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【第22回】「ダイバーシティ経営企業100選」について
こんにちは! shuhigashiです。
第22回目の投稿は、「ダイバーシティ経営企業100選」について、調べたことを纏めて書いていきます。
以前の記事で、ROESGランキングで世界56位(日本勢1位)の花王から学べることについて書きましたが、その中で「外部評価がオンパレードである」点が学べることの1つであると述べました。何とその数24個。笑
ですので、今後はその外部評価を1つずつ調べながら記事に纏めていくことにしました。今回がその第14回となります。
それでは、宜しくお願いします!
1.「ダイバーシティ経営企業100選」とは
経済産業省が、平成24年度(2012年度)より、ダイバーシティ経営に取り組む企業のすそ野拡大を目的に、多様な人材の能力を活かし、価値創造につなげている企業を表彰する経済産業大臣表彰のことです。令和2年度(2020年度)までに282社を選定してきました。
「してきました。」と”過去形”にしてる所以としては、実は令和2年度を以て本選定事業が最終となったのです。以下に「今後のダイバーシティ経営の普及方針」(動画)より抜粋した内容を掲載します。
近年ではSDGsやESGといった視点からの企業経営に高い関心が寄せられ、その環境変化も後押しする中で、ダイバーシティ&インクルージョンの重要性の認識もグローバル企業や大企業を中心としながら、我が国企業に浸透してきている状況です。
経済産業省では、このような状況を踏まえ、モデルケースの創出を目的とした「ダイバーシティ経営企業100選」事業は一定の役割を終えたものと判断し、令和2年度の選定を以て最終となりました。
しかしながら、他国と比較すると、日本企業のダイバーシティ経営はまだまだ拡大の余地が残されていて、特に中堅・中小企業においては、ダイバーシティ経営の意義が伝えきれていないという実情を踏まえ、次のツールの提供を開始しています。
▼ダイバーシティ経営実践のための各種支援ツール
・リーフレット(~3拍子で取り組む~ 多様な人材の活躍を実現するために)
・改訂版ダイバーシティ経営診断ツール
・適材適所のススメ<ダイバーシティ経営読本>
2.「ダイバーシティ経営企業100選」を調べてみる
公式サイトのベストプラクティスの資料より過去分の選定企業が全て確認できます。過去全ての選定企業を分析するために、このPDFファイルをExcelに変換しようと思いましたが上手くいかなかったので、計数だけで見ていきます。
コチラが年度別の選定数の推移内訳です。
そもそもなところですが、「100選」という名称なのに各年度の選定企業数が100社に到達していないという現実が少しばかり寂しいですね。
選定開始した3年間は件数が多いですね。
また、途中で「100選」から「新100選」へ移行しているのと、「促進事業」が無くなり、途中から「100選プライム」が新設されていますね。
「100選」および「新100選」のトータルが282社です。
選定企業数の年平均は「31.3企業」という結果です。
3.どうしたら選ばれるのか
応募によるものだそうです。本選定事業はもう終了してしまっていますので、あえてコチラに記載は致しません。詳細は公式サイトをご確認ください。
4.最後に
本選定事業、まさかの終了とは・・・。笑
ちょうどこの記事を書いてる2021年4月の前月(2021年3月)までの事業だったみたいですね。
選定事業が終了したとはいっても、各種支援ツールは存在しますし、この選定事業に力を入れてきた企業が多いと思いますが、選定されることを目的としては意味がないと思いますので、企業においては引き続き、持続可能なダイバーシティ経営の推進を実行していく必要があると思います。(その助走のための「ダイバーシティ経営企業100選」だと捉えています。)
その他にも、今後記事にする予定の「なでしこ銘柄」や、以前記事にした「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」もダイバーシティ経営に関連するインデックスや選定事業等となります。それらを目標にするといったことも1つかと思います。
次も頑張って調べて記事にしていきますよ~
次回は、「くるみん認定・プラチナくるみん認定」について記事にします!
~行動は今日からはじめる!~
それでは頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以上です。
Thank you!