歴史と活気、そして情熱が交錯する、ギリシャ🇬🇷はアテネ旅行記 【ヨーロッパ3カ国旅行 3~5日目】
※この記事は上の記事の続きです。
9/19朝。イスタンブール空港から、アテネに出発。
飛行機から見えるギリシャの景色は、海沿い以外は田舎だった。
アテネ空港に到着し、ホテルに向かう。
事前調査で、アテネは結構治安が悪いという認識だったので、不安になる。
我々のホテルは少し大通りから内に入った通りにあったのだが、やはり事前調査の通り、少し大通りから内側に入るだけで、治安の悪い雰囲気がムンムンするのだ。
夜には、薬をやっている人だったり、物乞いをする人だったりをかなりの数見ることになる。
この日の日中は、適当にアテネ市街をお散歩するにとどまった。
その夜、また別の友人が合流し4人で夜ご飯を食べたのだが、ギリシャの料理のまあ美味しいこと。
肉を食っても、パスタを食っても、何を食べても美味しかった。正直ギリシャの料理にはトルコの料理ほど期待をしていなかったため、正直結構驚いた。
(今回の旅の中で、一番料理が美味しかったのは、間違い無くギリシャである。)
確かに、地中海の料理はうまいか。
この夜食べた、スペアリブ、もう一回食べたいなあ。
その後、4人で山登りをした。
僕たちは、山登りの疲労感と引き換えに、アテネの歴史と壮大さを感じることのできる夜景を見ることができた。
さらにこの日の深夜、イスタンブールでクルーズに一緒に乗った友達がアテネに着いたらしいので、ホテルの玄関まで迎えに行った。
このホテルには玄関から僕たちの部屋まで電気がなく、廊下の窓が割れていたり、ゴミの臭い匂いがしたりする、あからさまに治安の悪い物件なのだが、夜友人を玄関まで迎えにいくということでさえ、かなり怖かった。
玄関には、現地人らしき方がいたのだが正直その人を見た時には、何かされないかと、膝が震えた。
2日目。
ここで、一つトラブルがあった。ヨーロッパ旅行に行く皆さんにも気をつけていただきたい。
このホテルの部屋の鍵は、オートロックであり、部屋の中から外に出る際にも部屋の内側から鍵を鍵穴に差し込んで捻って開けなければならない。
部屋の中の5人が準備を終え、いよいよ出発する時、内側から鍵を差し込み扉を開けた。
そして、その鍵は最後に部屋を出る人が回収すると思い、そのまま部屋の外に出た。
その後、最後に部屋から出る人が、その内側から刺さっている鍵に気づかず、そのまま部屋の外に出て、ドアを閉めてしまったのだ。
この時点で、ドアはオートロックであるために、もう開かなくなっている。しかし、鍵は内側にある。
僕たちは、部屋の中に入る手段がなくなってしまった。
その後、ホストの方に頼んでスペアキーをもらったのだが、内側から鍵が差し込まれているので、外側から鍵を差し込むことができない。
え、これ終わったくないか?
もうホストの方は帰ってしまったので、その建物の隣に住んでいる方に手伝ってもらったりもしたのだが、ドアは開かなかった。
このことをホストの方にスマホで報告すると、そういうことならば、25ユーロで鍵屋に依頼しなければならないと言われた。
致し方ない。
僕らはホストの方が再び戻ってくるのを待って、その場で25ユーロを渡して観光に行くことにした。
このトラブルに対応している時間、大体2時間。
この時間めっちゃ無駄だったなあ。
というわけで、ヨーロッパのホテルの鍵問題には皆さんも注意してください。
この間に、イギリスに留学する新しい友達も合流し、全部で6人になった。
この日は、アクロポリスを中心にみんなでアテネといえばの観光地を見て回った。
やはり、6人という大人数で回るのも色々と盛り上がって楽しいものだ。
パルテノン神殿なども、紀元前に作られたという歴史やその大きさを目前に感じることができ、とても感動した。
また、さすが性の国。街の至る所に"sex"を感じさせる商品が売り出されている。
トランプの絵柄でさえも、"sex"をもとに描いたものがお土産としてそこらじゅうで売られていた。
この日の夜ご飯は、海鮮系の料理を食べたのだが、海鮮に関してもどの料理をとっても絶品。
ギリシャは美味いものしかないのか。
ホテルに帰ると、6人でナポレオンという僕は初めて聞くトランプゲームをした。
後半は勝ち負けでポイント制にし、罰ゲームをつけたりしてとても盛り上がった。
こうやってみんなで盛り上がれるのも6人の強み。
といっても、実はアテネにはアクロポリス周辺の観光地以外にはこれと言って見るところがない。
3日目は、2人はもうアテネ発の飛行機で別の場所に行ってしまうので、4人でアテネではなくエギナ島に行くことになっていた。
3日目。早起きをしてエギナ島に向かった。船で片道2時間くらい。
この島にもまあまあ有名な神殿があるらしかったので、見に行った。
アファイア神殿は、パルテノン神殿に比べ保存状態がよく、写真映えしないような加工が施されていなく、とても神秘を感じた。
パルテノン神殿に比べて周りに人が全然いないのもとてもいい。
その後、せっかく島に来たのだから海に行くことにした。
エーゲ海はとても綺麗だった。
久しぶりに綺麗な海を見た。
水着や海用の靴を持ってきていたわけではなかったので、少しズボンを捲って海に入った。
初、エーゲ海。初、地中海である。
そうして、島を十分に満喫し僕たちはアテネに帰った。
この日の夜の飛行機で、サントリーニ島に移動するためだ。
一人は、ここで別の場所に行くため解散した。
という訳で次は3人でサントリーニ島編です。
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