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映画小説

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未発表のシナリオを小説形式にした「映画小説」/第一弾は国際アイドル物語「セブンカラーズ・ストーリー」全5話/
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2020年7月の記事一覧

SF映画小説『Summer Time 雨に消えた男』Vol.3/

SF映画小説『Summer Time 雨に消えた男』Vol.3/

前回までのあらすじ

クラシックピアニストであった純夏美だが、恋人のバイオリニスト井坂恭二を飛行機事故で失って10年後、ジャズバーでサックス奏者・坂西崇と演奏し、同棲していた。ある大雨の日、恭二が夏美の前に、10年前と変わらぬ姿で現れ、混乱のうち家に帰ると、排水口から逆流して来た赤いアメーバ状の生物に襲われて気絶した。が、青いアメーバが夏美を助けるように赤いアメーバを無力化して去った。死骸となった

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SF映画小説『Summer Time 雨に消えた男』Vol.2/

SF映画小説『Summer Time 雨に消えた男』Vol.2/

前回のあらすじ

純夏美は22歳のクラシックピアニスト、恋人は25歳のバイオリニスト井坂恭二。彼らのクインテットがザルツブルク音楽祭に招待されながら、夏美は腕を折る怪我をして行けなくなったが、飛行機が北極海で消息を断ち、10年後、32歳の夏美はジャズバーで、35歳のサキソフォン奏者・坂西崇と「サマータイム」を演奏していた。夏美は両親に先立たれた実家で、崇と同棲している。ある大雨の日、恭二が夏美の前

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SF映画小説『Summer Time 雨に消えた男』Vol.1

SF映画小説『Summer Time 雨に消えた男』Vol.1

< クラシックコンサートホール>

上品な照明に浮かび上がったステージの上で、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ピアノという編成の「ピアノ五重奏」ユニット、”マジカル・クインテット”が、一糸乱れず演奏している。

ピアノだけが少し奥の位置で、マリンブルーのロングドレスの女性・純夏美(すみなつみ・22)が弾いており、あとの4人はその手前で黒いスーツを着て、ボウイング=弓で弾いている。
男たち

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映画小説『セブンカラーズ・ストーリー』Vol.5(終)アイドルよ、武道館じゃなくて世界を目指せ!

映画小説『セブンカラーズ・ストーリー』Vol.5(終)アイドルよ、武道館じゃなくて世界を目指せ!

<鹿児島県民交流センター>

7人は一曲、歌い終わった!
嵐のような声援が、客席に沸き起こっている。声援はパワーをくれる。
紅潮したメンバー7人の表情は、まぶしい笑み。荒い息づかい。
汗の噴き出す笑顔を見て、更に声援を送る客席。パワーが倍加する。
表情がもっとまぶしくなる。輝いている。
客席と舞台が一体になって・・・
セブンカラーズは、ここに再スタートをきったのだ!!

<ごみ収集場・朝>

捨て

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