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【1分解説】独立系金融アドバイザー(IFA)とは?

※1分で読める600文字以内でお伝えします。

2019年は「老後2000万円問題」が取りざたされ、個人の資産形成が大きくクローズアップされた年でした。そうした中、IFAと呼ばれる金融アドバイザーに対する注目度が高まっています。

IFAとは?

IFAは「Independent Financial Advisor」の略で、独立系金融アドバイザーを指します。平たく言えば、個人投資家を支援する「資産運用の専門家」といったところでしょうか。

「独立系」というのは、金融機関から独立しているという意味です。ですから、ノルマやしがらみに縛られることなく中立的な立場でアドバイスを行うことが期待されます。

IFAのビジネスモデル

IFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)のビジネスモデル

上記がIFAのビジネスモデルです。IFAは個人投資家に資産運用のアドバイスを行います。顧客が金融商品(投資信託や有価証券)の売買を行った際に、販売手数料や信託報酬を受け取るのが基本形です。

欧米で普及するIFA

独立系のフィナンシャルアドバイザーは、欧米では一般化しています。例えばアメリカでは、大手証券会社所属の営業担当者が4.7万人なのに対し、IFAは12.7万人と3倍弱に達しています。

一方、日本では約7.7万人の証券会社所属営業担当者に対して、IFAは3,800人に留まっており、極めて少ない状況にあります。

個人の資産形成に大きな関心が集まっている現在の状況を踏まえると、今後IFAが果たす役割は大きくなっていくものと予想されます。

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