実は医者に頼るのが早かった(笑) 薬と病院を避けつづけた結果

どうも化学物質過敏症っぽいぞ、と思って不安な方に。

化学物質過敏症専門外来に行けばいいのは分かったけれど、実際に行くのが容易ではない、すぐに予約が取れないが一刻も早くなんとかしたい。
その気持ちはとても分かります。

医学的なことは書けませんが、『経験者は語る方式』で、それでもこれだけは遅かれ早かれ、どこかの病院できちんと検査したほうがいいであろう項目、だったらすぐ検査したほうが良くない?とご提案したいのは、

栄養素が足りているのか

ということです。
私や私の周囲の方々の、過敏症発症時にはだいたい、亜鉛が基準値を大幅に下回っていることが多いようです。
そのほか、ビタミンミネラル類、タンパク質等。
私の基準値以下は、亜鉛だけでしたので、出されたのは亜鉛の錠剤のみでした。

当時、薬が嫌いで極力飲まないようにしたくて不安でいっぱいだった私は、担当医に、

「なんとか頑張って、薬飲まずに、食事で摂れないですかね…?」(この期に及んでまだ、自分だけの努力でなんとかしよう、としている思考の現れ)
「仮に、牡蠣を毎食10個ずつ食べたとしても、ぜんぜん追いつかない量だから…無理ですね」
(具体的には忘れたけど、天文学的に無理な値)

と説明されて、牡蠣を口いっぱいほおばって吐いている自分を空想し(牡蠣が苦手)、なんともなんないので諦めて毎日真面目に飲みました。
1ヶ月くらい続けて飲めば、数値はギリギリ基準値内になりました。

(栄養剤、サプリを飲む前は必ず、検査してからにしましょう。自己流の判断で飲む、ことの弊害の情報は、ネットにたくさん出ているようです。)

その昔、私はマクロビオティックや玄米菜食の料理教室に行くのが楽しくて美味しくて、ハマっており、その後の考え方も大きく影響を受けていました。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)も持っていたので、どんだけ体内の亜鉛を使いまくって消費していたんでしょう…。

あれだけ体内の亜鉛量が少ない状態でなお、肉をそんなに食べずになにか極度のストレス(香害の柔軟剤臭その他)に自力のみで立ち向かおうとする、って、ねぇ…あらためてこうして書いてみると、自分の体への、虐待もいいとこですよねぇ笑(遠い目)。

また、主治医も、必要最低限のお薬の処方をしてくださったので、その辺は、信頼を(笑)。


【追記】
悔しいのは、甲状腺専門外来に何年も通っていたのに、栄養素…亜鉛の検査なんてしたことがなかったんです。検査項目に無いので。もっと早くしていたらなぁ。(人間ドッグも健康診断も行かなかったし)
亜鉛を消費しやすい、なんて、素人がネットで調べたって、明らかじゃないですか。
そこは、ちょっと連携っていうか、気を利かせて貰ってもいいんじゃないか…。
せっかく毎回痛い思いして、採血してるんだかからさ、ついでに調べてよ〜。初診時にやってくれてもいいんじゃないの。何年放置してたのかと。

プライベートな健康ドクター、予防医学、欲しい。

こう考えていくと、我々は皆、いつも背景として「スキあらば本人のメンタルや性格、意思の弱さ、精神病だと結論付けて片付けようとする」傾向が根強く存在していて、医師達ですらそうであるのだなぁ。
(化学物質過敏症の専門医師は、そうではなかった)
ていう背景が見えてきますよね。我々一般人にも、知らずしらず、深く浸透していることに気付く。
(今回の、有名な甲状腺専門外来でも栄養素の検査は無いが、メンタルの医師は駐在していて、それ系の薬を出される可能性がある。この仕組みよ。)(メンタル系の診察経験は無し)

こんな簡単なこと、医学部に6年も行き、毎週学会に出ていても、気付かないという、思い込みの恐ろしさ…?。(てこと、なのかな?…まぁここを深堀りするのはやめましょう笑)

自分はそうならないでいたいものです。


【追記2】
ビタミンB12も足りてなかったでした。
今、久しぶりに飲んでみてます。
素直に言うことを聞いておいたほうがいいわね、と素早くサクッとなんの抵抗もなく、行動できるようになった自分に驚いています。
なぜあんなに、いろんなものに抵抗していたんでしょうかね、当時の自分、謎…。

【追記3  2024.4】
やっぱビタミン剤は基本、飲むのをやめます。
極力、食事から摂るようにします。
そーしないとまた、怠惰な不摂生生活に戻りそうになり、
それは私には、全く心地よくないからです。


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