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「自分の人生を生きる覚悟」を持って生きていますか?

初投稿ですが、どうしてもこれを書きたくて書いています。

突然ですが、これを読んでいるあなたは「自分の人生」を生きていますか?
もしくは「自分の人生を生きる覚悟」を持って、生きていますか?

私はまだまだ「自分の人生」を生きている、と断言できません。
しかし、「自分の人生を生きる覚悟」は持って生きると決めました。

その一つに、「4年半働いた『転職エージェント』を辞めて、真っ直ぐに『営業』としてキャリアを歩む」という決断をしました。

その背景にあるのが、私が中学3年の秋〜冬のときの話です。
父親と日産の黒のデュアリスに乗って、とある場所へ行った際に、今まで私に弱みを見せていかなった父親が、ポロッと一言私に言いました。

「仕事やめようかな。どうしたらいいと思う?」

当時の私は反抗期の真っ盛りで、両親との日常会話はほとんどない中、突然そんな話を振られたのをよく覚えています。
(今はもうガラッと変わってしまったけど、その話になったときの風景は鮮明に覚えていて、右側には竹藪、左側はまっさらな更地、真正面は道路と梨畑でした。)

その話を振られたときに、私が返した一言。

「今仕事をやめて、(家族のこととか)どうすんの?」

たった一言、この言葉だけを返しました。父親からは「そうだよね」という返答をもらって、その会話はすぐに終了しました。
(その後は何も会話なく、車に備え付けのカーナビでテレビが見れたので、テレビを見ていました。会話をしたときは音量が小さかったものの、会話が終了した後、音量が程よく大きくなったのもよく覚えてます。)

車の中ではなんとも思っていませんでしたが、後になって冷静に考えると、「なんで突き放して、そう言ってしまったのか。せめて『好きにしたらいいじゃん』っていう言い方もできたな」と後悔をしたことも覚えています。

後に私が大学生のときに知った事実ですが、その話を受けた当時、父親が会社員として働いていた会社は、ECサイトの台頭から強烈な業績不振に陥っていて、後に債務超過となり、特別清算を受けてました。

調べれば調べるほど、年々売上が減っていって、営業として働いていた父親が苦しんでいた姿は容易に想像ができました。思えば、私が小学生のときは、よく仕事の話をしていたのに、中学に入ってからは仕事の話を聞かなくなったなと(反抗期だったから、というのも要因だろうけど、それでも明らかに様子が違ったことは覚えています)。救済企業が現れて、その企業から雇用をされたものの、その環境での扱いもおおよそ予想がつきます。

私が伝えた、たったこの一言があったから、父が本来歩めていた「仕事が楽しい」という道を壊し、「家族のために」と雁字搦めにしてしまったことを死ぬほど後悔しています。今の自分があの時に戻れるなら本当に戻りたいと願うほど。

父親が弱音をポロッと吐いてから、その後は一切の弱みを見たこともないし、なんなら私は大学までちゃんと卒業をさせていただいた。
父が長い苦しみの中で、耐えて、耐えて、耐えてくれたからこそ、今こうして自分が伸び伸びできている、と。

何かの運命か、私は2社目で「転職エージェント」として活躍するという機会に偶然にも出会い、その選択に至り、なんならつい最近まで転職エージェントの業務が「天職」だと思って活動をしていました。

しかし「転職エージェントが私にとって『天職』である」というのは錯覚で、「あの時、何もわかってなくて、何もできなかった自分が嫌で嫌で仕方なくて、『どうしたらよかったのか?』という答えを無意識的に探していただけ」であったと。

私が「求職者に寄り添ったスタイルの支援」にこだわりを持ち追求をして、それとは逆のアプローチをとっているようなところ(大量に求人を送って「とりあえず受けさせる」みたいな考え方や、求職者の許可なく応募を進めるようなエージェント等)は無くなったらいい、という考えにも繋がっていたんだと。

コーチングを学んでいる過程の中で、そう気づきました。

「同じ過ちを犯したくない」というのが無意識の根底にあり、それが仕事に向き合う原動力となっていました。つまり「自己投影」であったと。
※自己投影:自らの内にあるが認めたくない性質や感情を、自分ではなく他の人あるいは物にあるかのように無意識に感じてしまうこと
(↓出典)


今なら、あの時の父親に対して「どんな言葉をかけるか」は私の中でもう答えを持っていて、同じ過ちは絶対にしないと断言できる状態に巡り巡ってなったからこそ、転職エージェントを辞めて、「営業」として次の道を歩もうという意思決定に繋げることができたんだと思います。
(なぜ「営業」という選択に至ったのかは、また違う投稿でさせてください。)

私は、「自分らしく生きれていない」という人がいるのなら、「自分らしく生きる」お手伝いができたらと思いますし、「自分の人生を生きる人」または「自分の人生を生きる覚悟を持つ人」が増えることを願っています。

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