【蒸留日記vol.33】伊予柑の厚皮蒸留、続き!
えーこんばんちゃばんちゃ!
働き始めて明日が休みになったので地元でヨモギやキクなど野草を探し回るためにラボに戻ってきました!
●前回そのまま柑橘皮を蒸留してみたんだ。
えーさて今日は前々回の記事にて失敗した、伊予柑の皮細切りボタニカルの再蒸留。
いままではミカンの皮はミキサーでペースト状にしてそれを茹で上げてオイルを抽出していたのですが、
何を思ったか、ミキサーを使わずレモンピールのようにほそーく切り分けてそれを茹で上げてもオイル出るの?
という疑問を解消する目的で、ミキサーにかけずそのまま茹でる蒸留を実施。
たぶん、"クラフトコーラ"とか作るとき柑橘果皮を入れるけど、アレってそんな香り出てないんじゃね?とか思ったんでしょうね。。。
結果、精油が入っている皮表面の細胞「油胞」はただ茹でるだけじゃ破壊できず、精油が入ったそのままでした。
蒸留終了後も皮からはしっかりと柑橘の強い香りがしましたとさっ♪
これが前回までのお話。。。
●で、伊予柑の皮蒸留の日から13日後。。。
さすが熱水蒸留!
100℃で素材を茹で上げたので素材が腐らずそのまま保存されてました!
ボタニカルも指でつぶしてみるとしっかり柑橘の香りが!
これは再度いける!GOサインです!
●材料および方法
前回釜に突っ込んだ伊予柑の皮をぜんぶ救い出してみると、以外にもこんなものすごい物量でした。
おそらく水吸ってゆるくなった分もあるのだろうけど。。。
やわらかくなっているのでミキサーにも大した負担をかけずに済むので割と助かり!
とりあえず物量がすごいので、ボウル1つ分をミキサーで伊予柑果皮ペーストにして水で溶きます。
でこれを沸騰させて、あとはいつも通り精油を抽出する寸法でっす!
蒸留水が出てくるまでにすごい時間かかるけどね。。。
●結果はいかに、、、!?
今回蒸留した素材が、すでに1度蒸留されているとは到底思えないほど精油を抱えていました!しかも水中で13日間も!
なんだやっぱり精油たくさん持ってんじゃん、柑橘果皮は細かく粉砕して蒸留しないとダメだよ〜な結果をまざまざと見せつけられた感じがします。
皮を細切りにしただけの蒸留ではしっかり2時間回したのにたったの5mLほどしか抽出できていませんでした!
●総評!
これだけハッキリと。。。
ではでは!
長らく冷凍庫を占拠していた、ミカンより分厚い伊予柑の皮をやっと片付けられたところで終わりにします!
そんじゃまでした〜!
【前回】
【水蒸気蒸留マガジン】
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