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定植エリア宙ぶらりんなアキレアたちの植え方暫定。

アキレア定植用土の使用量・経費的観点などもろもろ兼ねて、めちゃくちゃ費用ケチって旧ラベンダー花壇の木枠を再利用したアキレア試験花壇を作ろうかとも思ってたのですが、、、

アキレア意外と1株あたりデカく育つ。

という事が判明してしまいました。

海外のガーデンに植えられたA.millefoliumのようす。

昨日直前まで、ラベンダー花壇の木枠を再利用した小型の花壇を再度作る計画だったのですが、小型の花壇で蒸留用アキレアを育ててしまうとアキレア本来の株サイズポテンシャルを満たせず、もったいない。
 
なので妥協案として、ラバンジンなどで試験的に栽培成功してしまった「鉢ハーフ地植え方式」を利用することにしました!

地面と花壇土面をなるべく揃えると地中水分を吸えるので、結果として株が早く大きく育つんですよね…

これだと大がかりに時間かけて花壇を組む必要もなく、土の再回収も容易でっすbb


●浅根性のアキレアはボウル型鉢を使ってみる。

育てるアキレアたちは結局蒸留に使うので、とにかくバイオマス量(≒収穫量)を得たいのが主眼。
なのでなるべくデカい鉢を使うことにします。

しかし"課題"もあって、ラベンダーの仮植えに使っているバケツ鉢だとアキレア根っこの及ばない深い部分に余分に用土を使うことになってしまいます。
これでは経費逼迫、ドケチのプライドが許しません。

アキレアには先細りのすり鉢状鉢を使う

そこでこんな形の35センチ幅もあるこんな鉢を用意!

アキレア、特にA.millefoliumの根系詳細がわかる植物図

アキレア、主にセイヨウノコギリソウは地面の表層付近に根っこを這わせる性質の植物なので、深い部分に土は要りません。(上記画像のとおり)

なので先細り型のボウル鉢を使うことに!

この形状だと用土が不要となる底部ほど容積が小さいので使う土の量もバケツ鉢に比べて少なく済みますよね!
そして横に這って拡がるアキレアの性質があるので、上が広いと好都合ですbb

加えて20年にやったラベンダーのハーフ地植えだと鉢形状的に50センチほど真下に地面を掘らないといけませんでしたが、この形状だとちょちょっと掘り込むだけで済むので労力が節約できますね。


●最近のアキレア種まきトレーのようす。 

久々に、というかおよそ1ヶ月ぶりに彼らの様子をリポートしようと思います。
いやぁ、種まき初めての試みだったんですが、4月→5月の期間を観察していると意外と育つのおっそいんですよね(笑)
特にキバナノコギリソウ/A.filipendulinaなんかは。

というのも、種まきトレーを外に出したのはわりと最近。
この1週間以内はまだ夜の気温が2℃など霜が降りるレベルの寒さに見舞われる日がありまして。
なのでまだ完全外で種まき実生を育てるのに油断ならなかったワケです。

ドイツ輸入セイヨウノコギリソウ種子①
ドイツ輸入セイヨウノコギリソウ種子②

やや枯れが目立つトレー。陽にかざしすぎてしまった疑い。

ドイツ輸入セイヨウノコギリソウ種子③

特に枯れがひどいので3日前に再び種まきした。この子たちはおおよそ1ヶ月遅れ。

急遽4/30にセルトレーにも種まきしたドイツ輸入種子たち。

こちらは種まき初回ロットの枯れを危惧して急遽増やしたセルトレー。
ピンセットひとつまみ播種だけれどこの発芽の良さ!
セイヨウノコギリソウの種まきはセルトレーに施すのがベストかもしれない。

発芽・成長がおっそいと噂のキバナノコギリソウ(A.filipendulina)

セイヨウノコギリソウとは別種の中央アジア乾燥帯育ちキバナノコギリソウ種子ですが、発芽率と成長具合はこのような感じに。
種子パック1袋分で現状13ポット分の発芽状況となっています。

案外ここまで発芽・育ちの仕方に違いが出るものなんですね、正直驚きです。


と、本日主にアキレアについての雑記でしたがこんなところでしょうか!

さっさとアキレアのポット苗を移植してあげたいですね。 


若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。