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【AIと企業戦略】地球全体の最適化へ 『ダブルハーベスト』CHAPTER7#5

こんにちは。シンラボ共同代表の草場です。

いよいよAIの実装に向けて動いていきましょう。最適な本、『ダブルハーベスト 勝ち続ける仕組みをつくるAI時代の戦略デザイン』を見ていきます。

是非ご購入ください!!

目次は以下です。

【Prologue】勝敗を分ける「何重にも稼ぐ仕組み」──ハーベストループとは何か?
【Chapter 1】AIと人とのコラボレーション──ヒューマン・イン・ザ・ループ
【Chapter 2】AIで何を実現するかを見極める──戦略デザイン構築のための基盤づくり
【Chapter 3】戦略基盤を競争優位に変換する──戦略デザインとしてのAI
【Chapter 4】データを収穫するループをつくる──ハーベストループでAIを育てる
【Chapter 5】多重ループを回して圧勝する──ダブルハーベストこそ最強の戦略
【Chapter 6】ハーベストストーリーを実装する──AIプロジェクトマネジメントの考え方
【Epilogue】地球をやさしく包む「最後のループ」──SDGsとハーベストループ

CHAPTER7!新たなモデルに関して。前回の記事は以下です。

■【Epilogue】地球をやさしく包む「最後のループ」──SDGsとハーベストループ
今後の時代、持続可能性を前提にビジネスモデルを考えることが必須でした。

企業も顧客も取引先もハッピーで、地球規模にとってもハッピーだという最適化のループが実現することが重要なのだ。
売上至上主義だったメーカーは部分最適をめざしていたが、顧客をステークホルダーとして取り込んだことで、持続可能な全体最適へと視点が切り替わったのである。

そして、本で提言されている通り、さらに視野を広げて、メーカーはサプライチェーン全体で、持続可能なループを回すことが可能となります。

地球環境に配慮したグリーン調達を進めれば、それが自社ブランドに跳ね返ってくる。現地企業で働く人の労働環境や賃金、人権問題まで視野に入ってくれば、さらに大きなループになるだろう。

で、気になるのが、いろいろなものをインクルーシブに取り入れて、ステークホルダーが増えてくると、全員が納得できる最適解を見つけることが出来るのか?ということですよね。関わる人が増えれば増えるほど、様々な利害が絡みます。ここほんと難しい。

そこで、AIの出番です!

AIが得意なのは、膨大な組み合わせの中から、最適な着地を見つけることなのだから。
限られたリソースを最適に配分して、地球環境を持続可能な状態に保つ。AIによる最適化のループがどんどん大きくなっていけば、最後は地球全体を最適化するところまで行きつくだろう。

地球全体の最適化。なかなかすごいですね。結果的にSDGsも達成されます。

この辺りは、詳細に検討していきたいと思います。

草場壽一
https://sinlab.future-tech-association.org/


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