伊藤 修次郎(Shujiro Ito)

情報戦略テクノロジー(グロース・155A)/経営管理部長。 管理部門の構築やIPO、I…

伊藤 修次郎(Shujiro Ito)

情報戦略テクノロジー(グロース・155A)/経営管理部長。 管理部門の構築やIPO、IRに強み。これまでにマザーズ、JASDAQ(当時 店頭登録)、東証二部、東証一部の全ての市場区分でIPOを果たす。中央大学会計専門職大学院(MBA)修了。 noteは2023年11月より開始。

マガジン

  • 【「経営企画職」のお仕事】

    イメージを持ちにくい「経営企画」というお仕事ですが、私もいつも説明が難しいなと思っています・・。一つの事例として私のお話をさせて頂き、一人でも多くの方が「経営企画」という魅力的な仕事に興味を持って頂けることを祈ります・・。

  • 【スタートアップ・ベンチャー企業のリアル】

    私が社会人なってからずっと生息している「スタートアップ・ベンチャー企業」と言われる企業群の実態を、私が見た事例を通してお伝えできればと思います。面白いこと、辛いこと、サプライズが多く、私が友人に話をすると信じてもらえないような話もありますが全て実話です。

  • 【セミナーや講演の振り返り】

    おかげさまでセミナーや講演に呼んで頂く機会がたまにあります。 スタートアップのこと、経営企画のこと、組織のこと、CFOのこと、キャリアのこと・・。 ただ、登壇になれていないことや、そもそも話が下手ということもあり、全部伝えきれていない気がするので(言い訳も含め)ここでフォローをしていきたいと思います。

  • 【自己紹介】

    まずは私という人間がどういう人間かを知って頂くために、これまで所属した企業毎にどんなことをやってきたかを書いてみたいと思います。 社会人生活が終わるまでにいくつの「自己紹介」が書けるか楽しみです(笑)

  • 【伊藤 修次郎 for ABCash】

    2022年3月から関与している株式会社ABCash Technologiesという会社での出来事を記載します。 【株式会社ABCash Technologies】 「お金の不安に終止符を打つ」をミッションに掲げ、専属のパーソナルコンサルタントと短期間の集中トレーニングを行って頂くことで金融リテラシーを高めて頂くサービスを展開しています。 日本ではお金の勉強をする機会がまだ少なく、社会課題の解決にも繋がると思い入社しました。

最近の記事

  • 固定された記事

【自己紹介(概要)】

あらためまして、私は「伊藤 修次郎」(いとう しゅうじろう)といいます。1977年2月生まれで、noteを始めた2023年11月現在で46歳の男性です。一般人なので知名度があるわけでもないので、最初に私の生い立ちから社会人になるまでをお話ししたいと思います。 私は東京都台東区上野で生まれ育ちました。 上野は、上野駅、上野公園、アメ横など名所も多く、都心の割には緑も多いのでとても好きな街です。 幼稚園から高校は、好きな教科は良い点を取りますが、苦手な教科はギリギリ(たまにアウ

    • 【振り返り】「経営企画カンファレンス2023」(2023.06.06)

      経営企画としての私私が自分の職業を聞かれたときに答えるのが「経営企画」です。 おかげさまで"CFO"や"IRの人"としてもお声がけ頂くことがありますが、本職は『経営企画』だと思っています。 これは、経営企画という職種が、なんでもできるからです。 例えば営業職であれば営業をし、経理職であれば経理です。 とてもわかりやすいですね(笑)。 これに対して「経営企画」は、各社によって、または各人によってほぼ全員が異なる業務を担っています。 新しく発生したり、主管部門が決まっていない

      • 【私が出会ったモンスターな人々】"フェア"を重んじる法務担当

        スタートアップには、さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まってきます。 私が某社で出会った「法務担当」も、そんな方の一人でした・・。 その方は、一番長いキャリアが県警の警察官という異色の方でした。 大学が法学部だったのと、警察官で学んだ法務の知識を事業会社で活かしたいという素晴らしいモチベーションの方です。 私はまだその会社には入社前だったのですが既に業務委託として関わっており、その方の面接も担当しました。 私も警察官の方を面接するのは初めてだったのですが、(私が言うの

        • キャリアの振り返り(2024年1月末時点)

