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プロジェクトマネージャーの独り言「課題管理はストイックに」

IT業界で18年。
SIerでPMをやってきた経験から、PMとして考えている事を語っていきます。
今日も独り言です。

課題管理、放置しがち。

各工程やプロジェクト後半になって、掘り起こされ、これやばい。。。ってなりがち

RedmineとかBacklogとかツールは何でもいいんだけど、課題をあげた後に放置し過ぎなんだよね。
どうしても、すぐに手を動かせる状態のタスクを優先してしまいがちで、その気持ちは分かるんだけど、プロマネまでそうなったらダメだ。

定期的に管理されてる課題を確認して、解決しないといけない期日とか、解決までのプランとかを明確にしていかないとね。

プロジェクト序盤はまだ余裕があるから、つい期日もプランの決定も先送りしてしまうのも分かるんだけど、せめて週1回は課題に目を向けよう。

課題管理には、ストイックさが必要だと思うんだ。

課題の期日とか解決プランを決定することは、プロジェクトチームや担当する人、プロマネ自身に負荷をかけることになるんだわ。だから、分かっているけど・・・・って先送りしてしまいがち。

自分たちを自ら追い込むような事をするわけだからさ、アスリートのようなストイックさ、精神の強さが必要だと思う。

課題管理っていうと、課題をリスト化しただけで管理してると思っているプロマネもいると思うけど、それは管理してると言えない。

課題管理で必要なことって、

①課題のリスト化
 →ツールは何でもOK
②各課題の期日設定
③ 各課題の解決プランの決定
 →所謂アクションプラン。進捗具合が分かるように何段階かのステップに分けること!
④プランの実行
⑤プラン実行状況の確認と記録
⑥プラン実行の催促
 →管理する人は丁寧なコミュニケーションを心掛けて。
  課題対応してる人は高ストレス状態で頑張ってくれてるから。
  追い詰めるような事はしないように。
⑦必要あればプランの修正

ってところかな。

③のプラン決定では、前段のステップの結果によって次のステップが決まるようなケースもある。
その場合もそれが分かるように。
次のステップのパターンが分かる場合はそれもリストに記載しておこう。

⑤では、時期にもよるけど、特にプロジェクト終盤であれば、朝・昼・夕とこまめに状況確認した方がいいかな。

どうしても後回しにしがちな課題対応だけど、こまめに課題は潰しておくのがいいね。
ストイックに。

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