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【AIと企業戦略】いよいよ実装!プロジェクトマネジメント必須です 『ダブルハーベスト』CHAPTER6#1

こんにちは。シンラボ共同代表の草場です。

いよいよAIの実装に向けて動いていきましょう。最適な本、『ダブルハーベスト 勝ち続ける仕組みをつくるAI時代の戦略デザイン』を見ていきます。

是非ご購入ください!!

目次は以下です。

【Prologue】勝敗を分ける「何重にも稼ぐ仕組み」──ハーベストループとは何か?
【Chapter 1】AIと人とのコラボレーション──ヒューマン・イン・ザ・ループ
【Chapter 2】AIで何を実現するかを見極める──戦略デザイン構築のための基盤づくり
【Chapter 3】戦略基盤を競争優位に変換する──戦略デザインとしてのAI
【Chapter 4】データを収穫するループをつくる──ハーベストループでAIを育てる
【Chapter 5】多重ループを回して圧勝する──ダブルハーベストこそ最強の戦略
【Chapter 6】ハーベストストーリーを実装する──AIプロジェクトマネジメントの考え方
【Epilogue】地球をやさしく包む「最後のループ」──SDGsとハーベストループ

CHAPTER6!ストーリー作りをしていきます。
昨日の記事は以下です。


■【Chapter 6】ハーベストストーリーを実装する──AIプロジェクトマネジメントの考え方
五章で、ダブルハーベストループの作り方を学びました。ケーススタディがあり、わかりやすかったですね。
ループの作り方はわかった、では具体的にループを作ろう!と思っても、実装するには一つジャンプがあります。このあたりを、六章で追っていきます。

一つ朗報です。自分の会社ですべてやる必要はありません。

・すべて自社開発する必要はない
2章から5章でダブルハーベストループをどう回すか、どういう設計図を描いてストーリーを組み立てていけばよいかを見ました。いよいよ実装です。

最初からすべてを自前で用意しなければ、と思い込む必要はない。とくに社内のリソースが限られるベンチャーや中小企業の場合、自社で一から全部作りこむのは、現実的とはいえない。

難しいから厳しいといって立ち止まるよりも、パートナーを探した方が良いです。重要なパートナーは、AIを専業でやっているソフトウェアベンダーです。

専門家と手を組むことで、自社で足りない能力やリソースを補い、いち早くハーベストループを回し始めることが真の狙いだ。自社開発で数年じっくり時間をかけるよりも、他社と協業して一年未満でリリースまでこぎ着けるほうが、この場合は得策といえるからだ。

自分はどうしても、自前でやりたくなってしまいますが、目的が大事ですね。。。この世界では、スピードが全てですから。。。ただし、丸投げはダメだそうです。

社内にAIのエキスパートがいないとしても、ベンダーに丸投げするだけでは、たいていうまくいかない。餅は餅屋で、プロの手にゆだねるのは間違いではないが、どんな餅をいつまでに何個作ってどう売るかを決めるのは、あくまで資金の出し手である自分たちの責任だ。そこで、どの部分を自社で握って、どこから外部のパートナーに任せるか、その線引きが重要になってくる。

逆に言うと、どんな餅を作るかが決まっていれば、任せていくのがいいです。

・ハーベストループを実装する9ステップ
ハーベストループを実装するステップが以下です。

■ストーリーを完成させる(シングルライン構想、ハーベストループ構想、ダブルハーベストループ構想) 

■シングルラインの初期モデル構築
①KPIに落とし込む
②推論、パイプラインのデザインとプレビュー
③初期データの確定と準備:アノテーションとシンセンス
④初期実装とファインチューニング:PoC
⑤蓄積データの「型」特定
⑥UI/UXデザイン

■ハーベストループ構築
⑦実装とデプロイ
⑧クオリティチェック

■ダブルハーベストループを回し続ける
⑨実運用と継続効果検証

具体的ですが、どのようにするのでしょうか?明日以降で解説!

草場壽一
https://sinlab.future-tech-association.org/

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