見出し画像

さぁ、わくわくを言い訳に旅に出よう。


表題とは一見無関係に見えるが、
述べさせていただきたい。


最近の私の頭の中にある問い。
それは「直感とは何か?」だ。


直感の正体について思考を重ねてみたので
アウトプットとして記録を残しておきたい。


【SHOKOの頭の中】
・昨今、左脳優位で直感力を養えていない気がする。
・むしろ直感を使っていないと、鈍化してくるのではないか?
→直感力が鈍ると、意思決定の精度が落ちるのではないか?と懸念してる


結論、私は、最適な意思決定は

【 論理(左脳)  と  直感(右脳) 】 

をうまく統合させることで、
初めて生まれると考えている。

この両者の関係について考察していきたい。

🟠直感の正体とは何か?

直感: 論理的思考が瞬時に行われるようなもの

直感が誕生しやすいのは、時間的な猶予があまりない環境下で、大事な決断を狭まれる場面が多いのではないだろうか。


これらのシチュエーションにおいて
論理的思考を構築していると、あまりにも時間を要するからだ。


瞬時に決断を狭まれる局面において、
「あ、もう100%この手段しかない!」
と、考えがひらめくときがないでしょうか。


後述するが、これは
論理的思考の累積が、直感へと昇華された瞬間だ。


🟠直感の育み方

私は、旅は直感力が猛スピードで育まれる遊びかつ、直感力が最も発揮される経験であると思案している。


私は過去に、バックパック旅で10ヶ国周遊してきたわけだが、宿は当日まで取らず、旅ルートを当日まで明確に決めないのがマイルール。復路の航空券を購入していないこともしばしば。

行き先の検討は、現地に着いた瞬間始まる。

とはいえ、時間的な猶予があまりない中での大事な訪問先ルートの決断になるため、瞬時に心の声に耳を傾ける必要がある。

・私は今この瞬間、何を求めているのか?
・いま、1番行きたい場所はどこか?
・いま、何を食べたいのか?
・いま、どんな景色が見たいのか?
・いま、どのように過ごせたら最も快適か?


五感を駆使し、感性を研ぎ澄ませ心の声を聞き自分と対話をする。


そのとき、突如として”今この瞬間”
最も居心地の良い、求めている最適な過ごし方の案がパッとひらめくことがある。


その直感は、具体的に頭の中で考えるとか、表現するというものではなく
自然と湧き出た感覚、「感じ」なのである。


本当に何もないところから、突然湧き出てくるわけではない。


この段階で、いったい脳内で何が起きているか?
私なりの解釈を述べてみる。

問いという司令によって
脳が即決を意識する緊張モードへ突入

“快適な過ごし方とは何か?”という
抽象的な問いが高速で脳内を巡回

今までで体感した、快適な複数場面の想起

類推(アナロジー)

列挙された中から、
“今この瞬間求める快適な過ごし方”への
ベストなシチュエーションの抽出

過去ではなく現在のシチュエーションに適応させて
脳内でチューニングし、願望を具現化

最適な選別、決断へ到達


抽象〜具体の思考プロセスを経て、高速な意思決定が行われる。

ショートカットではあるが、上記過程の中で
結論づけされた回答が降りてくるのだろう。

ただ超高速なので、考えている感覚は一切なく、フワッと湧き出る感じなのだ。

そして面白いことに、旅を重ねるにつれて
湧き出るスピードも迅速になるのだ。

わたしはこの体験から、直感とは

数多くの経験を踏んだ上で、
高速な意思決定の導き出しを
日常的に行うこと
によって、
脳の回路が鍛えられ、修練されていった結果
生じた産物である

と捉えている。


このように、今までのすべての経験を土台として、
そこからある瞬間、突如生み出されるものが直感だとすれば


経験、論理的思考の蓄積が、思考スピードをさらに加速させ、鋭い直感を導いてくれるといえるだろう。


累積思考量の増加に伴い、過去取り扱ったテーマの題材が増えることから、瞬時に自分なりの意見や発想が出てきやすい。考えたことがないと、その場で思考してしまう。そういうことだと思っている。


直感と論理は二項対立されることが多いが、
対立ではなく、両者は連関関係なのだ。

・論理的思考力を鍛えることは、鋭い直感力の習得へと連鎖する
逆説的であるが、
・直感力を鍛えることは、結果的に論理的思考への習得へと連鎖する


これらが、示唆として言えるように思う。

🟠直感のキャリアへの活用方法


ここまで来ると、キャリア形成においても、何故直感に従うのが大切なのか垣間見えてくる。

よりよいキャリアの検討には、

①自分の心の叫び、響き(直感)を捉えて抽象→具合で考えるアプローチ
②具体の業務内容から抽象化していくアプローチ

2種類がある。①はまさに直感型だ。


①について言及したい。

就職活動や転職活動中へ出会った会社に、自分の”気持ち”がハマるかハマらないか、直感は結構大切だ。直感は論理の集大成であるからだ。
私自身も悩む中で、何とも言葉では表現し得ない直感をモノサシにすることはあった。


※内定辞退の際に「直感で貴社へ違和感を感じ、他社の方にご縁を感じました!」と返答することは納得感がないので御法度だ。笑


瞬時に考え抜いた先に広がる、論理を超越する直感の領域に到達することができれば、自信を持って振り切っていただきたい。


人々は1日平均2万回以上、無意識に選択という意思決定しているらしい。
が、ここに直感が影響しているのだとしたら。
直感力を高めるだけで、人々を包括的に取り巻く人生のあらゆる局面において、良質な選択の総量が増えることは言うまでもない。


直感力を鍛えることは、副次的に仕事、人間関係にまつわる選択の質を高め、幸福度の上昇へと繋がる。


さぁ、直感力を高めるために、
今すぐ行動しよう。


わたしは、9月に友人と旅に出ることにした。
行き先はモンゴルかスリランカの予定だ。
勿論、具体的な行き先はざっくり以外に決める予定はない。
ただ、とてもわくわくしている。


直感力を日々高め続けるために、旅に出て視野を広げ、思考を育むことを怠りたくない。戒めも込めて。


最後にインドの写真でも貼って終わります。

ナマステ🙏

メインバザール INDIA


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?