見出し画像

「混乱を生み出す」ということは良いことである / コーチング空間の心象風景

また新しく気づきがあり、すぐに書きたくて書いています。
今現在通っているコーチングスクールでは、メンターの方が何人かおり、そのメンターの方との対話で得た気づきです。

※私が通っているコーチングスクールの概要は以下です。

実際に行なっているコーチング空間の心象風景(内面の変化等)を、これを読んでいる方も掴めたらと思い、私とメンターとのMTGにて、実際に行なったことをつらつらと書いていきます!


元々持っていた私の考え(ビリーフシステム)

今いるコーチングスクールに限らず、日々生活をしている時も含めて、メンターと会話する前は以下のような考え(ビリーフシステム)を持っていました。

私が何か発言をすることで、その場(特に真剣に話をしている場)がよく分からない方向に進んでしまい、混乱を生み出し、場を乱してしまう。混乱を生み出すと、周りに「余計なことを考えさせる」等の悪影響を与えてしまって、無駄な時間を過ごす羽目になり、返って迷惑になる。だから黙っておこう(静観)。

※ビリーフシステムとは、自分の脳と心が意識的にも無意識的にも認識している「モノの見方(価値基準・信念)」のこと。生まれた瞬間から、これまで経験してきた様々な事象を通じ、心と脳に無意識的に価値観が書き込まれ記憶し、それが自分にとって重要な基準となって物事を判断している。

これは仕事場でも家庭でもプライベートでも、これまで生きてきた中でこの考えを持って行動をすることは多い、と振り返ってみて思います。

だからこそ何か聞かれたときに、「(あなたが)決めていいよ!」とか「大丈夫!!!」といって、塞ぎ込むことが多々あります。

(例)
質問者 → 私
・「何食べたいの?」→「えー、何がいいかな。〇〇さんは何を食べたいの?(質問に答えていないw)」
・「仕事の進捗で何か困っていそうだけど大丈夫?」→「問題ないです!大丈夫っす!!(大抵『どうしたらいいか』の明確な答えを持っていなく、人の考えを聞きたい。つまり、大丈夫じゃない)」

あとは複数人が所属する組織・集団の中で、「本当はこうしたらいいと思うんだけどな〜」と、思うこと・言いたいことがあっても、「静観をキメて、波風立たないようにする」という選択をすることもよくあります。

「混乱を生み出すとダメなの?」という問い

「そもそも『混乱』って生み出すとダメなんだっけ?」という問いをメンターからもらいました。

私:混乱を生み出すと、周りに悪影響を与えてしまうのでダメです
メ:悪影響って具体的に何かな?
私:私が発言したことによって、本来進むべき道から外れてしまって進むことになり、無駄な時間を過ごすということです。イメージとしては、私が発言することで違う道を歩むことで「(無駄な時間を過ごすため)結局、元の状態に戻ってしまう(振り出しの状態になってしまう)」といったイメージを持ってます。

この私の発言について、何かおかしいことにお気づきでしょうか?

そう、別の道を進んでいるのだから、そこで得た経験や気づきがあるはずで、元の場所にたとえ戻ったとしても「元の状態に戻る」ということは一切起こらないのです。
(たとえ戻ったとしても「強くてニューゲーム」状態w)

この時点で「混乱って別に起こしてもいいんだ」という考えを持ちます。

成長するために必要なものこそ「混乱」

「混乱を起こしても良い」という考えに変わり、今度は「その考えを採用しても良い、という背景を持つこと」に迫っていきました。

そこでメンターに言われたことは「時代の変化って、まさに『混乱』から生まれているよね」と。

ここで「確かに!!!!」と雷がドゴーンと落ちた感覚を持ちましたw

天動説→地動説へのパラダイムシフト、明治維新、コロナ禍など、混乱から新しい価値観や考え方が生まれ、時代が大きく動く。直近であったコロナ禍なんか、「意外と出社しなくても何とかなるんだ」という気づきを世の中に与え、より「生産的な働き方とは?」ということを考えるきっかけにもなったし。

