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身勝手な私のはなし その7 〜 婚活しているけれど、つきあいますか?

ひょんなことから焼き鳥屋さんに一緒に行ったKBさん。その後彼とはなぜだかご飯を食べに行く関係が続いています。

実は、焼き鳥屋さんへ行った次に一緒にご飯を食べに行った日、思わぬ展開になりました。

その日のお店での待ち合わせで起きたハプニング。そんなハプニングを乗り越えて(?)食事のあとBARで飲むことにしました。
(ハプニングのことはこちらの記事でどうぞ ↓ )

そして、BARで飲み出して色々と話している時のこと。
すっと私の手をKBさんが握ってきたのです。私はその手を払いながらいいました。

私 「あのね、つきあわないとそういうことしないから」
KBさん 「じゃあ、つきあおう」
私 「は?」
KBさん 「でも、前回も手をつなだよ」
私 「そうだったような気もしていたんだけど、やっぱりそうなの?」
KBさん 「覚えてないの?」

前回、焼き鳥屋さんに行った時のこと、私はちょっと酔っ払っていて記憶が定かでなかったのですが、どうも駅に行くまでの間、手を繋いで歩いていたようなのです。

私 「だから、どさくさに紛れてそういうことしないで」

この日の私は彼の天然キャラに言いたい放題で、彼もそれを笑って聞いているような感じ。私がビシッと言ったこの言葉にもニコニコしています。

でも、私はちゃんと言わなくてはと思っていました。私が大真面目に婚活をしていることを。
それに、結婚したいと思っていない男の人とデートを重ねていて、もし私が好きになってしまったら、婚活はどうしたらいいのだろうと思ったのです。

「私結婚したいと思っていて、だから結婚相談所に申し込んで婚活しているの。先日だってお見合いしているし。仮交際って言って、デートする相手もいるんだよ」

私がそう言うと、少し考えてから彼が言いました。

「そうか、今はまだ自分は結婚しようとか言えないから、結婚したい〇〇さんがそういう活動するのは仕方がないよね。別にそれでもいいよ」

私の頭の中には?がいっぱい並びました。

私 「お見合い続けていいの?」
KBさん 「いいよ」

正直にいうと、私は答えに困りました。すると彼から
「〇〇さんのこと好きだから。それでいいよ」
とまた一言。

「いいんだ……」
そう答えながら、なんだかKBさんの気持ちがよくわからなくなりました。

私のこと好きなら、私が他の人とお見合いしたりするのは嫌なんじゃないの?
なんだか複雑な気持ち。

そのあと、話題を変えておしゃべりをして帰ることになった時、彼が手を繋いできました。

あれ? 私、つきあおうって言われたことに対して返事したっけ?

そんなことを思いながら手を繋いで歩き、タクシー乗り場まで来ると彼がタクシーで送ってくれると言い出します。
私の家を回るとすごく遠回りで帰りが遅くなるからいいよと断ると、
「もう少し一緒に居たいから送るよ」と言ってくれました。

でも、思わずそこでちょっと意地悪な感じで
「家まで送ってくれても、お部屋には入れてあげないよ」というと
「そんなの当たり前だから、それでいいよ」と言いながら、私の頭をポンポンと叩く彼。

そしてその日はタクシーで送ってもらったのでした。

それで結局、つきあい出したのかどうか、今でもよくわかっていないのです(笑)
なんかLINEでそんなこと確認するのもなあ、ということで、うやむやなまま。(さすがにLINEは交換しました)

今現在、彼はそもそも結婚相談所に入って婚活している女性とつきあうつもりがあるのでしょうか?

KBさんの行動と心理は謎だらけ。
私の理解を超えています。

逆の立場からすれば、つきあうとなると一般的にいうとKBさんは私の彼になるわけですよね?
彼がいる女性が婚活するってあるのでしょうか?

でも、身勝手かもしれませんが、私は誰かにプロポーズされるまで婚活を続けて行く、そう、プロポーズされて婚活が終わるわけです。
今のままでは婚活は終わりにできないかなぁ。

もう1回彼にちゃんと聞いてみたい。
「婚活しているけれど、つきあいますか?」

そして、身勝手な私は「彼がいるけれど婚活します」となるのでしょうか。







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