しょうたのささき

・まちづくりのその先に行くこと。 ・若者や自分みたいな市民のみなさんの小さな声と一緒に…

しょうたのささき

・まちづくりのその先に行くこと。 ・若者や自分みたいな市民のみなさんの小さな声と一緒に未来に行くこと。 ・英語力0の英文科卒業生が「音楽」という言語で翻訳・通訳をすること。 やってます

最近の記事

あるゲームの主人公の話

その主人公は作中では特別な存在で、何度か輪廻転生を繰り返している。そして前世までの記憶をはっきりとではないが潜在的にもっている。 しかし、その主人公は生まれ変わっても生まれ変わっても平凡な人生は送らせてもらえず、争いや奪い合いの中でそれぞれの生涯を全うした。 追われる立場になったり、大切な仲間や想い出、最愛の人を何度も失ったり…。 そんな記憶ばかりが潜在的に刻み込まれて、この主人公は代を重ねる事に少しずつ性格がネガティブになる。 そしてその何代目かの生まれ変わりを生きて

    • 光と闇の矜持

      本来、一人の人間の心や脳は一時的(この「一時的」というのは、人生光のときも闇のときもあるけど、同時発現というのは稀有であるという意)には「光」か「闇」のどちらかにしかなれない。 それでも最近は片手に闇をもう片方の手に光を持つという稀有な体験、生活をしている。 この春からずっと光と闇が1:9ずつ持っていたのが最近やっと2:8くらいになり、これが次に1:9に戻るのか3:7になるのかはわからない。 でも光と闇を両方抱えることはすごく重い作業だとは感じている。 本来一時的にはど

      • 温かくなると、次は暑くなる

        ゴールデンウイーク前後くらいから考えること。 温かくなると次は暑くなる。 汗ばむのが億劫になる。 真っ先に汗を書くのが頭から耳。 なぜかというと、生活時間の中でヘッドホン着用の時間が多いから。 汗ばんだ耳とヘッドホンを消毒したり清拭したりと意外と手間がかかる。 モニターは、本来なら自分でスタジオ持っててモニタースピーカーでやりたいんだけど、もちろんそんな環境も財力もないのでモニターはヘッドホンで完結するようにしている。 しかし、モニターはにはイヤホンという選択肢があるらしい

        • 花見〜騙されたと思って〜

          生まれてこの方、ずっとインドア人生を送ってきた。 物心つくまえからファミコンで仮名文字と音楽の基礎を学び、なかなかアウトドアの恩恵を受けずにここまで歳を取ってきた。 「疲れたとき/病んだときは自然に触れるといいよ」という声を何度と無く聞いてきた。確かに、ふっ軽なときにそういうスポットに駆り出しては魅せられる景観や自然が持つ”呼吸”は圧巻なのだが、必ずしもそうでないとき、人生のスランプに陥ってるときは同じような効き目があるかどうかは猜疑心があった。 ある日、ドキュメント番組

        あるゲームの主人公の話

          怖い夢ばかり見る

          はじめに 探偵という仕事は「探偵業の業務の適正化に関する法律」をもと、「調査」を行うのが仕事です。探偵だからって、私有地やプライバシーにみだりに介入する特権はありませんし(一般の方と変わり無し)、ましてや警察といっしょにまたは警察に先んじて刑事事件を捜査するのはもっぱら漫画やゲームなど創作のお話です。 本題 探偵業許可を取得して3件目のケースが訪れた。電話の主→依頼者は初めて話す人だった。どうやら俺が子どもの頃住んでいた団地で殺人事件が起きたらしい。俺はこの春からルーテ

          怖い夢ばかり見る

          1年度が終わる

          日本人は兎角4〜3月のカレンダーで動きたがる。 先日RIFU ROCK FEST.は皆様のお陰をもって実施でき、リフ超学校の1年のシメのイベントとしてもルーティンになりつつある。このイベントも何年かやってみて、回を重ねるごとにつくづくロック×市民活動の親和性を感じる。近年では実行委員のみなさんや支援者のみなさんが次々と強力になってゆくので、自分の実務負担もだいぶ少なく済んでいるんだろうなと思う。それも皆ボランティア・市民活動という枠組みで。世の中で「一般市民」が絶滅しない限

          ガラケー時代の想い出おしえて?

          高校時代は10代ボーイズガールズのお小遣い負担軽減に、PHSが大貢献した。 「パスカル」「ル・モテ」「ハイパーキャロッツ」等の機種が台頭してたと思う。その進化系で「feel H゛」が出た時、画面がカラーになって45字以内の「ライトメール」が無料になったのはおそらく思春期の僕らだけではなく業界も震撼したに違いない。 (当時はメール1通◯円という料金体制だった) その後、(1984世代でいうと)高校卒業あたりから今も健在のau等のキャリアメールを使い始めるようになる。この時初

          ガラケー時代の想い出おしえて?

          ミュージックライフと遠い未来

          何かとドカッとまとめて学ぶのは、幼〜少年期にこだわらなくても、何度かはチャンスが巡ってくる。でもそれが何度かは人それぞれ限界がある。 俺は今がその時かもと思っている。 Digital Performer(DAW:作曲等のソフト)の練習を始めた。 10年以上毎日触って自分の手足のように動かせるように努力したLogic Pro を離れる…訳では無い。兼用する。 作曲はLogic Pro 、仕上げはDigital Performerという分業をやってみたい。 俺には255の夢が

          ミュージックライフと遠い未来

          最後の夏休みはどう過ごす?