ここで「混乱を起こすこと=良いこと」という事が確信に変わります。

ただし「人を思うこと(相手のメリットを考える)」が必要

ここまでで「混乱を起こすこと=良いこと」ということはわかったものの、ここでもう一つ悩みが露わになります。それは「混乱を起こして、人が離れていったり、恥をかくことがあった」という苦い経験があることです。

それこそ幼稚園、小学校から過去生きてきた一連を振り返ってみても「目立つ」というwant toを満たすために、よく混乱を起こしていたな〜、としみじみ思うのですが、人を振り回して呆れられて離れられてしまった経験や、混乱を起こすために「嘘をつく」等、大きく出て恥をかくといった経験が鮮明な記憶として残っているのです。

それをメンターに話し、返ってきた言葉が「それって、相手のメリットと自分のメリットを紐づけていないからだよね?」と。

ここでも「確かに!!!!」と腹落ちします。

ここに気づくまでは正直、「自分って無意識で人に迷惑をかけちゃうんだよな」というのが残っていました。

が、このことに気づけたことで「相手のメリットと自分のメリットを紐づけて、『混乱』を生み出す分には全く問題ない。てかむしろどんどんやった方が相手のためにもなるし、めちゃくちゃいいじゃん!!」と認知が書き換わりました。

もし「混乱を起こすこと=良いこと」止まりで終わっていたら、「混乱をどんどん起こそう!」という真の決断には至らず、結果的に現実が何も変わらなかったと思います。

まとめ

コーチング空間では、上記のように「コーチとクライアントがお互いに忖度なく、心の奥底にある『本音』を曝け出し、それをコーチが介入(マニピュレーション)する。そして相手を内面から変化を促す(インサイド・アウトの考えをもたらす)。」といった場となります。
※(↓参考)インサイドアウトとは

どちらかが蓋をし、閉じてしまえば、その場は成立せず全くおかしな方向へと向かってしまう。刃物と一緒で、コーチングを正しく使えば、人の人生をより豊かにするものの、間違って使えば、人の人生を破滅させることもある。コーチングとは、とても繊細なものなのです。

だからこそコーチングを提供するコーチ自身が、しっかりとコーチング技術の自己適応をし、きちんと理解ができ、クライアントをリードすることができるのかが超重要なのです。
(残念ながら、コーチングを提供するコーチの中で、「本当にコーチングがわかっているのか?」といった人を散見するのが今の実態です。)

最後に

2023年3月よりGOAL-Bさんでのキャリアコーチでの活動を通じて、認知科学に基づくコーチングを知り、「より深くコーチングを学ぼう」というきっかけから2023年8月末より今いるコーチングスクールに参加し、今のモニターセッションの提供へと至ります。

たった約1年間ですが、今まで歪みに歪んで見てきた世界にメスを入れ、家族や仕事との向き合い方等、本当に今までの人生にはないほどの激動で、色んな酸いも甘いも噛み分けてきました。
※その一つが以下の記事です。

そんな体験をあなたも経験してみませんか?

現在コーチングスクールの卒業に向け、コーチングの無料モニターセッションを提供しております。
※モニターセッションで行う内容について、以下に概要を記載しております。

もしご興味ある方がおりましたら、X(旧Twitter)やFacebook等から、どしどしご連絡ください!

▼X(旧Twitter)
@yuki_shiihashi

▼Facebook

なお、3月10日(日)からは行うモニターセッションは「有料」へと移行をし、「1回 5,000円」での提供を行います。ぜひご興味ある方は無料期間のうちにご連絡ください!

※モニターセッションは無料・有料ともに、オンライン(Google Meet)にて約60-90分程度の時間を用いた1回のみの提供となります。
※モニターセッション後に何かの勧誘を行なったり、セールスを行うことは一切ございません。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!


皆さまの支えが日々の発信活動の原動力へと繋がります。いただいたサポートは、さらに深みを持った発信をする為の活動費として使わせていただきます😌