【ラベンダー香の理解を深める】ボディソープver3!!
いやはや、どんどんラベンダープロダクトの開発が激化している平成林業。ことエフゲニーマエダでごぜぇます。
本日は自家製バスアロマ系ハンドメイドがテーマのお話。。。
さてさてこちらの記事を覚えてらっしゃいますでしょーか。
最近使い切ったんですよ、ラバンジンオイル仕様の自家製ラベンダーボディソープ。
おまけにベースボディソープにしっかり香りが付いてて失敗気味だったやつなんすけど。。。
で、これは初回。こっちは富良野のコモンラベンダーブレンドオイル仕様。
こっちはボディソではなくコンディショナー。
そして・・・
あからさまにヤベー見た目をした、れっきとした自家製薬草シャンプーです。
しかしその青色の元たる薬草オイルのアロマがあまりに薬草感強すぎるので、ブレンド精油にして香りの可能性を探っている段階の試作シャンプー2本でっす。
実販価格があまりに高すぎるので、毒!と書いて他人に使われないようにしています。(健康トラブル何起こるかわからないしね!)
で話戻して・・・
■ボディーソープ編、ついにバージョン3です!
まぁようはチビチビ使ってたボディソープがようやく切れたのですよ!
だもので、よーし次のラベンダーの香り!ってことで急遽ラベンダーオイルが買い集められた感あります。
過去これまで(ver1,ver2)でそれぞれ無香料タイプと渋柿アロマ?の2タイプをベースソープに使ってきました。
しかし前回ver2のラバンジンと柿渋アロマタイプを絡ませた際に、すげぇグレフル柑橘アロマに仕上がってしまったんですね。
個人的に柑橘アロマはあまり好きではなく。。。
だもので、初回に使っていた無香料タイプ(とはいいつつすでにラベンダー油含まさってんじゃねーか!と文句)を再びチョイスしてきました。
まぁさほど強烈な何かのアロマが際立っているワケでもないんですよ、この格安無香料ボディーソープ。
■山のように集められた多品種ラベンダーオイル
いったい何があったんでしょうか、最近になって3本もラベンダーオイルを買い足してしましました。さらにもう1本ブルガリア産のがやってきます。
なので製品として存在しているラベンダーオイルの個人所有数は現在この6本。
おそらくこの記事の内容…いわゆる各国ケモタイプの存在がオイル多数種を揃えるモチベ・動機となったのでしょう…と今になって過去の自分を考察しています(笑)
①まず使用想定・コンセプトを決めよう。
前作Version2のボディソープは、「朝出勤前のシャワーにて目覚めの良いスッキリしたアロマを」というのがコンセプトでした。
なので使用ラベンダーオイルはファーム富田のラバンジンでした。
恐らくはグロッソとされる品種の精油です。
で、今回の大きな事情というのが、選べるオイルの数がめっちゃあるという事。
しかも前回と同じラバンジン(安価)に至っては、4種類もいます。
いやぁーーーこれは迷いますね!
とりあえず、コンセプトとして大きく分かれているテーマは
①癒しのアロマを取るか
②スッキリする目覚めのアロマを取るか
です。
②オイルごとのアロマ的特徴。
おもしろそうなのでここで官能評価をやっちゃいます…!笑
●コモンラベンダー
北海道産-2号はなもいわ精油(ファーム富田)
言うまでもない富良野ラベンダー精油のうち一つのオイル。
で、個人的に最も美しい香りを持った"国産コモンラベンダー"精油だと思っている。
落ち着いた程度の洗練された甘さ、美しく駆け抜けるフラワー感、香りをより鮮明とさせるシャープで絶妙で微々たる爽やかさ、香りの奥底にいるウッディーなベースノート。これらがアロマ特徴のはなもいわ精油です。
フランス産-ブレンデッド・ラベンダーフレンチ精油(ASH/兵庫)
「フランス産だよ」と表記があるラベンダー精油の中ではわりと安価な値段のASHエッセンシャルオイル。そのフランス産コモンラベンダー(ブレンド)精油です。
ブレンドかどうかわからないんですが、メイレットなど品種名がないのでブレンドということにしています。
いきなり文句から始まるのですが、これ絶対ラバンジン精油混ぜただろ!
