青春18切符 西本州制覇 Ⅱ 京都〜鳥取砂丘
みなさんこんにちはshutoです。
前回に引き続き、青春18切符を使ってわずか8日間で西本州を観光したノウハウを記録していきます。
初日、2日目の記録はこちらにあるので是非読んでみてください
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読まれてない方のために簡単に振り返ると
初日の行程は
横浜→熱海→清水→三保の松原→弁天島→名古屋→伊勢
2日目の行程は
伊勢(伊勢神宮)→奈良→京都(平等院・伏見稲荷・祇園)
というものです。電車代、食費、観光費、宿泊費全て込みでも1日1万円弱しかかかっていない、コスパが良いのがこの旅の特徴です。
では、旅の続きを記録していきましょう。
3日目
南禅寺→清水寺→嵐山→琵琶湖→白髭神社→大阪→神戸→明石
京都
この日もなかなかの強行スケジュール。
朝6時ごろに起床し、松屋で牛丼を食べた後、眠い目をこすりながら散歩がてら平安神宮へ。誰もいない朝の平安神宮はものすごい静けさ。
目が覚めてきたところでそのまま歩いて南禅寺へ。「そうだ、京都行こう」のBGMを流しながら歩く朝の京都は趣深いものでした。
その大きさと、水路閣の雰囲気は最高。
南禅寺の観光を終え、そこからはバスに乗り清水寺へ。なんとまだ朝の9時。今までで一番有意義な朝を過ごしたと思います。
そして二寧坂や産寧坂を歩いている途中多くの店が開き始めました。
天気が悔やまれますが、歩いて清水寺へ
次の予定もあったため清水寺内には入らずに、帰り道あられや八つ橋の試食をしまくりながら次の目的地である嵐山へと向かいました。
しかし寄り道はつきもの。三十三間堂が近くにあることを知り、少しルート変更をして観光。堂内は撮影禁止でしたが、多くの像が並んでいる迫力は圧巻でした。(写真はお借りします)
https://www.kotolog.jp/post/三十三間堂/
一度京都駅に戻ってきたところで、京都旅行中の友達と遭遇。非常に仲の良い友達だったため嬉しかったですが、お互いの予定もあるのですぐ解散(笑)
京都駅からJR嵯峨野線に20分程度乗り、嵯峨嵐山駅へ。地味にこの日初めての青春18切符使用。嵐山でステーキをたいらげ、
渡月橋を渡りぐるっと嵐山散策。
竹林の小道も訪れました。
約半日で京都を大満喫し幸せいっぱいだったが休む暇もなく移動。次の目的地は琵琶湖の側からロープウェイに乗ることで行ける、絶景が見られる琵琶湖テラスです。
京都→琵琶湖
滋賀県に突入。京都駅からJR湖西線に乗ること45分。志賀駅に到着。琵琶湖テラスへといけるロープウェイ乗り場までは山道を歩いておよそ40分。ヒッチハイクも考えたが立地が悪く断念して、歩くことにしました。無事到着しましたが、、
あれ。。この日は風が強く天気も下り坂のためロープウェイが運航していませんでした。
予定が一つ無くなったため、近くにある白髭神社を訪れようかと思いましたが、先ほどの徒歩に思ったより時間を使ってしまい、電車+徒歩で向かう時間がないことに気づいてしまった。
ここで再びヒッチハイクを決意。全然捕まらないどころか自分らを見て笑ったりスピード上げる人が多く、結構メンタルをやられました。そんな中で一台の軽が止まってくれました。中には白髭のおじさん。
まるでサンタさんみたいでした笑 話を聞いてくれて白髭神社まで連れてってくれました、ほんとに感謝。
おじさんが帰りも送ってくれるというので、白髭神社の海に浮かぶ鳥居をさくっと眺め、車で待ってるおじさんのもとへ戻りました。
駅まで送ってくれたおじさんと別れ、次の目的地へ
琵琶湖→大阪
JR湖西線・JR琵琶湖新線・JR京都線を乗り継ぎ、新大阪駅へ
大阪ではこれと言って観光はしていないが、串カツを食べ高校三年間同じ部活だった友達がアイドルを追っかけて大阪まで来ていたため、会いに行きました。
旅先で人と会うのは楽しい。
次の日の早朝に備えるためできるだけ移動しておきたかったためパッと移動。次の日は早朝から登山をして、日本のマチュピチュとも呼ばれる竹田城跡を目指します。
大阪→神戸
JR京都線で3日目の目的地である明石に向かおうとしましたが、まだ19時ごろであり、漫画喫茶に入るにはまだ早いため※、どこかもう一つ観光できる場所を探したところ、神戸を見つけました。
※漫画喫茶に泊まる際は、店舗によって異なるが8時間ナイトパックが2000円切り、割安でおすすめ。22時頃入店して6時ごろに出るのが良いと思う。
大阪からJR京都線、JR神戸線を乗り継ぎ40分程で神戸駅に到着。
神戸ハーバーランドの夜景は素晴らしかったです。近代的でおしゃれな街づくりがされていて、ぜひもう一回訪れたい都市だと思いました!!