          だいたいの人はきちんと受験や就職に向けた準備をするんだと思う。でも俺は「受験は落ちても第二志望や二次募集や就職がある、でも学生の夏休みはここしかねえ!」と我が道(道楽)を極めることに全振りした。 高校最後の夏休みはとにかくレンタルビデオを借りまくったり、バイト代で太宰治の文庫本を買い漁ったりした。太宰作品のあの個性的な、繊細ながらも道化な主人公たちに自分を重ねたりしていた。 レンタルビデオは当時大手レンタルショップが車両基地近くではなくショッピングモール内にあり、何度も自

          最後の夏休みはどう過ごす?

          報告書の感想

          自分が住んでいる町のキャリアシップ(中学生の職業体験)の報告書を見た。4年ぶりに中学生が学校を離れて地域の仕事の現場を体験できたということで大変有意義な時間になったと思う。 報告書には参加した学生、保護者、受入企業等各種関係者からの感想やコメントが列挙されていた。 学生からは概ね満足げな実際の現場や地域社会、学校の授業を離れた非日常(将来日常になるのだが…)感性がありありと綴られていた。保護者の感想は充実したプログラムに満足した意見や親としての現実的な意見がバランス良く並

          酔っ払いお兄さんの独語

          年度末はやたらみんな忙しくて、そしてところどころで「評価」とか「実績」とか単語も多く聞く。 学校出て最初の職場が学校(教員)だったんだけど、その「評価」っていうのが嫌で嫌で仕方なかった。なんでこんな尊厳のある若者に点数つけてあーだこーだ書かにゃいけないんだってことで、結局その仕事は逃げ出して紆余曲折経て今は市民社会の世界にいる。 ここでも、助成金とか報告書の話になると「実績」云々の話になるんだけど、なんかみんな、「実績」ってことを、その頑張った人を讃えるためじゃなくて、よく

          酔っ払いお兄さんの独語

          逢いたいなー

          最近は体が疲れやすくて、午睡してしまうことが多い。 午睡中は眠りが浅いんだろうな…怖い夢を見ることが多い。 大切な人が自分の手の届かない世界へ行ってしまったり、離れ離れにされたりそういう夢が多く、夢が醒めた時の疲労感も結構重い。 学生時代から、年に一度だけ、ずっと「お誕生日おめでとう」メールをやり取りしている後輩がいる。今年でそのやり取りも多分20年目になるだろう。 大学の時はESSという英語サークルに所属していた。英語も出来ないしやる気もないし、酒も飲めない、コミュニケ

          祖母の期待に応えたか?

          相変わらず、家族とは数年に1回連絡が来るくらいの関係性で、ついこないだも祖母が自宅を離れ施設に入所した旨を知らされた。 俺と祖母の関わりは社会人第二期(都落ちして利府に帰ってきて東日本大震災が始まり、市民活動と出会う)が一番深かったような気がする。向こうでの仕事を辞めて時間だけやたらあった時期は災害ボランティアに打ち込みながらも、それでも空いた時間で祖母の病院の送り迎え等を手伝っていた。 祖母はたいへん信心深い人間だ。 心身を壊して関東から帰郷した俺のことを「神に呼び戻さ

          祖母の期待に応えたか?

          あの悟空でさえ死んだ

          この記事には漫画・アニメ「ドラゴンボール」「ドラゴンボールZ」のネタバレを含みます。 また「ドラゴンボールの話かよ…」と思った方ご了承ください。 昭和から平成の過渡期は、創作の世界では「正義は勝つ!」という勧善懲悪が圧倒的だった(1人の読者としては)。 その中で、ウルトラマンがゼットンに破れたり、SLAM DUNK湘北高校は山王工業を激戦の末破った後、次の試合はテキストだけで敗退が告げられたことは、多感な幼少期にとってはセンセーショナルで、画面や紙面を通して胸にぽっかりを

          あの悟空でさえ死んだ

          悪夢

          最近は眠りが浅くよくわからない夢を見ることが多い。そんななかで、今日は3〜4時くらいに早朝覚醒し、二度寝したときにここ一番疲れるような、目が醒めたあとも体が動かせないくらい疲れるような夢を見た。 ここで目が醒めたが、疲れすぎて両手をせいぜい動かすくらいで胴がなかなか動かしづらかった。朝食は諦めてそのまま布団でぐだーっと過ごし、「ひどい夢だったなー」と今も回顧している。

          あのベジータが涙した

          名場面っていつ見ても心動かされるけど、あまりにもメディアとかでリプレイされまくるとどうしても色褪せてしまうこともある。今日は「ドラゴンボール」でナメック星で最初にフリーザと戦ったとき(アニメだと「Z」の時代)、とどめを刺されたベジータの心情に寄り添ってみた。 俺はベジータのような貴族ではなく真逆で下賤な一般市民なんだけど、あまりに共感しすぎてベジータが涙を滲ませながら眠った土の匂いが香ってきそうだった。 ※以下「ドラゴンボール」のネタバレあり ベジータ家を棟梁とするサイ

          あのベジータが涙した