「 弥生の精進料理」 2024年3月
啓蟄を過ぎると、ぐっと春めいて、一斉に新芽が芽吹いてきますね。山菜の苦みはデトックスに良いと今では知られていますが、季節のものを食べればおのずと体に良いという自然の摂理をしみじみ感じます。
さて、今月のご飯は、菜花のほろ苦さと梅干しの酸っぱさを利用してのさっぱりした炊き込みご飯、「梅と菜花ご飯」にしてみました。梅干しは塩分濃度が低いものは7%くらいから、しょっぱいものだと18%くらいあったりしますので、薄いものなら塩を少々、辛いものなら個数を3個から2個に減らすなどして調整