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国東半島芸術祭に行ってきた。
大分県は国東半島にて開催中の、『国東半島芸術祭』。
そんなにアートに造詣が深いわけではないけれど、地元で大々的に開催される芸術祭ということもあり、ちょっと行ってみるか!という軽い気持ちで始まった今回の旅。どうせ参加するならとボランティアにも応募し、11/2,8~9の3日間、どっぷり国東半島の魅力に触れてきました。
公式HPもガイドブックも立派なものができているけれど、イマイチ何をやっているのか
別府というまち -よどみあう、まざりあう、そこにはもう一度、何かがある-
わたしが生まれた大分県の別府市という町は、温泉がたくさん湧いていて、町のあちこちで湯煙がたちのぼっている。
あと、それから、坂が多い。方角は東西南北よりも、「上」とか「下」をよく使う。
海がある方が下で、山がある方が上だ。
中学、高校生の頃、10号線沿いの港町にある実家から、徒歩でひたすら坂を上って山の方面へと向かっていく行きの通学路を疎ましく思っていたけれど、
帰り道にそれは逆に海へと続く
文化の祝祭、おおいた大茶会 -いま、大分で起きていることについて-
今年の秋、大分県では「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」という2つの大会が、「おおいた大茶会」というテーマのもとに同時開催されています。毎年どこかの都道府県で行われている国民文化祭が大分にやってくるのは20年ぶりです。
この20年間で、文化やアートをめぐる取組は、全国各地で地域づくりの文脈と深く関わりながら、一昔前よりも多様かつ盛んになってきました。
大分県内でも、「混浴温泉世界」(20
大分で、日本美術の巨匠達に出会う。-東京国立博物館名品展 @大分県立美術館 OPAM-
美術館が面白いと思ったのは、高校3年生の夏だったとはっきり覚えている。
部活での大会参加のために訪れた東京、空き時間に顧問の先生に連れて行ってもらった東京国立博物館で行われていた特別展「対決-巨匠たちの日本美術」が、最初のブレイクスルーだった。
当時受験勉強の為に日本史Bで習った、本阿弥光悦の「舟橋蒔絵硯箱」を生で観て、その意匠のあまりの美しさに、しばらくその場から動けなかったのを覚えている。