神戸→明石
再びJR京都線に乗り込みわずか10分程度、3日目の最終目的地明石駅へ。
駅そばの銭湯で疲れを癒し、また漫画喫茶へ。笑笑
もうここまでくると漫画喫茶生活に慣れてきて、動画見ながらお菓子と飲みものを飲むなど快適に過ごせるようになりました。笑
3日目のおさらい
京都→嵯峨嵐山 17分 240円
嵯峨嵐山→志賀 75分 760円
近江舞子→新大阪 62分 1490円
新大阪→神戸 31分 640円
神戸→明石 12分 300円
3時間17分 3430円
この日も全て込みで合計で1万円を切りました!
電車2000円漫画喫茶2000円として、他で6000円程1日で使えるので十分だと思います。
4日目
明石→竹田城跡→玄武洞→鳥取砂丘→出雲
この日は始発でスタート。
竹田城跡
明石駅からJR神戸線で姫路駅。姫路駅からJR播但線で寺前駅を経由して、竹田駅へ。
朝から山間部を2時間半かけて移動。自分は一睡もできなかったですが、友達二人は爆睡していてとても羨ましかったです。笑
ケータイに入れてきた映画を見ていたのであっという間に過ぎたのでまあよかったかな。
電車を降りるとそこはもうド田舎。風情がある駅舎を背に登山へ向かいます。
そこまで大きな山でもないので滑らかな斜面を登るかと思いきや大間違い。階段とも言えないような岩を登り気づいたら汗だくに笑
なんやかんやで一時間ほど登山をして、頂上にある竹田城跡へ到着。果たして日本のマチュピチュとはどのようなものなのか、、、
圧巻でした。不揃いの岩を積み重ねてできた石段によって建てられた跡がきれいに残っていました。
寒い日の早朝にはこのように雲海が表れるのだとか。生きてる間に絶対に生でその景色を見に行きたいです。
竹田城跡→玄武洞
竹田城跡から下山し、次の目的地は鳥取砂丘の予定。
しかし経路をグーグルマップでたどっていたらたまたま玄武洞公園という文字が目に入り、調べてみた所、自然が生み出す絶景であり国の天然記念物らしい。という情報を手にし、行くことを決意。
竹田駅から播但線で和田山駅へ、そこからJR山陰本線で豊岡駅で乗り継ぎそのまま玄武洞駅へ到着。所要時間は1時間程度。
玄武洞駅からはチャーターした小型船で川を渡り、玄武洞へと連れていってくれます。(この船は定期便ではなく、電話して予約が必要なので注意が必要!)