          私は2024年2月で47歳の誕生日を迎えます。 2001年4月に社会人となったあと、2024年1月末時点で5社で約23年(274ヶ月!)、いろいろな会社でいろいろな業務を担当しました。 今回はその業務内容とマネジメント経験などについて振り振り返ってみたいと思います。 なお、月数はおおよその目安で厳密なものでありません。。 「いろいろな業務をやってきたんですね~」ぐらいの感覚でお願い致します。_(..)_ 【業務別】1.事業企画(3社、3年11ヶ月) ・テレウェイヴ社(1

        • 固定された記事

        【自己紹介(概要)】

        マガジン

        • 【セミナーや講演の振り返り】
          1本
        • 【スタートアップ・ベンチャー企業のリアル】
          4本
        • 【「経営企画職」のお仕事】
          4本
        • 【伊藤 修次郎 for ABCash】
          3本
        • 【自己紹介】
          8本
        • 【IPOの実態】
          3本

        記事

          IPOに関する疑問:IPOすると生活は豊かになるのか?

          IPOすると生活は豊かになるのか? 私が複数回IPOを経験していることもあり、この質問はよく受けます。 先に正解を言ってしまうと「人による」です。 まず、IPOにより大きな金銭を得るには、なるべく安い価格で株式を取得し、上場後になるべく高値で売却する必要があります。 会社が設立されたときに株式を持つ創業者などの株主、早いシリーズで出資をする投資家などはそのよい事例です。 大株主による株式の売却は、制約も多いので注意が必要です。 ただ、それまで貯金も0円だったような若者

          IPOに関する疑問:IPOすると生活は豊かになるのか?

          【私の職務経歴書~ABCash Technologies時代~】(2022年3月~2024年4月)

          日本最大級のゲームメディアを運営する株式会社GameWithを1月末に退職することにした私は、2月からの新しい職場捜しを始めました。 そして転職活動初日となる2月2日、まずは渋谷の懇意の会社や取引先への挨拶などをすることにしました。 午前中に1社訪問し、お昼からGameWith社のIPOに共に取り組んだ東 陽亮さんと合流しました。 東さんは、IPOや内部統制のコンサルティング業で独立しており、2022年には既に複数の取引先がありました。 ABCash社はそんな会社の一つ

          【私の職務経歴書~ABCash Technologies時代~】(2022年3月~2024年4月)

          【私の職務経歴書~大学院時代~】(2003年9月~2005年9月)

          私は2003年9月から2005月まで、中央大学専門職大学院国際会計研究科(CGSA、Chuo Graduate School of Accounting)に通っています。 この大学院は会計とファイナンスに特化した大学院で、日本で最初の会計専門職大学院として2002年に開校されました。 残念ながら2018年に法科大学院に融合されていますが、この大学院に通ったことが大きな転機となっています。 大学院に入学したのは反骨心から 私が大学院に入学したのは、社会人になって2年半が

          【私の職務経歴書~大学院時代~】(2003年9月~2005年9月)

          2023年上場承認取消について

          2023年も多くの企業が上場しましたが、一定数の上場承認の取り消しも発生しています。 2023年は8社と、2022年に比べると1社多くなっています。 テクニカル上場の企業を抜かした上場承認が100社ですので、割合としてはやや高い印象です。 会社や社長をはじめとする経営メンバーに関する事項や、株主の意向など要因はいくつもあると思います。 今回は「2023年の新規上場の振り返り」の付属編としてこちらを見てみたいと思います。 ノイルイミューン・バイオテック(4893・グロース)

          2023年上場承認取消について

          2023年の新規上場の振り返り

          私は東京証券取引所が発表する「新規上場会社情報」を見るのが好きです。 新規上場会社情報 https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.html これは上場承認が出た日の15時に更新されます。 上場日、上場承認日、社名、会社サイト、コード、市場区分や目論見書といったさまざまな情報が一元化されていて勉強になります。 ここで発表されている情報を、私のほうで少しまとめてみました。 IPO業務に従事している方であれば"肌感"としてわ

          2023年の新規上場の振り返り

          【私の職務経歴書~GameWith時代~】(2015年9月~2022年8月)

