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唐墨(からすみ )レシピと、ちょっとした美味しくするコツ 2020

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▼仕入れ
ボラ子(ボラの卵)を仕入れるところが一番大事。
ボラごとき一年中、しかも世界中で獲れる魚
けれども今回必要なのは卵。
それも質がいいものに限られる。

ちなみにカラスミ=ボラ子というように認知されているが
海外のカラスミ(ボッタルガ)はほとんどキハダマグロ。
正直言って、どんな魚の卵でもやろうと思えばできる。
自分は実際にタラ子で試してみた。

質に拘るから
どうしても輸入モノは全て対象外
(輸入モノは価格は安いが全て冷凍モノ)
国産で、状態のいいモノに限られる。

最短で2〜3週間
寒くなって日本酒のアテに最高。
お世話になった人へのお歳暮として年末に配りまくっているw
(すごく喜ばれる)

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当たり前だが、
こんな珍妙な食材スーパーなんぞには出回らない。
買い付けに行くしかないのだが
調達できる人で目利きできる人に前もって頼むのがいい。
(僕も毎年頼まれるので買付量が年々増加して
もう本業、稼業にしてもいいくらいの量と金額になってしまっているw)

市場への入荷は例年9月後半頃から12月半まで。
販売は1箱3kg単位。

2020年の市場状況は
1箱に8腹入りのモノから14腹入りくらいが主だった。
大きな物ほど単価は高く歩留まりがいい。
単価は国産の生で、15000円〜5000円/kgくらい。
10月が一番高くて
12月に入ると一気に値崩れする(おせち用に間に合わない為)

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