って怒鳴りたくなるほどカンファラスな香りが…笑
そこまでキツくないのですが、どちらかというとこれはラバンジン側・寄りのアロマ。
どこか薄荷かジンジャー様の重くスーッとした香りも捉えれてしまうASHフレンチオイル…。
けど否定もしきれなくて、
実はフランス国内で生産されるコモンラベンダーオイルには最大1.5%まで樟脳/カンファーが含有されることが許されているんですよ。
ラベンダーオイルのISO基準3515で確認することができますね。
その分の閾値は認めざるを得ない、とともに樟脳を若干含むラベンダー油はフランス人の好むアロマだったりするのでしょうか。
とりあえず、富良野で作られるコモンラベンダーオイルの質は高すぎるという相対評価になってしまいました(テヘッ)
○ラバンジンラベンダー
フランス産-ラバンジン・スーパー精油(ミュウセレクション/京都)
数あるラバンジンオイルの中でもスーパー(L. x intermedia 'Super')の精油であることが明記されている、やや珍しいラバンジン精油。
けど品種自体のオイル収量としてはグロッソとそこまで大差ないので、値段もそこまで大きく変わらないラバンジン精油です。
どこか落ち着きがあって、多少青っぽくも、甘さも感じられるバランスの良いラバンジン精油な印象。
フランス産-ラバンジン・グロッソ精油(インセント/英国)
こちらは世界で栽培面積が最多を誇るラベンダー品種であるラバンジン・グロッソ(L. x intermedia 'Grosso')のフランス産オイル。
やっぱり誕生した本国本場で作られた香りも知っておきたいよね!
グロッソは日本・アメリカ・イギリス・NZだろうと各国どこでも栽培されてるラバンジン品種なので、国によって若干アロマが違うんです。ケモタイプっていうアレです。
でおもろいことに、下には同じグロッソである国産それぞれ北と西の代表されるべきグロッソ精油たちが並びます。
上記フレンチスーパーとはまた違ったラバンジン・グロッソの香り最大の特徴といえば、開くようなフラワー味感じるアロマ!
スーパーにはなくて他グロッソ精油に共通しているアロマ・部分がフラワー感と表現する部分だったりします。
とにかく、強くも軽やかに素早く香ってくるアロマですね…!
北海道産-ラバンジン・グロッソ?精油(ファーム富田)
グロッソ?としているワケは、ファーム富田の人に聞いたら「GrossoかScottish Cotageのどちらかか、その2種かけあわせ品種だ」と曖昧に聞かされたからでっす。
ファーム富田のラバンジン精油は、上の記事でも述べているようにトップノートに比較的強めの樟脳/カンファラスなアタックがあることですね。
わりとラバンジンらしい、個性をアプローチできてる精油だと思っています。
ただ、フランス産グロッソ精油のアロマと比べると、香りの"味わい"が北海道産だとシャープで爽やかめであり、フランス産グロッソ精油だと幅広で色とりどりな香りがします。
わけのわからないワイン官能みたいなコメントですね、わかります。
兵庫県産-ラバンジン・グロッソ精油(無印良品)
無印良品が兵庫県多可町のラベンダーパーク多可から買い付けたラバンジンオイルがこれ。
どうやらラベンダーパーク多可と売っている物の中身は同じよう。
こちらもファーム富田ラバンジン精油との比較記事を書いたのだけれど、アロマの特徴は比較的重めでしっかりねっとりとした甘みのあるラバンジンという感じ。そして時間が経ってもわりと香りは残りやすい。
しかし癒され…はしないのがあくまでラバンジン精油といったところ(笑)
③Version3のラベンダーアロマは君に決めたっ!
最終選考として残ったのが、
①安価なコモンラベンダーのASHフランス産コモンラベンダー精油
②個人的なお好みラバンジン・スーパー精油
ですね!
で、こうなりました。
なんだ2つに絞れたならもう片方をコンディショナーに加えてやれば香り味わえるやん!!
と気づき(笑)
では今後シーズンをこれらアロマにて楽しんでまいりますbb