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泡食ってラベンダー冬囲いしてきたよ!

雪の中、真昼間からおいらは何をやっているんだろう・・・

そんな時間が20分ほどありました。
まだ11月前半なのに雪を掘っていた、どかしていたんですね。


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これのためですね!

はい、完璧に積雪予報を読み間違えてしまいました。
呑気に東京へとある用事を足しに行っていた間に降り積もられてしまいました。
11月9日に半日で40センチも積もったそう。

さすが北海道でも群を抜く豪雪地帯、岩見沢。


東京から帰ったらのんび〜りと作業する予定だったのが、さすがに40センチも降り積もられると今後の気温と日差しだけでは0センチまで溶けてくれません。

むしろ、湿って重くなった雪が30センチも首の座っていないが如く若いラベンダーたちにのしかかるとなると、これは一大事です!


ということで!
まだ雪がサラサラで軽いうちに取り除いて、ラベンダーの枝々を縛り上げる”冬囲い”を決行いたしましたー!

冬囲いって園芸用語で、主に積雪地域のお庭で行われるアレですね。
金沢 兼六園の縄で吊られた松の木とかを想像していただけると、まさにあんな感じです。(同じ役割)

ラベンダーは松の木ほど立派に育つワケではありませんが、
共通点なのが同じ樹木であるということです。
堅い幹/樹皮を持ち、数十年間単体で生きる植物なのです。

だもんで、雪の重さでポキっと逝ってしまうものでもあるんです。。。

まぁ早い話、すでにポキっと逝ってしまったのがコチラ⤵︎⤵︎

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あららかわいそう…
結構根元で、大枝が折れてしまうと来年枯れ枝を背負っていびつな姿に育ってしまいます。

大枝にはまだ成長能力があるので、
確実に栄養繁殖できる挿し穂として次の株になってもらいます。
折れてしまった枝はこのように有効活用です!Let'sコストカット!


さてさて、方法!といいますか、メソッド!

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たぶん長年のラベンダー史の中では正しい冬囲いの方法があるのでしょうが、私は特に調べずあくまで我流でいきます…!!
(一応、農業高校で造園の選択授業は受けた身)

まずはこんな感じの無秩序に伸び盛ったラベンダー株!
1年目のトルー?ラベンダです。今からこいつを縛り上げます。

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人生で初めて縛った相手がまさかオンナではなくラベンダーとは。
ほんとラベンダーしか愛さない男だなエフゲニーマエダは…。

1.5m分くらいビニールテープを取り、下からぐるぐると無理ない程度に巻いていきます。
枝全体を株直上で集合させるイメージです。

逆に上が開き気味で盃形▼になってしまうと見事に雪が乗っかって、根元に荷重負荷がいってしまうので、
雪が乗りにくく、避けて落ちてくれるような▲形をイメージします。

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これは巨大品種、ボゴング(L. x intermedia 'Bogong')
こやつもこのような形で縛ります。

ほとんど1年目の若いラベンダーで、柔らかい枝しかないので縛り上げは割とカンタンです♪
●かえって柔らかい枝だと雪の重さでグシャッと開いた形で来春来シーズンを迎えることになるので、それを避けるために冬囲いを1、2年ほど行います。

とはいっても、エフゲニーマエダの花園はまだ2年なので全部若かったりする。笑

しばらく年月が経ってラベンダー株の根元ががっしりとした木質化してくれると冬囲いも必要がなくなりますね。
成長が待ち遠しい!

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では、今日の成果をラストに載せて締めくくりです!
冷蔵庫にジュースがなくて急遽作ったはちみつシナモンレモンティーが思いのほか美味〜♪

ではアディオスっした〜ヽ(´▽`)/

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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。