怠惰

怠惰です。怠惰です。自称進生の劣等生。 高校での珍事を主に綴っています。

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最近の記事

教室後列2番目の憂鬱

学生ならば教室後列の席に座りたいと席替えのたびに考えるだろう。 教師がいくら前方の席よりも後列の席の方がよく見ていると主張しようが、私達は後列のほうが魅力的と考える。なんとなく前よりも教師に見られていない感じがするし、自分より後ろに生徒が少ないからありもしない視線を感じることもない。学校支給のパソコン(通称鉄板)を後ろの視線を構うことなく使える。 以上のことから総合的に考えて後ろに行けばいく程心理的に満たされるわけである。 しかし、後列2番目は別である。 大前提として

    • スタバは飲まないし、スポーツが好きなお前らが大嫌い。

      私はスター・バックスの製品を購入及び飲食したことがない。理由は購入者が気持ち悪いから。全員という訳ではないが。 スター・バックスの甘みの権化のようなグロテスクな液体を飲んでいる奴らの脳みそは腐っている。Instagramにてグロテスク液体を掲げ、写真を投稿する文化に対していい印象を持つことができない。私が思うに彼、彼女らは別にこれらを抱腹絶倒超絶面白コンテンツとして嗜んでいる訳ではないと思う。では何故みんなしてグロテスク液体を掲げているのだろうか。それは同調圧力によるものだ

      • 鉄道

        研究所は完璧なまでに進化していた。これまでの研究所はそれはもうだらだらとしていたが、居心地が悪いわけではなく寧ろ良い方であった。 しかし惰性で研究所を運営するわけにはいかないのだ。上から研究所を解体される前に、私は研究長として、発展させようとしたわけだ。研究所が行っている活動としては、ぼかして言うと対象を徹底的に研究し、掌握することを軸に活動しているといったところであろうか。その理念を追求していくためにはこの場所は不適切であったのだ。 さて、ここからが本題であるが、この組

        • 新学年・オブ・ザ・デッド

          季節は春になり、冬の寒さが和らいできた。 私は新学年になるというのにこの世の憂鬱をかき集め、固めて飲み込んだような気分だった。 春休みの宿題を後半まで溜め込み連日徹夜をしたからか、登校初日から気分は最悪。 新学年になるということもあり、所謂陰キャというやつである私は新たな環境になることに焦燥を覚えていた。 家から目と鼻の先である学校まで眠気眼で自転車を走らせ、学校に着くとクラス名簿が張り出されている玄関まで向かう。 混雑の中で人をかき分け、自分の名前を見つける。

        教室後列2番目の憂鬱

          2月の誓断【エッセイ】2/7(水)

          断片的に捉えれば、それはいつも通りの日曜日であった。 普段と異なる点といえば、もうすぐ雨の音が聞こえてきそうな夜であったことと、明日・明後日は入学者選抜とその採点日の影響で、休日であるということであった。 その夜はセルフプレジャーにふけろうとも思ったがそんな気も起きないほど無気力だった。いくら長い休みがあったからと言って怠惰な自分にとっては空虚な時間でしかなかった。 ふと、スマートフォンに目を落とす。私のクラスメイトになりすましたインスタグラムのアカウントの通知がなった。

          2月の誓断【エッセイ】2/7(水)

          学校スマホ戦争

          我が校ではスマホの使用が禁止されている。近隣の学校では、休み時間や放課後にはスマホが使えるケースが多い。今やスマホの使用を禁止している学校はステレオタイプなものではないだろうか。 それだけなら、歴史の浅いくせに文明の力を活用しようとしないステレオタイプ集団による圧政がまかり通っているだけの組織であるだけで済んだ。しかし我が校では、『スマホ使用禁止』を専売特許のように振りかざしてくる。 例を挙げるなら、総合的な学習のディベートのときなどが顕著な例である。 その時のディベー

          学校スマホ戦争

          学校でのフィルタリングの必要性

          近年、中高生の人は学校でパソコンを買わされることがあるのではないでしょうか。 例に漏れず、私の高校でもChromebook(通称鉄板)が配られています。 これがまあ不便なわけです。私が入学した当初は学校のインターネット環境下で制限がかけられていました。 例えば学校内でSNSなどの娯楽を享受してやろうなどと考え、Twitterを開こうものならブロックされてしまいます。困ったものです。 我が校は頭が固いステレオタイプ校長によってスマホが禁止なので、Twitterを見れない

          学校でのフィルタリングの必要性

          ネガティブ・キャンペーン【マジエッセイ、略してマッセイ】

          ネガティブ・キャンペーン略してネガキャン。今日もこの世界では様々な人々がネガキャンを嗜んでいるのだ。 ポケモンの冒頭みたいだが、別に本来の意味でのネガキャンのことを書きたいわけではない。 今回で言うネガキャンとは私の嫌いな男のあだ名のことだ。 ネガキャンと出会ったのは入学してからちょっとした頃。不幸にも私のそのときの唯一の友がネガキャンと接触してしまった。 私はネガキャンの本質を知る前から、関わらないほうがいいやつだなと思っていた。 曲がったネクタイ、曲がった襟、辛

          ネガティブ・キャンペーン【マジエッセイ、略してマッセイ】

          私より馬鹿なやつの将来と考察

          世の中には二種類の人間が存在している。 私より馬鹿か、そうでないか。それだけである。 現状、私はかなり追い詰められている。 身の丈に合わない学校に入学式し、ろくに努力もできない私のやっていることといえば、成績を見てのたうち回るくらいだろうか。そんな時にふと思ってしまった。 「私より馬鹿なやつってどんな人生を歩むのだろう」 私でも今にも死にそうなくらい追い詰められているが、私より馬鹿な奴は将来どうなってしまうのだろうか。どうせ今は遊び呆けているのだろう。 ということで私

          私より馬鹿なやつの将来と考察

          嫌いな奴とテロリスト 【エセエッセイ、略してエッセイ】

          どうやら僕のことを嫌っている奴がいるらしい。 仮にカスと呼ぼう。カスはおせっかいな男で、僕のクラスメイトだ。どうやら怠惰な僕のことを心配半分、呆れ半分くらいに見ているらしい。 そんな話を人伝に聞いた。カスはコミュニケーション能力が高く、学校生活も楽しく暮らしているようだ。 僕は彼のことを僕に対して害がない奴と思っていたので、嫌われていると知って無性にイライラした。ただでさえ最近悪いこと続きなのに、彼は僕のことを嘲笑って友達とヘラヘラ笑っていると思うと、虫唾が走る。 そ

          嫌いな奴とテロリスト 【エセエッセイ、略してエッセイ】