ここもまた圧巻でした。この旅の中で一番自然というものを感じた場所ですね笑
いくつかの洞窟があり一つ一つ異なる部分が面白い。
玄武洞
青龍洞
ここのすぐそばのお店で腹ごしらえをして、鳥取へ。
玄武洞→鳥取砂丘
玄武洞駅からまたJR山陰本線に乗り、浜坂駅を経由して鳥取駅へ。2時間ほどかかりましたが、この日は疲れていたのか気持ちよく寝ることができました。
鳥取駅から鳥取砂丘ははバスで10分程。ぽつぽつと降っていた雨も止み、旅の最終目的地である鳥取砂丘に到着。
靴を脱ぎビニールの上から長靴を履き、砂の世界へ。砂丘に入った瞬間テンションが上がり登山の疲れなんてなっかったかのように子供のようにはしゃぎ、大満喫。
鳥取砂丘を後にする頃には、出発の時には汚れもしわもなかった靴がぼろぼろになっていて、どれだけ歩き移動してきたかを再認識しました。おつかれさまです笑
~別れ~
青春18切符の残りは後1日分。一緒に旅をしてくれた友達二人はこの1日分を使い5日目に予定通りに横浜へ帰る必要がありました。
一方で僕は
青春18切符を買い足し、1人で旅を続ける
という選択をしました。まだまだ体力はあるし、せっかくだからもっといろんな景色を見たかったからです。
ほぼ毎日夜遅くに寝て、早朝に起きて電車に飛び乗る生活は苦しかったし楽しかったです。
一緒に来てくれた2人には本当に感謝しているしこの2人じゃないとこんな楽しい旅にならなかったと思います。
そんな2人と鳥取駅でラーメンを食べてお別れをしました。ここからは1人。
旅の半分が終わり、僕は1人で銭湯へ向かいました。
同じ湯舟にはいっていたカメラ好きのおじさんと話が進み、風呂上がりに牛乳をくれました。
これからの1人旅は基本は話し相手はいません。しかし同じ場所にいる人、同じ景色を見ている人とは自然と話が合うものです。自分はこれから人の温かさを数えきれないほど感じることになるのでした。
彼らは東京を目指し東方面へ。僕は行きたかった出雲を目指し西へと向かいました。
鳥取→出雲
鳥取で彼らと別れた時すでに空は暗かったですが、次の日に朝から行動を起こせるように、夜遅くJR快走鳥取ライナーで米子駅まで行き乗り換え、その後JR山陽本線で出雲市駅へと向かいました。
出雲市駅に着いたときには23時。
気温がとても低く雹がパラパラと。
イチバン近い漫画喫茶までは徒歩で30分以上あったのでここはもうタクシーを使おうかと思ったが、まさかのタクシーがぜんっぜんいない。笑
途中のコンビニやマックなどで暖を取りながら雹の中を歩きました。途中でタクシーを見つけたが、謎の負けず嫌いが出て、最後まで歩き続けましたね笑
好きな音楽を聴いてれば無限に歩けそうな僕なので、歩くの自体は全く苦ではなかったが、寒さと疲れがここにきて辛くなってきました。
そんななかびしょ濡れで漫画喫茶に到着すると、深夜に関わらず嫌な顔せず対応してくれて、タオル・ハンガーを貸してくれてココアを作ってくれた店員さんは絶対に忘れません。
シャワーを浴び、体を温め、気持ちよく眠りに付けました。大自然と人の温かさに触れた非常に濃い1日でした。
4日目おさらい
**明石→竹田 153分 1940円
竹田→玄武洞 51分 740円
玄武洞→鳥取 114分 1320円
鳥取→出雲市 195分 2590円 **
8時間33分 6590円
圧巻の移動時間笑 1日の3分の1を電車で過ごしたと考えると驚き。これからいく人は是非本を持っていくことをお勧めします。笑
ケータイは1時間で飽きます。景色も同じようなものならせいぜい30分見ていたら飽きちゃうのが本音です笑
この時間でnoteをかければどれだけ効率がいいのか...
次回 5日目・6日目 1人旅開始
朝から出雲大社へ行きアートの島やうどん県を訪れた。
またまた優しい人のオンパレードで、びっくりするような出会いもたくさん。
また楽しみに待っていてください。そしてこのnoteを見て少しでも旅の魅力を知ってもらえて興味持ってくれれば幸いです。
ご精読ありがとうございました。
shuto
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