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浅煎り x 浅煎りを飲み比べてみる。

油断した!
今日のうちに書いておきたかったのですが気づくと成田ひろゆき生放送に気を奪われ日付が変わってしまいました。
そもそも書かねば!って気づいたのが、成田博士らが各国のお酒の消費量というトークを始めたときにア”ッ!と気づいたんですよね。

そういえばお仕事ー…なのかな、蒸留の実演という依頼が入りました。
みかんの皮を集めて無事オイルを作り出すこともできて一安心していたところ、矢継ぎ早に次の蒸留予定ができました。
特に何か特殊なものにチャレンジしようか〜とか特に思いついてなかったので安定的に針葉樹の剪定枝を得られる営業計画とか練ろうと思ってたのですが、急遽蒸留実演がきたので近所に生えてるでっかいドイツトウヒ(Picea abies)を試してみようかと思います。

上向く枝にボロ切れローブのようなしだれた葉っぱが特徴。such a witch…!!

Piceaなので一応エゾマツの仲間です。
けどヨーロッパ大陸で育まれる樹木なのですごいデッカく育ちます。
現代においてエゾマツと生育地域はかなり違うので、香りや収油率もそれなりに差が出るのか楽しみだったりします。

というのが本日の小言!


さてさてさて!
今日は新年一発目だし、マグレで浅煎りを2種所有しているので、寝正月解消のためにもドギツイ酸っぱコーヒーお見舞いしてやろう!

とのことで、やってみました!浅煎り飲み比べ!

飲み比べはコーヒー豆それぞれの特徴の理解深める上で一番わかりやすい比べ方だと思う!
その豆を理解したければ他の同じ焼き段階の豆と比べてみるのがイチバン!


◆過去の飲み比べしてみたよーnote

お、意外と飲み比べはどの焼き段階でもやってるみたい!

←チェルチェレベケレ / モカ ブナブナG1→

ということで、今手元に2種類の浅煎りコーヒー豆がいらっしゃいます。。。
深煎り好きなのに、世の中の動静には合わせる律儀な男エフゲニーマエダ。

産地も一応エチオピア国内のようなので、エチオピア同士ってことで味比べをしてみます。

※エチオピアというと、そもそもコーヒーの木(リンドウ目アカネ科)が発見された、コーヒー歴史発端の地だったりするんですよね。
なのでエチオピア原種なんて品種があったりもします。

意外とコーヒーの学が深まるのがこの飲み比べ。
普段オイシーオイシーと飲めていても、どういった系統の美味しさ(香り・風味)を帯びているのかは意外と捉えられていなかったりします。

特においらなんかは「不快である」「不快ではない」2択でしかファーストコンタクト・単体での味をみられていなかったりするので、その豆の味特徴を捉えるのに貴重な機会だったりします。


●いざ淹れてみる。

15gを150ccで抽出

抽出メニューは浅煎りなので、両者とも15g抽出にしました。
ペーパードリップでクリーンカップで味わいます。

深煎り豆でだと、わずかに残る酸味を駆逐するために挽き粉をややグラム数増したりするのですが、浅煎りの特徴たる酸味は消せません。
なので味しっかりのスッキリ飲めるよう15g出しです。

それぞれ挽き粉抽出し終えた後ですが。。。

色が赤いチェルチェレベケレの方が焼きが浅いっぽいですね。
引いた直後ではコーヒーの香ばしさというよりもフルーツのような甘い香りが香ってくるのですが、それが味になるとどうなるかというと。。。

比べるとやや焼き段階が深く、本来のコーヒーっぽい香りを併せ持っているのがエチオピアモカ。
やはり焼き段階はコーヒーの趣のベクトルを一気に縦に動かします。

①チェルチェレベケレ の購入店
→ Light up coffee(東京都吉祥寺)
②モカ ブナブナ G1 の購入店
2BeansCoffee(北海道三笠市)

●いざ飲んでみる。

カサは違っているものの、色の違いがわかりやすいですね。

いちばん焼き段階が浅いチェルチェレベケレは明るい麦茶のような色。
やや焼きの深いモカG1はよりコーヒーっぽい色合いです。

味わってみると、色以上にかなり個性が違っていました。

←チェルチェレベケレはまず強烈な酸っぱ味!があります。
ヘタしたらワインよりも強い酸味があるような気がする。。。
いつも深煎りの苦みの後・余韻にやってくる甘みを楽しんでいる舌で味わうと、強烈な酸味の反動でシビレに近い甘みがやってきます。いやそれどんな甘みだよって(笑)
香りが、発酵して酸っぱくなってしまった味噌の香り・・・と連想してしまいました。いやそれだけ酸っぱいんですよf^^;

で、深煎り好きの舌でいうと、まだコーヒーの魂をそこに味わえたのがモカG1の方でした!
確かに酸っぱくはあるんですが、まだコーヒーとしての味を持っているのがわかります。
けど何かのフルーツに例えろ!と言われるとなかなか思い浮かばない。。。
やはり未熟なぶどうとかその辺の酸っぱさ…?

この2種で確実にわかったのは、これらの焼き段階においてコーヒーの味わいを出せてるかそれとも酸味やジューシー感で覆い隠すかの明暗がハッキリしたかと思います!


●お味の総評!

●チェルチェレベケレ〜ワインとか好きな人は絶対こっちを美味しく思うだろう!けど俺には発酵味噌の酸味な香り!

●モカG1〜コーヒーとしての性分を残しつつ、浅煎りとはどういうものなのか?を味わう上ではわかりやすい味わいなんじゃないかコーヒー!

今日のコーヒーレビュー

でっす!!

まぁ前者チェルチェレベケレのおかげでまぁまぁ目は覚めたと思う。。。
かなり強烈な酸味で、よだれが出るレベルには強い酸っぱ味でしたw

コーヒーを飲むというよりレモンを舐めるに近い味わいなんだろうと思う・・・

はい、やっぱり深煎りが飲みやすいんだなぁと再認識した元旦コーヒーでした!

おわり。


若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。