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💿10cc - 架空映画のサウンドトラックが最高 -
学生の頃にはこのレコードを持っていなくて、録音させてもらったカセットテープを、それこそ擦り切れるぐらい車で聴いていました。何とも言えない音響が、車内に心地よかったのです。
The Original Soundtrack
ロック・オペラ「パリの一夜」で始まる一種のコンセプト・アルバム。「架空の映画のサウンドトラック」という10ccらしい風変わりな設定で制作された。シングル・カットされた「アイム・ノット・イン・ラヴ」は全英1位・全米2位を獲得する大ヒットとなった(他にオランダ、ベルギーで5位、西ドイツで8位)。
このアルバムが最高とタイトルに書きながら、 10cc のアルバムはこれしか持っていませんし、他のアルバムは聴いたこともありません。
ジャケットとライナーノーツ
所有するジャケットの表(画像右)と裏です。
ライナーノーツによると、ジャケット表の中央に描かれたフイルム編集器内の絵は、1957年映画「胸に輝く星」におけるアンソニーパーキンスの馬上の姿だそうです。聞いたことのない映画で、さっぱりわかりませんが。
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久しぶりにライナーノーツを読むと、気になることが書かれていました。
カヴァを反すと、4人の男たちの姿が再び器機のスクリーンに映し出されているが、いわずと知れた彼らが10ccのメンバーである。
所有するアルバム裏面にはメンバーの画像がないので気になり調べると、以前は見開きのジャケットでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1648175946156-dhYAE7yBfu.jpg)
低画質にしています
この開いた時に現れる画像のことだったのですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1648175972295-V3HimIZqUs.jpg)
低画質にしています
学生時代、カセットテープばかり聴かずにさっさとレコードを買っていれば、この見開き仕様のジャケットだったのにと思うと、残念です。
ライナーノーツの解説は、映画・音楽評論家の今野雄二さん。
ライナーノーツでの紹介は映画評論家とだけ。制作側のこだわりなのでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1648191750009-ACIQp5noQJ.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1648173494186-IxxYDOAj4H.jpg?width=1200)
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I'm Not in Love
このアルバムはこの曲のために作られた、そう言っても過言ではないかと。
Live映像のリンクを貼り付けようと思いましたが、日本語訳がありましたのでこちらを聴いて下さい。
煮え切らない歌詞が何とも言えませんが、それ以上に壮大なサウンド、たまりませんね。
途中に入る女性のつぶやきです。
Be quiet, big boys don’t cry
Big boys don’t cry
Big boys don’t cry
Big boys don’t cry …
このアルバムは架空であろうがサウンドトラック、通して聴いてこそ良さがわかります。
と言うことで、一曲のみ紹介して終わります。
<了>