SHOHEI ITO

山の魅力に取り憑かれたIT社長(社員ゼロ)。 山も会社もソロ。 登山歴、5年くらい。…

SHOHEI ITO

山の魅力に取り憑かれたIT社長(社員ゼロ)。 山も会社もソロ。 登山歴、5年くらい。 テント泊好き。 IT業界歴、19年。 PM/PMO、システム設計、PGまで幅広くやってます。

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システム開発の現場の現実

久しぶりに新システムの設計をゼロからやっていて、改めて思ったこと。 どんなシステムでもお決まりのように実装しなきゃいけない事を、なぜ毎回毎回、設計書にゼロから書かなきゃいけないのか。 書き手によって、設計書の様式も、文章表現も様々だけど、結局実装したいことは同じなのだ。 なぜにこうも、システムの設計作業はアナログな作業なのか。 システム開発の現場こそ、もっとシステム化するべきだ。 十数年前に、この業界に就職した時から、ほとんど何も変わらない、Excelに書き書きする

    • 川の真ん中で

      • プロジェクトマネージャーの独り言「成果物志向で行こう」

        PMとして考えていることを語っています。 今日も独り言です。 プロジェクト計画を作る時、WBSを作る時、見積もりする時、設計する時、システム開発のプロジェクトで何か作業する時には全て成果物を意識した方が良いのだが、成果物への意識が低いPM/PLを見かける。 その作業をやる事で、成果物として何がうまれるのか。具体的な成果物のイメージをもって作業しよう。そして、何をするにも成果物を残していこう。 設計、PG、テストはわかりやすい。作業した結果がそのまま成果物となるから。成果物

        • プラジェクトマネージャーの独り言「代打オレのジレンマ」

          今日も独り言。 プラジェクトマネージャーでありながらも、設計や、状況次第ではプログラミングもするという人、発注元のユーザー企業や最大手のSIerでもない限りは、そこそこいるのではないかな。 そういうプロジェクトマネージャーのことを、プレイングマネージャーと呼んでいる。少なくとも僕のまわりでは。 僕もプレイングマネージャーを経験しているけど、なかなか大変。 プロ野球でも選手兼監督ってあったけど、それも難しそうだった。選手としても監督としても、良い結果になったという印象は

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        • DIY
          1本

        記事

          プロジェクトマネージャーの独り言「受注側の責務と発注側の責務」

          IT業界で18年。 SIerでPMをやってきた経験から、PMとして考えている事を語っていきます。 今日も独り言です。 cocoaの騒動、同じIT業界に身を置く者として、残念でならない。あのような多重下請構造は、日本のIT業界では当たり前だから驚かないが、どうしてこんなにも酷いことになってしまったのか。 多重下請構造によるシステム開発では、関係する企業は発注側と受注側の関係性ができている。この時現場で起こるのは各社間での責任範囲の境界を決めること。 しかし、全てにおいて責

          プロジェクトマネージャーの独り言「受注側の責務と発注側の責務」

          プロジェクトマネージャーの独り言「課題管理はストイックに」

          IT業界で18年。 SIerでPMをやってきた経験から、PMとして考えている事を語っていきます。 今日も独り言です。 課題管理、放置しがち。各工程やプロジェクト後半になって、掘り起こされ、これやばい。。。ってなりがち RedmineとかBacklogとかツールは何でもいいんだけど、課題をあげた後に放置し過ぎなんだよね。 どうしても、すぐに手を動かせる状態のタスクを優先してしまいがちで、その気持ちは分かるんだけど、プロマネまでそうなったらダメだ。 定期的に管理されてる課題

          プロジェクトマネージャーの独り言「課題管理はストイックに」

          プロジェクトマネージャーの独り言「悲観的に計画し、楽観的に実行する」

          IT業界で18年。 SIerでPMをやってきた経験から、PMとして考えている事を語っていきます。 まぁ、独り言です。 プロジェクトでは常に何かしら計画を作っては実行し、また計画作っては実行し、を繰り返してるんだけど、まぁほぼ計画通りにはいかない。 どうせ計画通りいかないならと、数年前までは、基本的には楽観的というか、何とかなる、何とかするさ、の精神で計画たてて、あとは状況の応じて計画外の事に随時対処していけばいい、マネジメントなんてそんなもんだと考えてた。 だけど、数年

