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サスティナブルな共感型モデルへの道

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世界の要請であり、地方、地域の在り方でもある持続可能な循環型社会へのシフトとそれを支える事業について考えます。
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2022年1月の記事一覧

至誠と知行合一@社会課題解決と事業計画の一体化

至誠と知行合一@社会課題解決と事業計画の一体化

令和4年がスタートしました。新型コロナによるパンデミックが始まって2回目の新年、私たちが世界のパラダイム転換を予見して、神戸の片田舎の地域工務店だったすみれ建築工房から「建築、暮らしだけではなくその先へ」とスローガンを掲げ、地域活性化事業へと社名も事業ドメインも転換してリスタートした株式会社四方継として3度目のお正月はこれまで練り上げてきたプランを本格的に実装し、実証する正念場の年になると感じてい

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持続可能性は計画・実行と構造化とのシンプルな組み合わせ

持続可能性は計画・実行と構造化とのシンプルな組み合わせ

新しい年がスタートした初めの週は1年間の事業計画の組み立てと改めてビジョンと役割分担を共有しました。毎年繰り返し同じようなことをしておりますが、(少しずつではありますが)確実に課題解決を繰り返し、螺旋状の成長ができているように感じています。ヘーゲルが提唱した弁証法的な螺旋型成長がもたらすのは持続可能性だと思っていて、それには芯となる方向性が非常に重要です。事業における方向性とは、理念やビジョン、あ

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持続可能性は計画・実行と構造化のシンプルな組み合わせ② 適材適所と課題の細分化

持続可能性は計画・実行と構造化のシンプルな組み合わせ② 適材適所と課題の細分化

2022年、新しい年を迎えて今年の私のテーマは「構造化」です。昨日のnoteにも書きましたが、現在、世界中で注目され、求められている事業も社会も環境も持続可能性を高めるにはそれが欠かせないとの気づきです。
分かりやすく建築に例えると、しっかりとした基礎や土台を設計し、構造計算通りに作りあげることが、地震や台風などの外部環境の大きな変化に襲われてもビクともしない構造を組み上げる、建築物を維持する絶対

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伊勢の神宮にみるサスティナビリティー 〜常若の思想〜

伊勢の神宮にみるサスティナビリティー 〜常若の思想〜

毎年1月の後半に伊勢の神宮にお参りする様になってかれこれ7年。松坂で不動産と建築の事業を営んでおられる上月社長にアテンド頂き全国の同業の仲間と顔を合わせる貴重な機会になっている事もあり、毎年欠かさずお詣りをしています。今年も外宮前にある観光センターでボランティアのガイドさんをお願いして神宮にまつわる様々な解説を頂きながら外宮から内宮、そしてゼロ磁場として有名な瀧原宮にお参りしました。

伊勢神宮は

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