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予想外の業界への就職「人間味のあるESがいい」サクサクさん(3/5)


サクサクさんプロフィール

もともと教員志望だったが、民間就職を選択し出版業界志望から旅行業界の会社に内定。

サクサクさんnote:サクサク|note



ー最近私も似たようなことやったんで、分かりますね、本当に。受かりそうな感じで、じゃあ数字とか何とか率とかをやりだすと結構その他大勢感あるガクチカになっちゃいますよね。


 
『それ、凄いわかります。』
 

ーどうやって旅行業界に行くまでに修正して行きました?

 
『そういう、「自分が働いてる上で、どう人と接するか、どういうことを大事にしてたのかな」っていうのを整理してたら「こういう業界あんまり向いてないかも」とか、「逆にこういう業界向いてる」って言うのが、なんか自然とわかってきたところがあって。』
 

ーじゃあ就活を進めながら、もう一回改めて整理をして行くと自然とわかってきたみたいな。


 
『そうですね。
 
なんか作りながら就活進めて失敗して、もう一回自己分析してみたいなのをちょっとずつ繰り返しながら決めていきました。』
 

ーでも、それが良いですよね。なんかそういうパターンが一番向いてるところとかがすごいきれいに見える気がして、私も。


 
『で、先頭に立って物事どんどん変えてっていう会社は、あんまり私は合わなくて。
 
それこそ「他の人とかが一番いいパフォーマンスをするために、自分は何ができます?」みたいなのを考えて、「その人のために」とか「その人の幸せ」とか「その人の成功」みたいなのに貢献できるっていう立場で動くことが、なんか自分の一番やりがいだなみたいのがわかってきました。』
 

ー結構サポーター的な。

 
『そうですね、確かに。一つ一つ、教育全体にフォーカスして支えていくよみたいなところはすごい共感して。自分もそういうのを持って、ガクチカに当てはめていくことができたら、そういうところは逆にポンポンいった感じでした。』
 

ガクチカ作りを誰に相談したか


ーガクチカ作りに当たって、どういう人に相談して作ったとかってありますか?


 
『えっとガクチカは、まず自分で一回どんって作って、「こういう会社で」「こういう理念で」っていうのを友達に相談しながら、「これいいんじゃない?」みたいな、。
 
これがベースで、ベースができたらどんどんキャリアセンターに相談しに行ったりとかもしたし、あとはサークルの就活ができる友だちに「このガクチカどう?」みたいなところを聴いたりですかね。』
 

ーキャリアセンターとサークルの友達に壁打ちしてもらいながらみたいな。感じですか?


 
『キャリアセンターはよく通ってました。』
 

人間味のあるES


ーほかの人から言われたアドバイスでこれよかったなみたいなのってありました?


 
『キャリアセンターの人に「人間味があるね。esめっちゃいい」って言われて。人間味があるesっていう言葉がとても腑に落ちたんです。
 
最初は序盤で行った金融のESみたいな、数値的な成果とか組織の成功に着目した文章を書いていたんですが、あまりうまくいかなくて。キャリセンにどんどん添削してもらううちに、そのとき自分はどう感じてどう動いたみたいなのに着目しながら文章が書けるようになったんです。
 
そのあと書いた出版社のESで「チームの中でどう動きますか」みたいな設問に対する自分の文章と、「会社がこういう人を求めてる」っていうのが偶然なんかすごい合ってて。話がうまくまとまったんですよ。「やっぱり自分しかこの物語は語れないよね」みたいな。
 
で。独自性みたいな感じで、「私がこのエピソードを通してどう変わった」とか、「自分でどういい先生だったのか」がかけた時、人間味があるがES作れる、って言われて、どの設問でも自分が大事にしている価値観を尊重したプロセスで書いたESが通るんだなーっていうのがわかりました。』
 

ーすごい面白いですね。

自己PRは複数のエピソードを抽象化して書いた

ーどうやって自己PRを作っていったかも聞いていきたいんですけど、自己PRはどうでした?苦しみました?


 
『いや、私がやってきたことが、高校生でやってきたことと大学生でやった事って結構違うんですけど、立場が全部一緒だったんですね。だから、やってきたことを中心に書いたというより「こういう思いで働いています。働いてきました。」「こういう思いでこれに取り組んできました。」っていうことが一緒だったから。』
 

ーなるほど。じゃあ、もう書くことなくて本当に無理みたいな感じじゃなくて、わりと最初からはっきりと「これかな?」みたいなのがあったんですね。


 
『そうですね。その経験と、アルバイトとサークルの経験で、三つぐらい、それぞれのエピソードを深めていくんじゃなくて、その一個一個の活動の時の想いが結構共通してるとか、どうアプローチしてくか、立場が一緒とか、そういう感じで書いてました。』
 

ー自己PRでほかの人からもらった言葉で「おぉ」みたいなのはあります?

 
『なんか私はいろいろ活動やってきたんだけど、その根底に「絶対好きだなと思ったことを好きで終わらせないでいろいろこう活動に踏み込んで実現する」っていうのがなんか強みだねって言われて。
 
たとえば私はアイドルが好きなんですよ。

なんかちっちゃい頃からずっと好きで、歌うことが好きだから、小学校六年間通じて全国大会で優勝したりとか、部活でテレビに出してもらったりとか、そういう経験があって。

だけど、そこで自分が輝くんじゃなくて、自分が全国大会とかテレビで出てる時って、裏で運営する人とか、テレビの生放送を失敗しないようにめちゃめちゃ頑張って取り組んでくれるADさんとか照明さんとか色々いるからこそ自分が取り上げるってわかったんですね。
 
自分が考えてる、裏方で誰かが輝くためにはいろんな人が努力があるっていうのはそこです。で、今度はサークルで、アイドルliveをカバーするサークルに入ったんですよ。

だからなんか自分が、アイドルとかやるんじゃなくて、そのアイドルが輝くために、成功させるために、ちゃんとした運営をやると言う立場で。そこで好きなことをやり、極めたからこそ見えた新しい興味みたいなところも、今度また大学でやりました。
 
ちょっと立場が一貫してるから、そこは自己PR書く上で自分はすごいラッキーだなあって思ってます。』
 

ーなんか話聞いてる感じだと、例えば就活サイトとかで出てくる自己PRの例文よりもちょっと複雑じゃないですか。好きなことを極めて、さらにそれをやるって、それって自力でぱっとかけました?


 
『自己分析するなかで、どんどん集まって繋がってるってなっていって。そのつながった結論みたいなものとざっくりとした複数のエピソードが書いてあって、具体的なことを、そのたとえば「歌だったらどうしたんですか?」とか、「サークルの時はどういうふうにしてたのか?」とかいうのは、質問で聞いてもらおうと思ったんですよ。』
 

ーあー、なるほど。


 
『面接でそれをくわしく聞いてもらえばいいと思ったんで概要だけ。私は好きなことをいろいろ興味を持って、いろんなことに取り組んできたんですけど、その根底には「やってみよう」って好奇心とか興味とか、そういうところが発端になって、いろんなことをやってきた人間です、みたいな。

その後の深掘りで興味あったところをもらえば話せます、っていうかたちだったので、一回で全部を記述しないでいました。』
 
 

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