          プロジェクトマネージャーの独り言「悲観的に計画し、楽観的に実行する」

          SIerのプロジェクトマネジメント 「STとバグとリソース」

          SIerのプロジェクトマネジメントでは、 SIerでPMをやってきた経験から、SIerでのプロジェクトで良くある状況で、僕ならPMとしてどのように判断していくかを書いていきたいと思います。 若手PMさんの参考になれば。 想定する状況システムテスト工程に入ってから、結合テストまでに検知されるべきバグが多数見つかった。 お客様からの信頼は失いつつあり、挽回するためにも早急にバグ対応し、品質改善したいところ。 しかし、システムテスト工程に入る頃には、すでに開発者のリソースを解放し

          SIerのプロジェクトマネジメント 「STとバグとリソース」

          問題解決の思考法

          僕が働くシステム開発のプロジェクトでは、次から次へと問題が起きます。 本当、何をやっても問題ばかり起きるのです。 そもそもプロジェクトというのは、過去に似た内容のプロジェクトがあったとしても、完全に同じものはないので、常にどこか新しいことに取り組んでいるわけだから、問題が起こるのは当然なのでしょう。 1つ問題を解決すると、また1つ別の問題にぶち当たり、それを解決するとまた・・・といった感じでプロジェクトが進行していくことも少なくありません。 とは言え、余程のことがない限り

          問題解決の思考法

          【PM/PL】他者は変えられない

          PMやPLやると、常に最も苦労することは人のマネジメントだと思う。 なぜ言われた事しかやらないの? なぜ言った事もやってくれないの? なぜこんな間違いするの? なぜそう解釈してしまうの? とか、 こうなってしまったのも、誰々が言ったことをやってくれないからだ。 誰々が分かってないからだ。 とか・・・・・。 プロジェクトには問題がつきものだけど、 何か問題が起きた時に、その原因や解決するポイントを 他者や他社に置いてしまうPMやPLいません? 僕もそんな風に思考して

          【PM/PL】他者は変えられない

          初めての海

          初めての海

          型を作る準備

          一週間ほど前、 自分がIT業界で経験してきた事を、noteに投稿していこうと思ったけど全然書けない。自分の仕事のやり方に型がないからだ。 と書いたので、型を作る準備です。 僕がプロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)と言われる役割を任せられるようになって11年程経ちます。 主に金融系システムの開発プロジェクトで、プロジェクトマネジメントを経験してきましたが、研修や教育といったものは受けたこともなく、現場で経験し失敗を繰り返しながら学んできました。

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          読書「未来に先回りする思考法」

          「未来に先回りする思考法」著:佐藤航陽 最近、読み始めた本です。 まだまだ序盤ですが、気になる内容がありました。 「イノベーションは必要性から生まれる」 ITの世界で何故日本からイノベーティブなサービスが生まれないのか、僕自身もまた何故イノベーティブになれないのか、ずっと疑問に思い悩んでいました。 同調・協調を重んじる日本の国民性や文化、習慣、自分の性格が原因なのか? 僕自身もだが、多くのエンジニアがSESや受託開発の業務に従事しているようなIT業界の構造が原因な

          読書「未来に先回りする思考法」

          なかなか書きたい事が見つからない

          12月に入ってから、noteの投稿は3件。 書き始めると、トントントンと書けたから、そのまま続けられるかもと思ったけど、そんな甘くないか。。。 自分が記事を書き続けられる、ベースになるネタを決めないといけないね。 やっぱり型だ。 自分の型を作るんだ。

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          自分の型ってある?

          ○○の呼吸、一ノ型 今、話題のアニメでは剣術の呼吸法、型が師匠から弟子へと受け継がれていますね。 現代でも伝統芸能や伝統工芸なんかでは、流派のような形で受け継がれている。 人に物や事を伝えていくのに、型というものにまとめあげるって、重要な事なんだと、ふと思ったのです。 僕もIT業界で18年、PG、SE、PMとよくあるパターンのキャリアを積んできました。 だから、その経験に基づいた情報を発信していこうと思い、noteを始めたものの、書けないのですよ。 何から書くのか

          自分の型ってある?

          PMとリーダーシップって別物だよね

          プロパーとしてのPMから、業務委託でPMOもしくはSEやるようになってから気づいた事。 PMとリーダーって違うんだなって事。 PMって役割であり一種のスキルであって、リーダーってのは資質。 だからPMやる人がリーダーとして適任かというと違う。 PMができないというのは、スキルが足りないという事。スキルを学んで実践すればいい。 だけどリーダーができないってのは、資質だから、学んでできるものではない。 残念ながらリーダーが不向きな人は、たぶんずっと不向きなんだろうな。

          PMとリーダーシップって別物だよね