          きっかけはご縁!? 人材派遣、業務請負、人材紹介等を展開するウィルグループを2015年2月に退職しようと決め、次に働く場を相談した人物がいます。 それがスタートアップやシード、さらには起業前の起業家への支援や投資で著名なファンドである、インキュベントファンドでファンドマネジメント業務を担当している吉田 周平さんです。 インキュベイトファンド株式会社 https://incubatefund.com/ 吉田さんとの出会いは、共通の知人が主催している業界の忘年会だった気

          【私の職務経歴書~GameWith時代~】(2015年9月~2022年8月)

          ABCash的クリスマスパーティー

          ABCash社では、昨年からクリスマスパーティーを実施しており、2023年は昨日(12月22日)に開催しました。 https://twitter.com/ItoUeno/status/1738048003251040628 最近はスタートアップを中心に普及し始めており、SNSでも華やかな写真が出まわっていますが、ABCashのクリスマスパーティーは少し趣が異なります。 まず、ABCashのクリスマスパーティーは、昼間のランチの時間に行われます。 これはオンラインの金融教

          ABCash的クリスマスパーティー

          【私の職務経歴書~ウィルグループ時代~】(2011年10月~2015年8月)

          遊休地の活用やコンテナルームの管理・運営等を行う株式会社ランドピアを退職することにした私は、次に働く会社を探すため人材紹介のエージェントに登録することにしました。 1社目ではIPOやIRをやっていたといっても担当レベル、2社目はリーマン・ショックや東日本大震災があったとはいえIPOができなかった会社のIPO担当者・・。 まだ34歳だった私に、IPO業務以外の業務にも目を向けるように進めるエージェントが多い中、1社だけIPO業務をもっと貫くことを薦めてくれたエージェントがあ

          【私の職務経歴書~ウィルグループ時代~】(2011年10月~2015年8月)

          【私が出会ったモンスターな人々】〇〇ハラな先輩

          社会に出ると、それまで接することがなかったさまざまなバックグラウンドを持つ方と交流することになります。 新しい人と交流することで、人は様々なことを学べます。 しかし、中にはどうしても合わない人も・・。 特に同じ会社、同じ部署だとその人と相性が悪くても逃げることができません。 「スタートアップ」や「ベンチャー企業」と言われる組織は、大企業に比べて年齢層も低く、社会人経験も短い方が組織のマネジメントや後輩の指導にあたることが多いためその傾向が顕著な気がします。 私が出会ったある

          【私が出会ったモンスターな人々】〇〇ハラな先輩

          【私の職務経歴書~ランドピア時代~】(2007年10月~2011年9月)

          私は、新卒で入社した株式会社テレウェイヴに6年半勤めた後、2007年10月から「株式会社ランドピア」という会社に転職しました。 入社のポイントは、ランドピア社が会社の端から端まで自分で把握できるような規模の会社で、これからIPO(株式公開)を目指すような活気ある会社だったことです。 ランドピア社について (株式会社ランドピア) https://www.landpia.co.jp/ 主な事業内容; ・遊休地、狭小地の活用 ・コンテナルーム、トランクルームの管理・運営等 上

          【私の職務経歴書~ランドピア時代~】(2007年10月~2011年9月)

          経営企画 Advent Calendar 2023(12/1)

          日ごろお世話になっており、2023年は私も登壇させて頂いた株式会社Scale Cloud様のお誘いで、同社が運営する経営企画コミュニティのアドベントカレンダー(https://adventar.org/calendars/9152)に投稿させて頂きます。 「経営企画にまつわるお話」ということで、私からは一般的に経営企画職の仕事といった際にもっとも出てるであろう『予算策定』について記載します! 【経営企画職と師走、そして予算策定】 12月は、年末なのでどの企業も忙しいと思い

          経営企画 Advent Calendar 2023(12/1)

          「経営企画職」に求められる適性

          『「経営企画職」の定義』(https://note.com/shujiro_ito/n/n169cf9165231)で、「どういう経験やスキルを身に付ければ経営企画になれるのか」というご意見を頂いたので補足記事です。 よく若手の経営企画職の方や学生の方から相談を受けるのは「経営企画だと業務の範囲が広いので、専門性が育たないのではないか」や「会社全体を知ってからでないと企画部門には配属されないのでもう少し経験を積んでから時期を見て改めて目指そうと思う」といったものです。 私

          「経営企画職」に求められる適性