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マドリード②〜人混みの先には本がずらり〜

マドリードでのゆったり旅は続く。
ガチガチに予定を組まずにぶらぶらしたおかげで素敵な出会いがあった。


エル・レティーロ公園

この日はプラド美術館を見ることだけ決めていた。

なんとなく美術館方面で時間を過ごそうと思い、道中にあったレティーロ公園を散策。

池でボートに乗っている人を観察したり、

ベンチに座って、ぼぉっとしたり、

気の向くままに写真を撮ったりして時間を過ごすなんて贅沢なんだ。

公園の中では世界的に有名なメイドインジャパンさんに遭遇。

遠くに赤い帽子を被ったヒゲの着ぐるみがいる。

我らが任天堂のマリオが、暑い日差しに耐えながら写真撮影などに応えていた。

ほかにもいろいろ着ぐるみがいたが、一体なんのイベントなのか、分からなかった。

人混みの先には、本がずらり

公園をぶらぶらしているとテントが並び、大勢の人が集まっている場所を発見。

人混みに誘われ、何気なくそちらに歩き出した。

テントの近くまで行ってみると古本市のようだ。

人混みをかき分けながら周りを観察してみる。

どうやら、古本市というよりコミケみたいな雰囲気だ。

テントの中では作者が直接本を売っていたり、本にサインをしたりしていた。

ちょっと変わったアトラクションみたいなものもあり、その辺り一体が賑わう。

偶然、海外旅行中にこんなイベントに出会うなんて、やはり本にはとても縁があるようだ。

なんとなく京都の古本市を思い出す。

ラス・ベンタス闘牛場

スペインといえば、闘牛のイメージ。

昔、実家で牛を飼っていたが闘牛のような猛々しい感じではなく、とても穏やかだった。

実際に闘牛を見たいとも思ったが時間とお金のことを考えてやめた。

プラド美術館

美術館には無料開放の時間を狙って行った。

無料で入館できる時間帯が決められており、ちょうどよくその時間に行ければ、もちろんタダで見られる。

しかし、皆考えることは同じだ。

事前に調べた情報によると、とても混雑するとのことだったので、2時間ほど前から入り口前でスタンバイ。

じきにスタッフの案内が始まり、午後6時から美術館に入場した。

無料開放で入ったため、閉館まであまり時間がない。

だいぶ駆け足で巡り、全てのエリアを制覇した。

あとがき

マドリード滞在中にソフィア王妃芸術センターにも行こうと思い、無料開放の時間を確認していたが、プラド美術館でいいやとなってしまった。

マドリードは、本当にひたすらぶらぶら。

その結果、この②の日には20キロほど歩いた。

でも、落ち着いて街歩きできたのはとても良かった。

マドリードで一通り観光を終え、今度は、トレドへ。

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