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マドリード①〜スペインの首都〜

バルセロナを離れ、マドリードへ。
サハラ砂漠を目指してスペインを南下していく。


車窓から見る景色は千変万化

ガウディ建築を楽しんだバルセロナを離れ、マドリードへ。

電車での移動中、ずっとうとうとしてしまった。

ふと目を開けると荒涼とした景色が車窓から見えた。

そうかと思えば、しばらくすると雲を近くに感じる高地のような場所に変わったり。

車窓から見える景色は、目まぐるしく変わっていった。

2時間30分ほどの高速鉄道の旅は、短くも飽きさせない。

マドリードに到着

スペインの首都・マドリード。

ヨーロッパの観光地でも人気の高い都市だ。

面積的には、バルセロナより大きいのだが、実際に街を歩いてみると観光地を徒歩で回れることもあり、大きさを感じることはない。

6月という季節も相まってとても過ごしやすかった。

マヨール広場

マドリードのシンボルと言われるほど有名らしい。

1617年からの歴史を誇るこの広場は、かつては闘牛や公開処刑などが行われていた歴史があります。広場には9つの門があり、その中でも1番有名なのはクチリェロス(刃物職人)の門。この門の名称は、マヨール広場の肉屋が使う刃物を作る職人たちの工房があったことに由来します。

https://newt.net/esp/mag-008424118209

広場は、街の中心部にあり、地下鉄駅からも近い。

赤い建物に囲まれた四角い空間は、レストランやカフェなどで賑わっていた。

個人的には、広場を抜けるときに通るトンネルのような通路が気に入った。

プエルタ・デル・ソル

こちらも街の中心部にある広場。

地元民や観光客などさまざまな人々が行き交う。

スペイン広場(プラサ・デ・エスパーニャ)

ドンキホーテの著者・ミゲル・デ・セルバンテスのモニュメントが有名な広場らしい。

マドリードは、セルバンテスが幼少期を過ごすなど、ゆかりある土地だったと後々知ることとなった。

広場の中央付近には、従者のサンチョ・パンサを従えたドンキホーテの騎馬像が立っている。

近くにKUMONがあった。スペインにもあるんだ

マドリード王宮

世界でも有数の敷地面積を誇るマドリード王宮。

イギリスのバッキンガム宮殿やフランスのベルサイユ宮殿より2倍ほども大きいとか。

実際に上記のふたつとも見たが、あれより2倍も大きいと言われると、もう想像がつかない。

日差しが照りつける中、結構長い時間行列に並んで入った。

ふらふらっと予約なしで来てしまったツケだ。

内部では、美しい内装や美術品の数々が出迎えてくれた。

ちなみに王宮の周りにある庭園は、しっかりと整備が行き届いて美しい。

リラックスするにはもってこいの場所だ。

周りの景色

アルムデナ大聖堂

王宮のすぐ隣にある。

1883年から1993年まで、110年の歳月をかけて建設されたマドリードのカテドラル。イスラム占領時代に隠され、370年ぶりに発見された守護聖母像を祭っている。新旧デザインが混じった大聖堂では2004年に国王の挙式が行われた。展望台(有料)からはマドリード市内の見事な眺めが楽しめる。

https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/western_europe/spain/MAD/108814/index.html

何だかこれまで見たことがない配色とデザイン。

ステンドグラスの色使いや祭壇付近の作りなど初めて見るものだ。

宇宙っぽいホテル

マドリードでは、少し変わったホステルに泊まった。

ホステルに行こうとしたら、近くに同じ名前のホテルがあったらしく、そこに着いてしまった。

間違って辿り着いたホテルのおじさんに話を聞くと、これから行くホステルは後からできたのにおじさんのホテルと同じ名前をつけたらしい。

「同じ名前のホテルを近くに作るなんてクレイジーだよな」と笑いながら話していた。

ホステルは、見た目の宇宙感がすごいが機能的には普通だ。

宇宙船の船室みたいなカプセルによりプライバシーは保護されているし、側面に鏡がついているのが、個人的に嬉しいポイント。

一般的なホステルだと二段ベットにカーテンしかないと思えば、かなり良い方だったのかもしれない。

ベッド以外の設備も特別悪くないし、結構楽しめた。

あとがき

マドリードは、全体的にゆったりとしていた印象。

公園など緑がある場所や街中を適当に散歩した。

もちろん、観光地も回ったが行かなかった場所もあった。

最初より美術館関係は行かなくなった。

ぷらぷらする時間が多め。

王立植物園あたりにあるレティーロ公園は、特に印象深い。

何気なしに歩いていると様々なものに出会った。

マドリード滞在の話は、もう少し続く。

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