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名のつかぬ日々

20
濁り血
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2021年5月の記事一覧

沈思黙考

人生の生き方とか哲学を考えている人って

周りにいるのだろうか

こういう話なかなか人にできない

考えすぎだよで終わる

一人で思考を巡らす

そういえばよく言われるや

考えすぎって

私の半分は思考でできてるんじゃないかと思う

放っておけば真顔で何か考えている

会話なんてしない可愛げのない奴だ

頭の中では一人で別のことを考えている

聞けるのであれば聞きたい

その人の

人としての在

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無宗教

無宗教という国

共通の信じるものがない分

何かを神のように崇めるオタク文化が盛んなのかなと 

神的な何かの対象が

身近な人だと依存になってしまう

だからアニオタの世界は平和なのだろう

あと自殺率も高いのかなと

信じるものがない人たちにとって

生きる指針というのはかなり重要になってくる

一人で道を歩んでいるようなものだ

果てに 死にたいまで追い詰められたとしても

神様という至極

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対話

人に影響される時間が長いと

自分の言葉が書けなくなる

寂しいような

少しは社会に溶け込まなければならない

という焦りもなくはないわけで

一人でポチポチ書いてる時間が

なんだかんだ自由で好きなわけで

でも世の中人と関わることは避けて通れなくて

そんな世の中で

上手く生きられたらいいなぁと

思うんです。

カフェの考え事

笑顔って何でいるんだろう

カフェで雨の外を眺めながら ふと。

人との関係を円滑にするもの

心無いものでもそうなんだろうか

そんなこと考える私はかなり冷たい人間だよな

もちろん無理して笑顔になる必要なんてない

でも

面白くもないのについつい

口角が上がる

相槌を打つ

埋め合わせの言葉が出る

良い人でいたいからなのか

空気を壊したくないからなのか

嫌い

いや笑顔というより愛

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よっぽど心開いた相手じゃないと

話すときは目を合わさない

というか

合わせられない

失礼なのは承知だがどうしても背けてしまう

なんでだろう…

目を合わせて話すと 会話の内容より

その人の温度感だったり

会話の仕方、だったりが入ってくる

同じ信頼や愛情で話せる人がそもそも稀有か

あまりの相手の圧に

言葉が出てこない

途切れ途切れになることが

過去にあった

人さまは人さま

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慕情

忘れたくない

いつの間にか現実に埋もれて

匂いも形も温かさも分からなくなって

大事にしようと

思い出そうも

微かな残像

持て余した感情は 

時間など引き留めてくれやしない

涙を零そうも

吐き出す場所も無いまま

崩れてしまいそうなほど

募るばかり

掴んだ光

開いた手

望みを賭けた 淡い温度と

老いて濃くなるシワ だけ

霞んで消え入る

掴みかけた

わたしは何を

求めれば求めるほど

虚しくなる

訳のわからない不安に駆られる

焦燥

いい意味で他人と距離を取る

一人で立つ 

生きる