、4年は鉢植えにしっぱなしだったろう北米大陸産ハーブのエキナセアパープレアをようやく花壇植えにしてあげられました!
そういえばエキナセアとセイタカアワダチソウって同じ北米大陸のキク科植物だよなぁ…と思い出し、セイタカと同じ生育条件下なら健全に育ってくれるのでは!?と気づいて裏庭元来の土壌で植えるに至りました。

・・・やっぱり3、4年も鉢に放置してたら根っこがとんでもないことになってましたね。
水が抜け落ちやすいラベンダーと同じ砂質の排水性用土で植えていたためのようでした。

🌺7/12 ハッカ定植🌺

この日の作業詳細は上記記事にてまとめております、おりました。
もともと作物定着実験エリアがあるとこに植える予定だったたハッカなんですが、まぁ案の定いろいろな計画変更に伴って定植待たせすぎってことで、アキレア畝1.5本お借りして先に定植してしまいました!

たぶんアキレアの苗の本数的に畝が余る予見がなされたんですよね。
ハッカも一応の宿根草なので来年春に引っ越しができるので仮定植!

🌺7/19 アキレア定植再開🌺

(定植完了後のフォト)5月より粗く耕していたままの4番畝にようやく定植。待たせすぎよ…

前回はアキレア栽培エリアの2番畝に「もう待てねぇよ!」と言われてる気がしてた国内生産Proa苗を6/1頃に定植してました。(1番畝は赤花の予定)

定植を延々2ヶ月待たせ続け、ついに開花してしまっていたProa苗たちを7/19ついに定植

昨年ポット苗で来て大株に育っていた子らはある程度定植が完了してたんですが、本命であるドイツから買って寄越し種まき苗にしていたProaたちは晴れ日には水をやりつつも未だ待たせっきりの状態。
さすがに植えてやらねばマジで今までの行いを無駄にする!と焦って体に鞭打ち1列分植えてしまったのがこの日の作業でした!

この日はドイツProa苗を最低でも畝半分だけは植える!とこの目標消化だけに動き、結果的に畝1列全部植えるまでをやってしまいました!
やっぱり人間動いちゃうと不思議と身軽になるモンなんすね…

Proa定植完了後のようす

定植完了と同時に恵みの雨が降りはじめた。すごいタイミング読む天気だなぁ。。。

この頃7月後半からいよいよ夏晴れの天気日和が崩れ始め、雨降りが多くなって作業ペースが乱れてくるのでした。。。

🌺7/23 青い葵の開花🌺

伝統色「葵色/Mauve」と花色を比較
遜色ないことがわかるだろうか

待ちに待った、ゼニアオイ(Malva mauritiana)の青花品種が、他のマルバたちにしばらく遅れて花を咲かたのを確認できました!
植物学的な分類ではゼニアオイの1品種のようで、他の近縁種マルバ(M. sylvestris, M. moschatus等)に比べて茎に毛がなくツルツルしている特徴を持つのがゼニアオイ(Malva mauritiana)となるよう。(が、各国により認識に差が多い)

品種名はブルーファウンテン。きっとファウンテンブルー(色名)から来ているのだと思いますが、見た目は"日本の伝統色"でいえばガッツリ『葵色』。
青いといってもヤグルマギクやツユクサのように真っ青というワケではなく、紫色の中でも限りなく青っぽい花色という意味での「青い葵」なんです。
そしてダジャレ要素がすごい。

🌺7/25 ハッカ開花、摘花はじまる。🌺

北見ハッカ 'ホクト'の花穂

この頃、ハッカたちの青く茂った木立にちらほらホワイトピンクの物体が目立ち始めました。ついに始まったハッカの開花です。(ハッカの花は初めて見た)
ハッカはメントールを多量に含む葉っぱの収穫を目的にしているので、開花結実にエネルギーを割かれないよう摘花する栽培管理があります。

だいたい予想はついてたんですが、メントールで昆虫&動物の食害からガチガチに身を守っているハッカいえど、花は虫を寄せて花粉を託さなきゃならんのでメントールの香りはややマイルドに落ち着いてて、葉っぱとはキツさは異なります。
いえどメントールは含んでいるので、蒸留すればマイルドなハッカ油が作れるんですな。

現状花の数は釜を満たすほどまだ多くはないので、親しくしてもらっている札幌のアブサンとクラフトジンのお店「靴磨きBARアトリエ」さんに提供しておりまっせ!
日によってハッカ使用のモヒートなど限定カクテルを作られているので札幌の方はぜひハッカを使った夏限定カクテルを味わいに訪れてみてくださいbb

7月最終日の裏庭ハーブ園のようす。

前庭とアキレア定植エリアのようす。
奥地の各作物定植実験エリアのようす。
大きく①この土地の土に活着するか?と②湿地帯で育つか?のテーマを試験している

7/31 最終日時点での裏庭ハーブ園のようすでっす。
ハーブ園にとって鬼門の長雨シーズン真っ只中。
まさかの7月下旬より蝦夷梅雨襲来で、雑草がモッサモサと成長加速させる嫌な時期が来てしまいました。

全体的なレイアウトとしては、開墾地団駄踏んでいた各作物定植実験エリアの造成が一気に進んだこともあってエリアが大きく2区に分かれました!
6月当初は単にハッカを横一列に植えるだけの単一なハッカ栽培エリアになる予定だったのですが、日照が思いのほか良さそうだったのでチャイテラエラベンダーとラバンジンの栽培試験機能を盛り込むことになってしまいました。


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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。